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就職試験の作文の書き方・起承転結と書き始め・よく出るテーマ

書類選考・ES

就職試験において「作文」が出題されることがあります。社会人としてスタートを切るための試験のひとつですから、作文の書き方・起承転結と書き始め、よく出るテーマについては対策を練っておく必要があります。どのように書き進めていけば良いのか、ご紹介することにします。

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就職試験の作文の書き方

就職試験の作文の書き方

就職試験の作文のテーマと文字数は当日に発表されます。事前に準備されてしまうと就職試験の目的の貴方の人柄を伺うことができません。また自由なテーマでの出題もありません。ところで、作文にはどんな定義があるのでしょうか。 作文と似たものに論文があります。まず、作文と論文の違いを説明します。この違いが分からないと就職試験に支障をきたしてしまいます。 作文は、自分の経験に基づいて感じた事、考えを述べる文章です。それに対し論文は、ある意見・見解に対し自分の判断を下し、そう判断した根拠・理由を述べる文章です。 です・ます調、だ・である調の区別も頭に入れておきましょう。~だ、~である、~だろう、は論文形式になります。文末を、~です、~ます、で終わらせる方が、より作文らしくなります。

就職試験の作文を上手く書くコツ

起承転結

起承転結は四文字熟語として学習しました。分かり易くいうと四コマ漫画です。けれど正しく説明するのはなかなか難しい言葉です。起承転結は、物語の構成の仕方を表します。 起:物語の前提の説明です 承:事件が発生します 転:事件が解決されます 結:そして、どうなったか、結末です ここで注意しなければいけないのは、起承転結の配分は1/4ではないということです。就職試験の作文は起承転結に従って書き進めていきますが、起と結が長すぎると意味が伝わりにくくなってしまいます。配分としては、起:10%、承:40%、転:40%、結:10%が好ましいとされます。

書き始め

就職試験の作文の書き始めは、起承転結の起の部分にあたります。たとえば、就職試験の作文のテーマが「10年後の自分」だった場合、90%以上の人が「10年後の自分は」と与えられたテーマの結論から書き始めてしまいます。 こう書き出してしまうと、あとは理由を述べるしかなくなり、人を引き付ける魅力に欠けた文章になってしまいます。就職試験の作文の起の部分を工夫することが合格のポイントになります。

語彙力

就職試験の作文の書き出し部分は、セリフ(会話)やエピソードから入ると読み手にインパクトを与えます。知らず知らずの内に読み手を作文に引きずり込んでいきます。作文の冒頭部分に必要なものは語彙力です。上手に言葉を使うと読み手にも考える余地を与えます。 単純な言葉を並べただけの文章には人を引き付ける魅力がありません。嬉しい、楽しい、悲しいという形容詞での表現を避け、別の言葉で言い換えましょう。たとえば「楽しかった」は「ワクワクして眠れなかった」と表現できます。 形容詞の 羅列は陳腐な印象しか与えません。就職試験の作文で合格を得るためには、書き始め部分に工夫をこらし、作文全体を生き生きとさせる必要があります。

作文を書く時に必ず確認すること

作文を書く時に必ず確認すること

時間

就職試験の作文は制限時間内に書き上げなければなりません。会社側が作文を書かせる意図は、制限時間内に制限文字数で与えられたテーマに対し的確に答えられているかを判断するためです。 事実と意見を区別しているか、理論的な表現ができているか、文章力、漢字の知識、正しい送り仮名、文末などから貴方の一般常識が問われます。同時に人柄を判断する意味も込められています。

文字数

テーマが与えられ、時間制限の中で作文を書くには普段からの訓練が必要です。就職試験の作文では文字数にも決まりがあります。仮に、2000文字以内で、という指示があったとします。就職試験のしっかりした準備ができていないと2000文字のボリュームは分かりません。これは感覚として身につけなければなりません。 指定された文字数は、2000字。起承転結の配分はどうする、書き始めにはこれくらい当てればいい、などが瞬時に判断できなければ就職試験の合格は遠いものになってしまいます。

