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お見舞いの封筒の書き方|表/裏/名前/金額・お見舞いの封筒のお金の入れ方

更新日:2024年02月17日

書類の書き方

お見舞いを渡す場合の封筒の書き方はビジネス上でも大切です。基本的なマナーが出来る人だと評価も違ってくるからです。お見舞いを渡す場合の封筒には何をどのように書けば良いのか、何で書けば良いのか、封筒には何を使えば良いのかについてまとめましたので、ご参照ください。

お見舞いの封筒-墨

お見舞い用の封筒に文字を書く場合は、葬式や仏事の香典のように薄墨で書かなくて大丈夫です。中にはお見舞い用の封筒にも薄墨で書く方が良いと解釈されている方もいらっしゃいますが、お見舞いの場合は薄墨ではなく濃い墨で名前等を書くのが正式です。 お葬式のような不祝儀では心の痛みに対してお見舞いをするということで薄墨となりますが、お見舞いは不祝儀ではなく祝儀ですので、お見舞い用封筒には薄墨ではなく濃くしっかりとした字で書くようにするのが正しいのです。

お見舞いの封筒-印刷

お見舞いの封筒の表に筆などで文字を書くのが苦手な人は多いでしょう。そんな方は、プリンターで「お見舞い」や「名前」を印刷するのも手です。 祝儀袋などの封筒の表書きが手書きではないのは失礼に当たらないかという点については、賛否両論あります。「封筒へは手書きの方が心がこもっている」という捉え方をする人もいれば、「汚い文字で不快な思いをさせるくらいなら、綺麗な印刷文字の方が見栄えも良いので問題ない」という方もいらっしゃいます。 そのため、賛否両論あることを承知の上で、名前等を印刷するのも良いかもしれません。但し、その場合はいきなり祝儀袋に印刷するのではなく、試しに不要な紙等で試し刷りをした上で行うことをおすすめします。祝儀袋は値段の高いものも多く、一度失敗すると捨てるしかなくなってしまうので、慎重に印刷が必要です。 以下に祝儀袋の表書き用印刷のオンラインサービスがありますので、紹介します。

お見舞いの封筒のお金の入れ方

お見舞いの封筒に入れるお金はどのようにして入れるのが正解なのでしょうか。ここでは、お金をどのようにして入れるかをみていきます。

お見舞いのお金の入れ方-向き

お見舞い金を渡す場合には、祝儀袋に入れますが、お札の向きはどのようにすれば良いのでしょうか。このお札の入れ方については正しい入れ方という決まりはないのですが、一般的にはお札の肖像のある方を表向きに入れるようにすると良いとされています。

お見舞いのお金の入れ方-新札

お見舞い金として渡すお金は、結婚式などのお祝いで渡すときのように新札である必要はありません。但し、あまりにシワシワだったり汚れているお札は好ましくありません。新札までは必要ありませんが、気持ち綺麗なお札を入れるようにしましょう。 また、お見舞いで新札を包むと、事前に用意していたかのように思われかねないため、新札しかないという場合は一度折り目をつけてから封筒に入れるようにすると良いかもしれません。

お見舞いの封筒の選び方

お見舞いと一言で言っても、怪我や病気でのお見舞いや陣中見舞い、災害等のお見舞いなど様々です。封筒についても、お見舞いの種類によって変わってきますので、よく覚えておきましょう。

お見舞いの封筒選び-色

【事故による怪我や病気の場合】 不慮の事故による怪我や病気によるお見舞いの場合、封筒には赤白の結びきり水引を選びます。熨斗については、病気を伸ばすと受け取られる場合もあるため、付けないようにしましょう。また、病気や怪我が非常に重い場合には、なるべく白無地の封筒や左に赤い帯のついている封筒を使います。 【陣中見舞い】 選挙などの陣中見舞いの場合は、赤白の蝶結びの封筒を選びます。また、熨斗もつけましょう。 【災害等のお見舞い】 災害によるお見舞いの場合の封筒には、水引も熨斗もつけないようにします。 【熨斗】 熨斗とは、封筒の右側についているものです。これは、もともと「のしあわび」といい、あわびをのして乾燥させた保存食で、お祝いごとがあるとお酒と肴を持参して祝ったというものが由来です。そのため、病気等のお見舞いでは熨斗のない封筒を選びます。

お見舞いの封筒選び-柄

柄付きのお見舞い用封筒もよく販売されていますが、柄付きでも親しい親族や友人、同僚などの形式にこだわらないような関係なら構いません。 しかし、全く近い人物ではない人にお見舞いを持っていく場合は、簡易的なお見舞い封筒ではなく、きちんとした正式なお見舞い封筒を用意するようにすると良いでしょう。

お見舞いの封筒選び-模様

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初回公開日:2017年08月23日

記載されている内容は2017年08月23日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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