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更新日:2024年07月06日
文系大学生は2、3年生になるとゼミと呼ばれるより専門性に特化したものを少人数で学ぶクラスを受けることになります。ゼミは志望理由書を書かされる場合がほとんどですが、そこではどうしてこのゼミに興味があるのかを上手く伝えられるかにかかっています。
みなさんは大学のゼミを選ぶときどういう理由で決めているでしょうか。いろんな理由があると思います。勉強熱心の人は具体的に何を学んでどう実践するのかアピールするといいでしょう。そしてなんとなくみんながゼミに入るから、自分もはいるという人も少なからずいるでしょう。 そういう人はゼミの志望理由に何を書けばよいのか困ると思います。そもそもそこまで行きたい理由がないのに志望理由もくそもないですよね。しかし、「特に興味ないけど入れてください」ではなかなか受かるのは難しいでしょう。 ではどういう志望理由ならゼミに受かりやすいのか学部別にみていきましょう。一つ言ってしまうと熱意をアピールすることは忘れてはいけません。
経営学部のゼミに行きたい場合どういう志望理由を書けばよいのでしょうか。経営学部は英語でいうとマネジメントです。つまり、人や金、組織をマネジメントする方法を学ぶ学部なのです。なので、志望理由にもその辺について触れた方がいいでしょう。また、経営なのでさまざまな企業のビジネスモデルも知っているにこしたことはありません。
次は経済学部です。経済学部は実際の世の中の動きや仕組みなどを数字などを交えながら、ロジックに考えていく学部です。文系の学部ですが数学がよくつかわれる学部でもあります。ですので、ゼミへはいるときに志望理由を考えるときは、そこから攻めていくことが有効です。つまり実体経済を学問のなかで学びたい、経済を数字でとらえたいなどをアピールするのがよいでしょう。
続いてはマーケティングです。マーケテイングは経済学部と同様、数学を交えて学ぶことも多い学部ですが、どちらかといえばフィールドワークが多い学部でしょう。実際の企業のマーケテイング戦略を見直し、分析したうえで企業に提案したりしています。 ですので、マーケテイングのゼミを希望しているならば、フィールドワークが好きなことや行動力があることをアピールすればよいでしょう。またマーケテイングに関する本はたくさんでています。ゼミに入りたいなら予備知識を蓄えて損はないです。
お次は文学部です。文学部が扱う領域はかなり広範囲に及びます。思想や宗教、歴史、社会学、美術、考古学などさまざまです。これだけ細分化されていると何かしら自分に興味のある分野がみつかるはずです。ですので、興味のあるところへ熱意を伝えるのがベストでしょう。加えて、文学部という名前の通り沢山の書物を読んで教養を深めておくおことも有効です。
お次は経営戦略の学部のゼミです。経営戦略は企業の実際の戦略を見ていく学部です。企業の今後の戦略を学ぶということは企業のそれまでの対策を知ったうえで、今後の市場の動き世の中の科学の進化、政治の動向などを総合的に分析して戦略というものを考える必要があるのです。 ですので経済学や経営学、マーケティングなど幅広い分野に興味を持てることをアピールすることが有効でしょう。また、個人的に興味のある企業の戦略を調べておくとなおよしでしょう。
最後は金融です。金融はお金を融通するという意味です。またファイナンスともいうのでここもやはり数学が必要になる学部ですね。いまのお金の価値や株や債券の価値を調べたり、どこにお金を貸すのが一番良いのかということを考えたりします。お金を貸すということはかなりのリスクを伴うので、企業分析など会計のスキルも求められる学部になります。 なので金融系のゼミに行きたいのならば、かなりロジカルにものごとをとらえ分析できるというスキルをアピールすることがおすすめです。数字を読むのが好きな人におすすめでもあります。
ここでは、具体的に志望理由の例を紹介しましょう。 私は高校生のときから社会学に興味があり、中でも広告や流行についての関心が高かったです。なので、大学に入学した当初からこの「現代流行研究ゼミ」で学ぶことを志望していました。私は世の中のさまざまな流行に興味があります。 流行とは誰かが意図をもって発信しているものです。発信者がどういう意図をもって、何をゴールとして情報を発信しているのかとても興味があります。将来的には高校業界にいきたいと考えているのでこのゼミで発信者の考えや、どういう内容の情報をどういう手段で伝えたら拡散れるのか学んで将来にいかしたいと思っています。
記載されている内容は2017年10月01日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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