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北海道の方言・かわいい方言一覧|したっけ/しょや/なまら/わや

言葉・雑学・歴史

おおらかで優しく人に親切な北海道の人。北海道の人が使う方言には、独特の語尾やイントネーションがあり、最近では少しずつ全国に広まってきているものもあります。しかし、まだまだ理解されていない北海道の方言。北海道の方言を詳しく知りたい人はぜひ読んでみて下さい!

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北海道

北海道は四方を海で囲まれ、雄大で美しい自然豊かな日本の北部に位置する島です。明治から大正時代にかけて、北海道の開拓のため各地から移住者が移り住みます。一番、多いのは東方地方と北陸地方ですが、日本全国各地からの移住者で開拓されました。

北海道の人って?

北海道の人は、道産子(どさんこ)とも言われ、その広大な大地で育ったことから大らかな性格の人が多いと言われています。開拓者精神に溢れる人が多いのも特徴のひとつです。 男性は、遊ぶことが好きな人が多く、優しく大らか、女性は、男勝りで逞しく行動的な人が多いです。 また、北海道の人は新しいものが好きで、熱しやすく冷めやすいのが特徴です。

北海道の方言一覧

昔からある北海道ならではの方言を、いくつかご紹介します。北海道弁をマスターして、北海道の人と会話をしてみましょう!(会話をしてみたらいんでしょ)

したっけ

「したっけ」は、接続詞として使われ、意味は、「そうしたら」です。同じ意味としては、「したら」があります。 また、「したっけね〜」や「したっけ」は、「それじゃあね」という意味もあり、別れの挨拶として使われることもあります。

しょや

「しょや」や「しょ」は、「〜でしょう」から「で」と「う」が取れた言い方です。 会話の例としては、「そんなこと言われても、もう覚えてるわけないしょや」ですとか、「そんなに笑わなくてもいんでしょ」という、今現在でも良く使われる北海道らしい方言です。

なまら

「なまら」は、「すごく」「とても」という意味の方言です。 会話の例としては、「この猫、なまら可愛い」ですとか「この人、なまらスゲー」「なまら腹立つ」「なまら感動した」という使われ方をします。

わや

「わや」は「なまら」と同じく「すごく」ですとか「とても」という意味の方言ですが、「わや」のほうが、「なまら」よりもより酷い状態のことを意味していると言えます。 会話の例としては 親「今日のテストどうだったのさ?」 子「もう、わやだ」 Aさん「今朝、雪たくさん降ったかい?」 Bさん「もう、わやです」 と言うように、「わや」は、酷い状態や、ぐちゃぐちゃな状態を一言で表す方言です。

ちょす

「ちょす」は、「触る」「いじる」「からかう」という意味の方言です。 会話の例としては、親が子供に「それ、ちょしたらダメだよ」と注意するニュアンスが近いです。また、人をからかう時に「ちょされる」と言われることもあります。これは、「いじられる」と同じ意味合いです。

こわい

体調が悪い時や疲れてきた時など、北海道の方言では「こわい」と言います。 例えば、友達と山登りをしている時に「ちょっとしんどくなってきたんだよ」と言うところを、北海道の方言だと「ちょっとこわくなってきたんだわ」と言うのです。

ばくる

「ばくる」は「交換する」「取り替える」という意味の北海道の方言です。 会話の例としては、「それ美味しそうなおかずだね。私のとばくって〜」「私のハンカチとあなたのハンカチ、ばくりっこしない?」というように使われます。

おばんです

北海道では、「こんばんは」のことを、「おばんです」「おばんでした」「おばんでございました」と言います。「おばん」は「お晩」のことです。ちなみに、朝は普通に「おはようございます」と言います。

はんかくさい

「はんかくさい」とは、少し間の抜けた人や、アホに近いような人のことを言います。「もう本当にどうしようもないねえ」というニュアンスが近いかも知れません。ハッキリと相手を非難するというよりは、少し緩めの感じの方言なので、愛情が入っています。 そうは言っても、相手を非難する言葉ではありますので、できれば、仲の良い間柄同士で使うのがいいでしょう。

ゴミを投げる

「ゴミを捨てて来て」という言葉を、北海道の方言では「ゴミを投げてきて」と言います。初めて北海道に来た人には、大抵驚かれる方言です。この方言をそのまま受け止めてしまうと、本当にゴミを誰かに向かって投げることにもなり兼ねませんので、注意しなければなりません。

