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回りくどいとは・回りくどい人の特徴10個

更新日:2024年08月18日

コミュニケーション

回りくどい話し方をする人は話が長くて結果や結論を曖昧にすることもあり、聞いている側は疲れてしまいます。できれば手短に簡潔に話してほしいと思いますが、回りくどい人にはそれなりに理由があります。そこで回りくどい人の特徴をご紹介します。

「回りくどい」ってどういう意味?

回りくどい話し方をする人だなとよく言いますが、では「回りくどい」とはどのようなことを言うのでしょう。「回りくどい」の意味などをご紹介しましょう。

「回りくどい」の意味

回りくどいの意味は、上記のように遠回しで紛らわしいことです。「回り」と「くどい」を合わせた言葉で、よく聞かないとその人の意図することがわかりづらいということでしょう。直接的ではなく、遠回しに物事を話しますので、話が長くとても面倒くさい話し方です。

直接的でなく,遠回しで煩わしい。 「 - ・い説明をする」

「回りくどい」の類語・迂遠(うえん)

回りくどいの類後に、迂遠(うえん)があります。同じ意味の言葉でも日常では「回りくどい」を使うことが多いです。そして、迂遠(うえん)は精神医学の専門用語でもあり、迂遠(うえん)は、精神医学用語として使われることが多くなります。 精神医学用語の迂遠は、何かを考える時に途中の段階で別のことを考えるなど、脱線してしまい結論を出すまでに通常よりも長い時間がかかる思考障害の一つです。

《道路などが曲がりくねって目的地までなかなか到達できないの意から》 1 まわりくどいさま。また、そのため、実際の用に向かないさま。「迂遠な方法」 2 世の中の動きに疎いさま。

「回りくどい」の漢語は迂闊

漢語は、中国から伝わり日本語となった言葉です。漢語の反語は和語(日本の言葉)で、音読みをする熟語は漢語、訓読みをする熟語は和語がほとんどです。そして「回りくどい」の漢語は迂闊(うかつ)で2つの意味がありますが、上記のように回り遠くて実情にそぐわないという意味があります。

1 うっかりしていて心の行き届かないこと。また、そのさま。「そんな大事なことを見落とすとは迂闊だった」「迂闊にも口を滑らす」 2 回り遠くて実情にそぐわないこと。実際の役に立たないこと。また、そのさま。 「彼の級友に…坐禅をするものがあった。当時彼は其―を笑っていた」〈漱石・門〉

回りくどい人の特徴10個

「回りくどい」人にはどのような特徴があるのでしょうか。「回りくどい」話し方をするといわれている京都や哲学者の特徴も交えてご紹介します。

京都人の話し方

一般的に京都の人たちは、本音を言わない独特な言い回しをするといわれています。これが、京都以外の人たちからは回りくどいと思われ「お察しシステム」と呼ばれることがあります。例えば、京都のお宅に訪問した際に「ぶぶ漬け、いかがどすか」と言われたら「長居をしないで早くお帰りください」という意味だということです。 このように、京都の人たちは本音を言わずに反対の事を言います。これは気遣いからといわれますが、この独特の文化に慣れない人からすれば、回りくどい言い方はせずにはっきりと言ってほしいと思うのも無理はありません。

哲学者の話し方

皆さんは、哲学と聞いてどのような印象を持ちますか。ほとんどの方は、難し過ぎてわからないと答えるのではないでしょうか。そして、哲学の本「哲学書」は興味や哲学の知識がなければ読みづらいと感じるでしょう。それは、書かれている内容が難しかったり、文章事態が難しく書かれていたりするからです。 そして、その哲学を学んだ哲学者は、独特でユニークな人が多いといわれています。いつも難しいことを考えているせいか、難しい言葉を使って説明されても話がわからなくなります。よく哲学者は回りくどい説明をするといいますが、難しい言葉を使っているため回りくどいと思われるのではないでしょうか。

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初回公開日:2017年10月24日

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