IT人材のためのキャリアライフスタイルマガジン

百合の花言葉は怖いって本当?|種類別・本数別・色別百合の花言葉

更新日:2023年12月14日

コミュニケーション

広くは純潔を意味する百合の花。しかし、花の色や種類によって花言葉が違います。白色は純潔ですが黒色は呪いを意味したりと、良し悪しな部分があるため色や種類の選び方には気をつけたいところです。プレゼントに百合を用いる際の参考になる、百合の花言葉について説明しました。

カサブランカは日本でもよく知られるオランダ産の品種で、ヤマユリとタモトユリなどを交配して作出されました。名前の由来はモロッコの都市名で、1970年代に作出された後に世界的を博したとされます。別名は「百合の女王」であり、花言葉も女王らしく「威厳」「高貴」「純潔」です。ヨーロッパ地域では「祝賀(celebartion:セレブレーション)」の花言葉もあり、結婚式に用いられるブーケでも好んで選ばれる品種です。

ソルボンヌ

花びらにヒラヒラした縁が付いていることが特徴のソルボンヌには、「涙を拭いて」という花言葉があります。日本にも広く流通しているため、元気が無い人や送別会などで涙を流してしまいそうな相手にプレゼントする品種として適します。

マルコポーロ

マルコポーロは形状が特徴的な百合で、花びら6枚中3枚はシワシワしたような質感を感じさせる姿になっています。花言葉は「ひたむき」と「偉大な功績」で、努力へのお祝いに最適な品種とされます。

イエローウィン

黄緑が生える黄色の百合で、花言葉は百合全般の花言葉と同様です。プラスして「凛として気品がある」と「飾らぬ美」があり、カサブランカに負けない香りや姿が魅力です。

ヤマユリ

日本では山に自生することからヤマユリと呼ばれていますが、その花言葉は「荘厳」です。花びらに散らばる斑点模様が目に留まることから「百合の王様」と呼ばれ、カサブランカと並び百合の中では知名度が高い種類となります。また、香りが強いことも主張となり、王様と呼ばれるほどの存在感を醸しています。

オニユリ

オニユリは漢字にすると鬼百合であり強い印象のある名前となっていますが、花言葉は「賢者」「陽気」「愉快」「華麗」です。色が赤色を帯びたオレンジ色であることから、自然界の中では目立つために鬼の言葉が名前に用いられたとされます。「華麗」や「愉快」はオレンジリリーの花言葉になるため付けられている理由もわかりますが、「賢者」や「陽気」の由来は不明です。

ササユリ

ササユリは飾りっ気のない清らかさが印象的な姿で、花言葉は「上品」と「清浄」です。穢れの無い気高さを感じさせるとして好む方も多く、特に繊細さが歴史に残る日本人にはよく合います。別名はサユリと言い、女性の名前にもよく用いられます。

テッポウユリ

鉄砲のように花部分が前に伸びていることが名前の由来ですが、イースターの頃に咲くことから英名ではイースターリリーと呼ばれます。花言葉は「威厳」「純潔」「甘美」で、「純潔」や「威厳」は分かりますが、百合の花言葉としては初めて「甘美」という言葉が登場しています。 「甘美」はうっとりするように快くて楽しいことを言い、単純に甘い味を意味することもありますが前者の意味で使用されることが多い言葉です。なぜ「甘美」なのかは不明ですが、それほど美しい花ということでしょうか。

ヒメユリ

ヒメユリはオレンジ色をしたシンプルな百合で、あどけない女の子を連想することから姫百合と名付けられました。花言葉は「誇り」「強いから美しい」「変わらない愛らしさ」「可憐な愛情」で、「変わらない愛らしさ」と「可憐な愛情」は姿かたちの連想に由来します。「誇り」や「強いから美しい」は色が関係しているとされ、オニユリの色が鬼に関係したとすれば強さの意味に繋がった理由が察せられます。

カノコユリ

カノコユリの名前は和菓子の鹿の子ではなく、着物で用いられる鹿の子絞りに由来します。色は赤かのこと白かのこがありますが、花びらに鹿の子を思わせる模様が見られます。花の形状が特徴的で、咲く向きは下向きですが花びらが上に反り返ります。花言葉は「荘厳」「上品」「慈悲深さ」で、鹿の子絞りが高級品なことから「荘厳」と「上品」の由来は分かります。「慈悲深さ」の由来は不明ですが、「荘厳」や「上品」に基づくものがあるのかもしれません。

次のページ:百合の花言葉は怖いって本当?
初回公開日:2017年08月25日

記載されている内容は2017年08月25日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

関連タグ

アクセスランキング