手袋をはく

寒い北海道では、冬は手袋が欠かせませんが、北海道の方言では、「手袋をつける」や「手袋をはめる」とは言わず、「手袋をはく」と言います。

しばれる しゃっこい

「しばれる」も「しゃっこい」も、寒い北海道の冬で良く耳にする方言です。「しばれる」は「凍りつくような」という意味で、「しゃっこい」は、「冷たい」という意味です。 会話の例で言うと、「今日はしばれるわ〜」は、今日は凍りつくような日だ。「寒くて手がしゃっこくなってる」は、寒くて手が冷たくなっている、というふうに使われます。 「しばれる」も「しゃっこい」も、如何にも極寒の北海道での、「凍る」や「冷たい」と言った意味を超えたニュアンスが感じ取れます。

北海道の可愛い方言の紹介

北海道の可愛いと言われる方言ですが、例えば、好きな人に思いを告白する時のシーンを思い浮かべた場合、やはり、標準語との違いがあります。 次に、告白するシーンを想定して、会話の例を出してみたいと思います。 「あなたのことが好きよ」を北海道弁にすると「あなたのことが好きなのさ」 「とても好きすぎて眠れないんだよ」を北海道弁にすると「なまら好きすぎて眠れないのさ」 「私と付き合ってくれませんか?」を北海道弁にすると「私と付き合ってくれないかい?」 と言う言い方になります。

北海道の方言の語尾の特徴

北海道弁の語尾には、特徴的なものがいくつかあります。それは、「かい?」や「さ〜」や「だわ」などです。それでは、次に会話の例を出してみましょう。 例えば、 「昨日の夜、テレビ観た?」と言うところを「昨日の夜テレビ観たかい?」 「さっき道で転んだの」と言うところを「さっき道で転んだのさ〜」 「これ、昨日作ってみたの」と言うところを「これ、昨日作ってみたんだわ」 と言うように、使われます。

北海道の方言のイントネーション

北海道弁のイントネーションですが、やはり共通語との違いがあります。 例を出してみますと、「テレビ」は、「テ」にアクセントが付きますが、北海道弁のイントネーションだと、「レ」にアクセントが付きます。他にも、「泉さん」という苗字の人がいるとしたら、「いずみ」の「い」にアクセントが付くのではなく、北海道弁では「ず」にアクセントがつくことが多いのです。 会話で例を出してみますと、「良かったね〜」では、「よ」にアクセントが付かず、北海道弁では「か」にアクセントが付くことが多いのです。

北海道のありがとうを表現する方言

北海道弁で、「ありがとう」とは?ですが、これは、普通に「ありがとう」と言ったり「すいません」と言ったりします。 逆に、相手から「ありがとう」と言われたら、ここで北海道弁が発揮します。それは「なんもなんも」「なんもさ」「なんもです」という言葉です。この意味はと言うと、「何も気にすることはないですよ」ですとか「全然大丈夫です」という意味です。 この方言は、相手に気を遣わせない優しさが感じられる方言であり、また、「これぐらいのこと全然何ともない」という、心の広さを表す方言です。いかにも、北海道の人らしい温かさが伝わってくるような方言と言えます。

北海道の人に話しかけてみよう!

北海道の方言について、いくつかご紹介してみました。北海道ならではの、温かくてちょっとほっこりさせられる方言、いかがでしたでしょうか?北海道に行く機会があれば、地元の方からネイティブな北海道弁をぜひ聞き出してみたいところです。 さて、北海道の人は、鶏の唐揚げのことを「ザンギ」と言います。北海道の美味しい熱々の「ザンギ」を食べながら、北海道の人と交流してみましょう。北海道の人は、初対面の人にも優しく気さくな人が多いので、すぐに仲良しになれるでしょう!ビールにザンギにジンギスカン!北海道弁を使って、北海道の人に溶け込んでみてください!

もっと詳しく知りたい方はこちらをオススメ

今回ご紹介した他にもさまざまな方言の使い方が紹介されているので、ぜひこちらの本もご覧になられてみてください。

北海道・東北 「方言」から見える県民性の謎 (じっぴコンパクト新書)
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