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更新日:2024年07月21日
地デジテレビの存在は、いつからか当たり前になっていました。スマホを買い替える時、ワンセグや地デジに対応しているのか、気にしだしたのはいつからだったでしょうか。わたしたちの生活のすぐそばに寄り添ってきた地デジ放送についてご紹介します。
いつからか、当たり前になっていた地デジテレビの存在。スマホを買い替える時、ワンセグや地デジに対応しているのか、気にしだしたのはいつからだったでしょうか。 今回はわたしたちの生活のすぐそばに寄り添ってきた地デジ放送についてご紹介します。
長い間、テレビといえばアナログ放送でした。2011年7月24日、ほぼ全国でアナログ放送が終了しました。それに代わり登場したのが地上デジタル放送、通称「地デジ」です。 アナログ放送が放送局からの一方的な配信だったのに対し、地デジ放送は、視聴者側から送信する機能が付加し、双方向データのやり取りが可能になりました。これにより視聴者からのアンケートなどをリアルタイムに集計し、番組内で反映することが可能になりました。「dボタン」、青、赤、緑、黄の「色ボタン」、「決定ボタン」を利用して送信します。 この視聴者参加型の地デジ放送はいつから始まっていたのでしょうか。
いつから地デジ放送が始まったのでしょうか。それは、アナログ放送の終了と同時ではありません。 早くも、2003年12月1日から、東京、名古屋、大阪の三大都市を中心とする関東・中京・近畿圏の一部で開始されています。他の地域ではいつから見れたのでしょうか。三大都市圏で放送開始後に、順次全国に広がってゆき、2006年12月1日にはすべての都道府県庁所在地で受信可能になりました。これを記念して、12月1日は「デジタル放送の日」と定められています。
ところで、いつからアナログ放送は終了という流れが生まれたのでしょうか。
そもそも電波の利用は有限資産の運用です。アナログ放送に割り当てられた周波数帯は、電波干渉の問題などから無駄のある設定となっていました。これをデジタル化することで、電波干渉を避け、電波資源の無駄も解消できるというのが変化のきっかけです。 では、いつからだったのでしょうか。行政が電波法の一部を改正し、平成13年(2001年)7月25日に同法を施行したのを皮切りにカウントダウンが始まったのです。その改正の一部には、当時の地上アナログテレビ放送が電波周波数を使用できる期間として10年を超えない期間、と定められました。 こうして、2011年7月24日、長年のあいだ人々に親しまれてきたアナログ放送はほとんどの地域で幕を閉じました。この日を境に地デジ放送の完全移行が開始される予定だったのです。
地デジの完全移行が「予定だった」というのはイレギュラーなできごとのために延期を余儀なくされた地域があったためです。 そのイレギュラーとは、東日本大震災です。それで被災地である福島、宮城、岩手の3県においてアナログ放送の停波が延期されることになりました。いつからでしょうか。震災から一年ほど見送られ、2012年3月31日まで延期されることとなります。それらの地域ではその日、2012年3月31日を境に地デジへの完全移行となりました。
そのようなわけで地デジ放送は、2012年3月31日、ついに完全移行を成し遂げました。 この地デジは視聴者の利便性の面でも価値を与えました。デジタル化することにより画質向上に寄与し、美しい映像をわたしたちに届けてくれます。地球の美しい自然をより深い感動で鑑賞することができます。また、冒頭で触れたように、資料者参加型の番組構成を可能にし、より能動的に番組を楽しむことができるようになりました。
記載されている内容は2017年10月28日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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