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立ち仕事はカロリー消費が多い?基礎代謝が上がる?

更新日:2024年05月03日

ビジネスマナー

立ち仕事の場合、1日にどれぐらいのカロリーを消費するのでしょう?勿論、性別や年齢、体格や筋肉量などで消費カロリーは異なります。知っているとダイエットや健康管理に役立つかもしれない、そんな立ち仕事のカロリー消費についてお話ししてみましょう。

よく、基礎代謝を上げると痩せる!のように言われていますが、実際は基礎代謝が上がったからといって、イコール痩せるというわけではありません。『痩せやすくなる』が正解なのです。基礎代謝が高い人というのは、安静時にとてもカロリーを消費できる人の事を指します。これだけでも、基礎代謝が高い人は痩せやすいというのがよく分かりますね。だって、静かに本を読んだり、横になってテレビを見ているだけでも、代謝が低い人に比べると、消費カロリーが多いのですから。なんだかちょっとずるいなーなんて思ってしまいそうですね。

基礎代謝のピークは赤ちゃん時代

基礎代謝が上がれば上がるほど、消費されるカロリーの数値はアップします。だったらどんどん上げたい!なんて思うのも当然。ですが、残念なことに、基礎代謝が最も高い数値を指すのは1歳から2歳ごろ。その後は低下の一途をたどるのです。

基礎代謝の計算方法も覚えておこう!

基礎代謝の数値は年齢や性別、身長や体重によって変化します。 基本の計算式は以下の通りとなります。 【女性の場合】 665 + (9.6×体重kg) + (1.7×身長cm) - (7.0×年齢) 【男性の場合】 66 + (13.7×体重kg) + (5.0×身長cm) - (6.8×年齢) この計算から算出された数値が基礎代謝量となります。 その基礎代謝量を6で割れば、一日に必要となるカロリー摂取量をはじき出すことが出来ます。 例)身長163㎝、体重60㎏、32歳の女性の場合 665 + (9.6×60kg) + (1.7×163cm) - (7.0×32才) = 1294Kcal 1294 ÷ 0.6 = 2156Kcal 基礎代謝量は1294Kcal、必要なカロリーは2156Kcalとなります。

結局のところ立ち仕事で基礎代謝は上がるの?

基礎代謝のエネルギー量をアップするには『無酸素運動』が効果的です。そういう点で考えると、立ち仕事は基礎代謝を上げるには有効な手段ではないのかもしれません。しかし筋肉量をアップすることで、基礎代謝は相乗してアップします。なので、有酸素運動のような動きでも、基礎代謝アップに効果はあるのです。

立ち仕事のせいで基礎代謝が落ちることもある

せっかく頑張って筋肉をつけて、基礎代謝アップ!をしようと努力してみても、その立ち仕事のせいで、基礎代謝が下がってしまう場合もあるのです。立ち仕事につきものといえば『むくみ』ですよね。女性の方は特にむくみに悩まされているのではないでしょうか?立ち仕事から起こってしまう足のむくみやだるみは、足への負担を大きくします。その疲労感や倦怠感が、筋肉の末梢組織に対し、これ以上無理しないで下さい、休んで下さい、と指令を出してしまうのです。動いているのに、動かないように努力する筋肉。動かない事には代謝も落ちてしまいますので、バッドスパイラルに突入してしまうというわけです。

足のケアも忘れずに

立ち仕事と消費カロリーの関連性について、いろいろお話ししてみました。予想以上に立ち仕事での消費カロリーが多いことには驚きですよね。立ち仕事をすると足がむくんで太くなるから嫌と思うのは間違いです。実はそのむくみなどのケアをしてあげることで、痩せ効果を招きよせることが出来るのです。立ち仕事は代謝アップにもつながるので、足のケアを頑張れば老廃物が流れやすくなり、さらなる代謝アップも期待できます。 シェイプアップにも健康にも、良い効果を導き出す立ち仕事。ちょっと意識するだけでも、かなり良い変化が起こりそうですね。

初回公開日:2017年03月27日

記載されている内容は2017年03月27日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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