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好印象を与える作文の書き方とコツ・入賞する作文の違い

書き方・例文

作文のコツの大半は、文章の構成です。大枠ができていれば、テーマに沿って自分の考えや感想を自由に書くことができます。目的別の作文のコツを理解して、文章の流れをしっかりすれば、読者の気持ちを動かすことのできるような作文を書くことができるでしょう。

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好印象を与える作文の書き方とコツ

好印象を与える作文の書き方とコツ

作文を書くのが苦手だという人は少なくないでしょう。「書き出しでつまずく」「結局何を書いているのかわからない」「淡々としていて読んでいて飽きてくる」など、作文に対する悩みは人それぞれでしょう。好印象を与える作文にはコツがあります。そのコツさえ理解してしまえば、苦手な人でも上手に作文を書くことができます。 作文で重要なのは「準備」「書き出し」「結論」「起承転結」「語彙の言い換え」の5つです。このそれぞれのコツさえつかむことができれば、相手が引き込まれやすく、面白い作文を書くことができます。それぞれのコツを詳しく紹介します。

準備

準備

いきなり作文を書きだしても、上手く書くことのできる人は少ないです。途中で何を書きたいのかわからなくなったり、文章がうまく組み立てられなくなるからです。まずは、書き始める前に準備をしましょう。流れとしては、書きたいことを書き出して、大まかな文章の組み立てを考えるだけです。

書きたいことを書き出す

ここでのコツは、箇条書きでも良いので、自分が何について書きたいのかを紙に書き出すことです。読書感想文を例に挙げると、感想を一言でいうと「おもしろかった」だとします。そこから「なにがおもしろかったのか」「どの場面がおもしろかったのか」「なぜその場面をおもしろいとおもったのか」と枝分かれしていきます。 最初は、文章の流れなどは考えなくていいので、とにかく自分の感じたことを書き出してみましょう。多ければ多いほど作文の内容が膨らませやすいです。

大まかな文章の組み立てを考える

書きたいことを買いだすことができたら、大まかな文章の組み立てを考えましょう。後に説明しますが、起承転結に合わせて組み立てを考えるのが、好印象を与える作文を書くコツになってきます。作文の中でも、相手の感情に語りかけるようにすると、読んでいる相手は内容に引き込まれていくので、存分に自分の感情を織り交ぜながら構成していきましょう。

書き出し

準備ができたら、実際に書き出してみましょう。作文の書き出しのコツは「結論を書かないこと」です。結論から始めた方がわかりやすいと感じるでしょうが、結論から始める作文はその後に理由がやってきて、最後にまた結論を強調するだけのつまらない文章になってしまいます。おすすめの書き出しとして「会話から始める」「実体験から始める」の2つを紹介します。

会話から始める

作文のテーマが「大切なもの」だとしましょう。会話から始めるコツは、いきなりかぎかっこで始めることです。 『「犬を飼ってみたいな」わたしが、誕生日前に両親の前でぼそっとつぶやいたのが、犬を飼うことになったきっかけだった。』という始まりだと、この先どんな展開が繰り広げられるのか予想がつきません。作者が何を言いたいのか、どのような気持ちなのかもまだわかりません。これからの展開を楽しみに読み進めることができます。

実体験から始める

『ある朝、両親と3人で朝食を食べていた時のことだった。朝食は、大好きなベーコンエッグとバターのしみ込んだ食パン。朝日が差し込む食卓で母が「誕生日プレゼント何が欲しい」と笑顔で訪ねてきた。』のような書き出しです。 その時の情景を、読み手に伝えるように書き始めるのがコツです。目をつぶれば、あたかもその場にいるかのような感情にさせてしまう書き始めです。

結論

結論は、作文の主題とイコールであり、作者が書きたいことの本質なので、はっきり簡潔に書き始めることがポイントです。上のテーマで「大切なもの」が犬のペコだったとすれば、「わたしの誕生日に我が家にやってきたペコこそ、私の大切なものです」という書き出しなら、誰もがわかりやすいです。

起承転結

作文では、起承転結がしっかり組み立てられているかが最大のコツです。作文そのものの話の導入から始まり、展開させていって最後に締めくくるというイメージです。例として、小学校の思い出を書くとします。 「起」の部分では、話の導入部分なので小学校低学年の頃の思い出を書くと良いでしょう。初めての小学校でドキドキしたことや友達と遊んだことなどです。「承」は「起」の内容を膨らませればいいので、初めての遠足や運動会の思い出などです。 「転」は、少し文章の方向性を変えてみるのがコツです。遊んでばかりでなく、勉強に励んだことなどで良いです。「結」は、文章のまとめなので、大変なこともあったが楽しかったなどと締めくくると良いでしょう。