就職試験の作文でよくあるテーマ

将来の夢

将来の夢は。就職試験の作文のテーマとして出題された時は「将来の夢は」と書き始めてはいけません。起承転結のところでも説明しましたが、そう書き始めると、結論を先に述べて理由を付け足すという非常につまらない文章になってしまいます。企業側は貴方にどれだけの夢があるのかを貴方に問うています。 起承転結のルールに従って、将来の夢は最後に持っていきましょう。小説において作者が本当に伝えたいことは最後の3行にあると言われます。そのために作家は多くのページを費やします。就職試験は短時間での勝負です。結論から書き始めてはいけません。

抱負

抱負は、将来の夢・目標と似ている言葉ですが、意味は異なります。就職試験で「貴方の抱負は」と聞かれた時に、将来の夢・目標を語ってはいけません。将来の夢・目標は実際にどうなりたいかということですが、抱負には決意や志望が含まれています。 抱負の「抱」には心にいだくという意味があり、「負」には負けるではなく、背負うという意味があります。抱負とは心に強く念じ、背負うというイメージがあります。人としての生き方や使命感と言い換えれば分かり易いでしょう。

社会人としての心構え

社会人としての心構え

「社会人としての心構え」のテーマは良く出題されます。回答するのに非常に難しいタイトルです。個人の思想・哲学に近いからです。貴方の考えを用意しておけば大丈夫です。例えば、 ・社会人の概念・定義 ・学生と社会人の違いは何か ・親や兄弟、恩師など身近な社会人と貴方の違いは何か です。このテーマに関する書籍も多く出版されていますが、正解はありません。社会人としての心構えは貴方の中にあるので、貴方が求める社会人像を書き進めてください。

10年後の自分

「10年後の自分」のテーマでの作文は、10年後の会社の経営理念・方針と合致していなければなりません。これは重要です。漠然とした貴方の10年後を書いても不採用間違いなしです。 このテーマに的確に答えるには「10年後の会社内で貴方はどうなっていたいか」を具体的に書かなければなりません。説得力のある作文を書く対策として、会社のホームページから、クチコミや評価を検索して準備をしておけば良いでしょう。

志望動機

就職試験の作文のテーマが「志望動機」の場合、内定をいただく大きなチャンスです。そのためには就職試験を受ける会社が「どういった人材を求めているか」ということを十分に理解・把握しておく必要があります。 言い換えれば、貴方が優れた人材であったとしても、就職試験を受ける会社が求めている条件・能力・思考を満たせなければ採用は難しくなります。

会社側の採用条件を理解しておく

就職試験の前に、その会社の経営理念・経営方針を理解していなければなりません。会社サイドが求める人材は、自社に利益をもたらす人ですから、貴方のやりたいことだけを書き綴っても駄目です。会社の経営理念・経営方針と合致しなければ採用されないでしょう。

志望動機の作文の構成

作文のテーマが志望動機の時は、「入社したい熱意」から書き始めます。次にその理由を具体的に付け加えます。そして、会社の製品・サービスに触れます。事前に会社説明会を受けているなら、その時に貴方が感じた印象、得た事を書くことが大切です。 会社に対する貴方が受けた印象に対し、貴方が会社のために役立ちたい気持ちが熱意です。ただ単に貴方がやりたいことを書いてはいけません。会社に貢献するための貴方のやる気が評価されます。

回答の見本

回答の見本は、残念ながら用意できません。仮に用意してしまうと固定概念が生まれ、出題内容によってはテーマとかけ離れた、チンプンカンプンな作文になる可能性があります。アドバイスできることは、貴方の入社したいという熱意と10年後の貴方を想像し、心に刻んでおくことです。とにかく採用されるために必要なのは「貴方の熱意」です。

就職試験の作文の書き方は難しい

以上、解説してきましたが、就職試験の作文は難しいです。なぜなら、一般教養を問われるのではなく、貴方の考え方を書く必要があるからです。起承転結の法則にも触れましたが、テーマが「志望動機」の場合は、「結」から書き進めなければならない状況も訪れます。 就活とは全く関係ない、「2020年の東京オリンピックに寄せる貴方の期待は」というお題が出されないとも言えません。断言できることは、就職したい会社の経営理念・方針をしっかり捉まえておくことと、貴方自身の社会人像を貴方の中に描いておくことです。

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