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「早速のご対応」の意味と正しい使い方|例文や類語もあわせて紹介

更新日:2024年02月25日

敬語表現

普段使っている敬語について疑問や不安はありませんか?本記事では、「早速のご対応」という敬語について意味と正しい使い方、類語や英語表現について解説しています。敬語の正しい使い方について興味のある方は是非チェックしてみてください。

普段使っている言葉、特に敬語の正しい使い方についての疑問や使い方に不安がある人もいるでしょう。 本記事では、敬語表現のうち「早速のご対応」の意味と正しい使い方について詳しく解説します。あわせて例文や「早速のご対応」の類語についても紹介していきます。 この記事を読むことで、「早速のご対応」の意味と使い方を把握でき、また類語との違いがわかるため、ビジネスシーンやメールの相手に応じた使い分けもできるようになり、仕事やプライベートにおいて人間関係の構築に一役買うことになるでしょう。 敬語の正しい使い方について興味のある方は、ぜひこの記事をチェックしてみてください。

「早速のご対応」の意味

「早速のご対応」という言葉をビジネスシーンや顧客側として見聞きしたことがありますか。実際にビジネスシーンで使われることは珍しくなく、言われたりしたことがある方もいらっしゃるでしょう。 では、どのような意味を持っている言葉なのかご存知ですか。「早速のご対応」とは、早と速が付いていることから「早く(速く)」対応してくれた、という意味のイメージを持っています。しかし、使い方については正しい知識を持っているでしょうか。 「早速のご対応」は、ビジネスシーンで使用する側や顧客として使われる側になる言葉であるため、正しい使い方を知っておくことで役立つ時が来るかもしれません。 それでは、「早速のご対応」の意味について説明していきます。また、似たような場面や意味合いで使用されることが多い言葉も説明しますので、比較しながら正しい使い方を学びましょう。

「早速のご対応」の使い方

「早速のご対応」は立場に関係なく使えます。また、状況的には「感謝するとき」と「依頼するとき」に使うものです。メールでの使い方もあわせて以下で説明します。

基本的には立場に関係なく使用できる

「早速のご対応」は簡単に言えば「はやく対応してくれて」ということですが、似たような意味を持つ言葉がたくさんありました。 意味が似ていることからどれを使用しても変わらないと思われるかもしれませんが、「早々」や「早急」は目上の人に使うには適した言葉ではないことから立場を問わず使用できる「早速」と「迅速」が目上・目下・顧客で使い分けの必要がなくビジネスシーンでは用いやすいと思います。 また、「早速のご対応」を使用する際に気をつけるべきことは「いただき」を加えないことです。「早速のご対応いただきありがとうございます」は間違いであり、正しくは「早速のご対応ありがとうございます」なので、気をつけましょう。

依頼する際に使う

「早速のご対応」は感謝の意を表す際に使われるほか、相手に急いで対応してもらいたい場合や返事を早くもらいたい場合にも使えます。 しかしながら、相手に急いでほしいというのが核心であり、失礼な印象を与えてしまいかねないので、相手が急いて欲しい理由を十分にわかっている場合に限り使用した方が良いでしょう。

感謝を示すときに使う

自分が相手に頼んだことを、自分の予想を超えて素早く対応してもらった場合、「早速のご対応」に「ありがとうございます」を添えると感謝の気持ちを表すことができます。また、良かった点を具体的に付け加えるとさらに気持ちが伝わります。

社内外のメールに使う

「早速のご対応」は敬語表現なので社内外のメールに使用しても相手に対して失礼になることはありません。自分が依頼した事柄に反応してくれたことに感謝する表現として適切でしょう。また文頭に「お忙しい中」などを付け加えるとさらに印象が良くなります。 ただ、「早速の対応」にしてしまうと敬語にならず相手に不快な思いを抱かせることがあるので社外メールを送る場合は特に注意しましょう。 ビジネスメールに限らず、メルカリやSNSなどで相手とのやり取りを行う際にもお礼のメッセージとして使うと気持ちの良い交渉の手助けにもなります。

「早速のご対応」の例文

「早速のご対応」は「ご対応」と付いているため丁寧な言い方になりますが、自身が対応した側ではなく、早速の対応をしてもらったことに対して使用するシーンも考えられます。 ここまで早速の対応をする側としてお伝えしてきましたが、早速の対応をしてくれたことに対してお礼を示す言葉でも「早速のご対応」を使用できます。では、使い方および例文を見てみましょう。

早急のご対応ありがとうございます

「早速のご対応、ありがとうございます」この例文は、要望や連絡をしたことに対して相手側がすぐに対応して下さったことに対して感謝の気持ちを表しています。 例えば、顧客側とメールやチャット形式でやり取りを行なっている時に、顧客側から必要な書類や情報を提出してもらう必要が生じたとします。 その時に、顧客側がすぐに必要な書類や情報を準備することができて提出してくれた時には「早速のご対応ありがとうございます」を使用できます。 もし、必要な書類や情報の提出までに数日かかった時には「迅速なご対応」ですが、お願いした対応をその場ですぐに応じてくれた時は「早速のご対応」で感謝を示すことが可能です。

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初回公開日:2017年08月15日

記載されている内容は2017年08月15日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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