語彙の言い換え

形容詞をそのまま使わずに言い換えて表現するのが、文章をおもしろくするコツです。よく使いがちなのが「嬉しかった」「楽しかった」「悲しかった」などですが、「嬉しかった」の場合は「今にも踊りだしそうな気分だった」「心が弾む気分だった」と言い換えると良いでしょう。 「楽しかった」は「ワクワクしてすぐに誰かに伝えたい気分だった」「明日にでもまたやりたいくらいだった」などです。「悲しかった」は「何もする気が起きないくらいに気分が落ち込んだ」「一筋の涙が頬を伝った」などの表現に言い換えることができます。

目的別上手な作文の書き方とコツ

目的別上手な作文の書き方とコツ

小学校だけでなく、受験や就職の際の試験でも作文は利用されます。状況別に好印象の作文の書き方は異なってくるので、細かく紹介します。

就職試験

就職試験

就職試験の中でも、よく作文が取り上げられるのは公務員試験です。この場合のコツは「考え方・ものの見方」を書き記せるかです。 公務員試験の作文でよくあるテーマは「志望動機」や「過去の経験から学んだこと」などです。志望動機の場合は、自分がなぜ公務員になりたいのかを、起承転結に沿って書いていけばいいです。過去の経験から学んだことの場合は、書きたいことは「学んだこと」の方なので、そちらに重点をおいて書いていくのがコツです。

大学受験

大学受験は、作文というよりも小論文を書く機会の方が多いでしょう。小論文と作文の違いは、小論文は論文というだけあって、ある物事についての自分の論理や考えを筋道立てて説明していくもの、作文は自分の経験からの感情や感想を書くというものです。 小論文でも作文でも、大学側が見ているのは自分の考えをもっているか、それを論理立てて書くことができるかです。テーマに沿って、自分の考えを筋道立てて書いていくのがコツです。

高校推薦入試

高校推薦入試

高校推薦入試の作文で問われることは「志望動機」「中学校で頑張ったこと」「高校に入って頑張りたいこと」です。作文が上手ではないから入試に合格しないということはありませんが、高校側からしたら、最低限聞きたいことを自由に文章にしてほしいだけです。 志望動機は、なぜこの高校に行きたいのかを熱く語り、中学校で頑張ったことは具体例をあげながら、その時の感情も交えつつ書き、高校に入って頑張りたいことは、勉強でも部活でも自分がやってみたいことを書けばいいです。結論を相手に伝えることができるかがコツです。

中学受験

中学受験

中学受験の作文は、文章の構成、誤字脱字に気を付けるのがコツです。テーマで多いのは「小学校で頑張ったこととその理由」です。小学校時代に自分が一生懸命やってきたことを導入、展開、結論と書いていけば問題ありません。最後に読み直して、誤字脱字がないかをチェックしましょう。

課題作文

課題作文とは、提示された条件で作文を書くことです。例えば、何かのグラフがあって「このグラフを見てあなたの感じることを400字以内で述べなさい」や「高齢化社会についてあなたが今後社会に貢献できることを理由もふまえて述べなさい」などです。 ここでのコツは「起承転結に沿う」「結論では自分の考えを熱く語る」「です・ます調か、だ・である調で揃える」「用紙の8割以上は埋める」です。これさえ守れば、後はあなたの思うことを自由に述べて結構です。

社会を明るくする運動

社会を明るくする運動作文のコツは、自分の意見を持っていることです。暗いテーマを取り上げて、それをどのようにしたら社会が明るくなるかを書く作文です。 明るい社会とはどういう社会か、明るい社会にするにはどうしたらいのか、自分の考えが無いと作文を書くことができません。日々のニュースを見て、自分が感じることを書き出して、思いを伝えることがコツです。

コンクールで入賞する作文の違いとコツ

コンクールで入賞する作文の違いとコツ

入賞作品の共通点は「誰も考えつかないような意見を述べている」「感動を共感できる内容である」「実例としてあげる過去の経験が珍しく引き込まれる」などです。コンクールでは、たくさんの作品を審査員が見ることになるので、同じような内容では入賞できません。読者の心を動かせるような内容を盛り込むことが内容のコツです。 書き方のコツは、今まで述べたとおり起承転結に沿っての自分の意見をしっかり述べることができれば、コンクールでの入賞は近いものになってきます。

コツを理解できれば作文は簡単

コツを理解できれば作文は簡単

上で述べたように作文にはコツがあります。コツに沿って書いていけば、大体の作文は形になってきます。どうしても作文が苦手な人は、とにかく書き始める前に、テーマに沿った自分の経験や感想を書き出してみましょう。その後に組み立てていけば、作文も書きやすくなります。

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