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更新日:2024年07月10日
最近、ゲームをきっかけに刀に興味を持つ人が増えていますが、皆さんは刀の数え方をご存知でしょうか。○○本、○○振など、実はたくさんあります。知れば知るほど奥が深い、数え方の世界。刀剣女子や歴女の方、そうでない方にも読んで欲しい記事です。
皆さんは日本刀に関心があるでしょうか。平安時代、鎌倉時代、室町時代、安土桃山時代、江戸時代など、日本刀を身につけることが当たり前だった時代の偉人が好きな方は、博物館に行って、一度は偉人が身につけていた日本刀を見たことがあるでしょう。 また、少し前から戦国武将や幕末など、歴史が好きな「歴女」が増えてきましたが、最近またゲームなどをきっかけにある女子が急増しているのをご存知でしょうか。それはズバリ、「刀剣女子」です。 今この記事を読んでいる方は、歴女、刀剣女子の方かもしれませんし、またそれ以外の方かもしれませんが、刀に興味がある方・刀のことをもっと知りたい方でしょう。今回紹介するのは、刀の数え方です。箪笥は一竿、イカは一杯、では刀の数え方はどう数えるのでしょう。これからの刀ライフを、より豊かにするためにも、知って得する刀の数え方を紹介していきます。
「一振」と書いて「ひとふり」と読みます。演武や剣道の試合を見たことがある方、剣道部だった方などはわかると思いますが、刀は「振る」ものだからです。薙刀、太刀、打刀、脇差に使える数え方です。「素振り」という言葉もありますね。
「一口」と書いてなんと読むでしょうか。実はいろいろな読み方があります。
「一口」と書いて、「ひとくち」「いっこう」「ひとふり」といった読み方があります。一口というと、応募の数え方や「そのアイス、一口ちょうだい」といった使い方をよくするので、刀の数え方と聞くと意外なのではないでしょうか。 また、「ひとくち」「いっこう」は漢字を見て読み方の想像がつくかもしれませんが、「ひとふり」とも読むのは意外でしょう。では、この「口」という漢字、どのような由来で使われているのかご存知でしょうか。
振り降ろして切り口をつけることから「口」という漢字を使って数える
振り降ろして切り口をつけるから「口」が使われているのです。「切り口をつける」という言葉に少し恐ろしさを感じてしまいます。太刀、打刀、脇差、短刀に使える数え方です。
「一腰」と書いて「ひとこし」と読みます。なんで腰なの、と思われるかもしれませんが、時代劇に出てくる武士を思い浮かべてみてください。刀はどこに身につけているでしょうか。そう、腰なのです。太刀、打刀や脇差は腰に差す、もしくは提げるものですから、「一腰」という数え方です。身につける場所が別の場所だったら、もっと違う数え方になっていたでしょう。
一本(いっぽん)とも数えます。これは、刀だけでなくきゅうりなどの野菜や棒状の細長いものなどに対して日常でよく使う身近な数え方ですね。実は槍もこのように数えます。剣道の試合などでは技が決まった時に「一本取った」と使いますね。
一刀(いっとう)と数えることもあります。「二刀流」と言うとピンとくる方もいるでしょう。「一刀両断」という言葉もありますね。
皆さんは、「天下五剣」「神代三剣」という言葉を聞いたことがありますか。「天下五剣」は三日月宗近、大典田光世、数珠丸恒次、鬼丸国綱、童子切安綱の5振を優れた名刀として称賛するものです。「神代三剣」は天叢雲剣、十束剣、布都御魂剣の神話などで知られる刀剣3振を総称したものですが、このように刀は一剣、二剣といった数え方もあります。
記載されている内容は2017年09月22日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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