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更新日:2024年08月05日
新幹線は出張・旅行で長時間の乗車が多いです。ノートPCやスマホのためにコンセントがあると安心です。この記事では、東海道・山陽・九州・東北・北陸・上越・山形・秋田各新幹線の車両種・席種別に、コンセントの設置場所と利用方法、利用時の注意点をご紹介しています。
目次
関東と関西では電気の周波数が60Hzと50Hzと異なりますが、両者を行き来する東海道・山陽新幹線内のコンセントの電圧は100V・60Hzで一定に保たれています。一方、技術の向上で複数の電圧・周波数に対応できる新幹線が登場しました。 このような新幹線において、電気の供給元が変わるポイントに、電気が流れない「デッドセクション」が設置されています。このデッドセクションでは、瞬間的に停電が起こります。 例えば山形新幹線や秋田新幹線では、在来線期間に突入する際にデッドセクションを通過します。また北陸新幹線では、電源周波数が50Hzと60Hzを複数回行き来し、そのたびにデッドセクションを通過します。 ただし、一般的なノートパソコンやスマートフォンのチリウムバッテリーであれば、軽微な電流・電圧の変化を吸収しますので、利用に問題はありません。
もともとは清掃用として設置されていたコンセントが、ひかりレールスターのオフィスシートの成功により、様々な新幹線で設置拡張されてきました。これまでスピード重視によりコンセントの設置数増加には苦労をしてきた東海道・山陽新幹線でも、小型バッテリーの研究開発が進みました。 2020年以降に導入される新型車両N700S新幹線では、普通車にもコンセントが設置されることが発表されています。しかも、これまで使い勝手に少々難があった足元ではなく、グリーン車同様ひじかけに設置される予定です。
出張・旅行で新幹線を利用する際には、コンセントがあると安心です。新幹線の座席のうち、コンセントが設置されている車両・座席は、車両の種類によって決まります。 コンセントが設置されている車両かどうかは、時刻表や公式アプリなどから事前に確認することができます。コンセントが近い席は、各車両の最前列・最後列、または窓側の場合が多いです。ただし、全席に設置されている車両や、まったく設置されていない車両もあるので、行先別・車種別の記事で詳細を確認してください。
記載されている内容は2017年09月30日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。
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