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肩を組むときの心理|カップル/男/女/同姓・円陣を組むとき

更新日:2024年06月27日

コミュニケーション

肩を組むのはどのような時で、どのような意味を持つのでしょうか。カップルであったり、友人同士であったり、その時々で状況や意味は変わって来ます。そしてその時、肩を組む側と組まれる側ではどのような心境にあるのかを見ていきたいと思います。

肩を組む意味は人や状況によって変化する

人同士の繋がり

恋人同士であったり、友人同士、または親子や上司部下の関係で、肩を組む行為の意味は変化します。それでも根本にあるのは、はお互いの心の繋がりの深さです。お互いを想い合う気持ちを肩を組むという行動で表現しています。人同士の関係が希薄となっていると言われる現代で、肩を組むという行為は非常に大切な意味を持つと言えるでしょう。

やる気を高める

円陣を組む行為は意味をなさないと、逆にミスを併発すると言われていると述べました。それでも皆が1つになって円陣を組み、そこで一体感を持つのは悪いこととは言えません。この時にお互いが抱いた一体感がチーム個人個人に、「必ずやり遂げる」という決意を改めて固めさせることにもなります。 「チーム一丸となって」という状態になるのであれば、円陣を組み士気を高める行為は重大なものです。

肩を組む際は状況判断を正しく

行動が状況に対して適切であるか

肩を組んでいる同士が良くても、周りから見ると不愉快な状況と言うのは必ずあります。例えば真面目な状況の中で、カップル同士が肩を組んでいると、いわゆる「いちゃついている」と捉えられかねません。その場合はやはり周りから見ても好ましくなく、不愉快な気持ちになります。自分たちしか見えないという事態にはならないようにしましょう。

組まれる側の気持ちも大切に

自分が肩を組みたいという理由を優先して、相手の気持ちを思いやらないということはしてはいけません。仲のよいカップルであっても、相手の体調や周りの状況から不快感を持たれることがあります。 特に男女の友人同士や上司部下の関係の場合は、なおさら注意しましょう。馴れ馴れしく肩を組まれていらいらされたり、セクハラ行為ととられると、お互いが嫌な気持ちにさせられます。男女関係なく体に触れられることそのものに嫌悪を感じる人も多々いますので、相手が不快感を表したら早々にその行動をやめましょう。 「やめてほしい」と言われても、その場の勢いでふざけ半分で続けるのは非常識な行為です。特に男性が女性の肩を組む場合、女性が拒否をすると本気で嫌がっているということを理解しましょう。

嫌な時は嫌だとはっきりと

肩を組まれて不快に思うなら、強いて我慢する必要はありません。同性であれ、異性であれ、不愉快なものは不愉快です。大切なのは自分の気持ちですから、嫌なら嫌だとはっきり伝えましょう。それでもやめてくれないのであれば、さりげなくその場を離れることも有効です。特に女性が男性に拒否する場合は、やんわりとした拒否の仕方は避けましょう。

男女の感覚に関しても気をつけて

女性が単に親愛の気持ちからした行為であっても、男性の感覚ではそうとはならないときがあります。女性が自分に気を持っているのではないかと思ってしまいます。逆に男性から女性に親愛の意味でした行動が、セクハラとみなされることはよくあります。お互い、異性の感覚の違いも認識しておくべきです。

肩を組む行為はボディタッチである

留意したいのは肩を組むという行為は、ボディタッチであるということです。そのため先にも述べたように、状況によってはセクハラ行為ととられかねません。「肩を組む行為はボディタッチである」ということを忘れないようにしましょう。

文化による感覚の違い

挨拶がボディタッチ

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初回公開日:2017年10月26日

記載されている内容は2017年10月26日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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