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立ち仕事はカロリー消費が多い?基礎代謝が上がる?

更新日:2024年05月03日

ビジネスマナー

立ち仕事の場合、1日にどれぐらいのカロリーを消費するのでしょう?勿論、性別や年齢、体格や筋肉量などで消費カロリーは異なります。知っているとダイエットや健康管理に役立つかもしれない、そんな立ち仕事のカロリー消費についてお話ししてみましょう。

立ち仕事のだいたいの消費カロリーが見えてきましたね。ではここからはもっと具体的に、立ち仕事におけるカロリー消費量を計算する方法を見てみましょう。減量中でカロリー計算に余念がない方には、ぜひチェックしていただきたいです。

消費カロリーを計算するのに必要なもの

どのぐらいカロリーを消費しているのかを知るためには、年令と体重が必ず必要となります。ネットなどで消費カロリーの算出をおこなってくれるサイトへ行くと、必ず一番に体重を入力する項目が出てきます。年令はさておき、体重が分からないと計算式が成り立たないのです。

消費カロリーを算出する単位『METS』

METSという単位を用いることで、その人が何をすればどれだけのカロリー消費が行われるのか、おおよその計算を行うことが可能です。このMETSを使用することで、何か特別な機械を使用したり、難しい計算式や技法をしようせずとも消費カロリーを推定することが出来るのです。もちろんMETSの使い方を間違えなければという前提があった上での話です。

残念ながらMETSは万能ではない

『METS』は、あくまでも「おおよそ」の消費カロリーを算出することのできる単位です。おおよそという部分を強調するには訳があるからです。METSでの計算方法は原則、標準体型・体格の人での計算を基本としています。そのため著しく標準体型から外れてしまう方で計算を行うと、かなり誤差が生じる可能性が含まれているのです。METS法で消費カロリーを計算したい場合は、この点だけは頭に置いておいてください。

これがMETSの計算式だ!

METS x 運動時間(時間) x 体重(kg) x 1.05=消費カロリー(kcal) この計算式で、消費カロリーがいかほどなのか、おおよその数値をはじき出すことが出来ます。METSという文字の部分に先ほどご紹介した数値を当てはめてみましょう。 水泳の場合で見てみると、METSは『8.0』なので 8.0 x 運動時間(時間) x 体重(kg) x 1.05 =消費カロリー(kcal) となります。 次に『運動時間(時間) 』の項目です。ここでは表記している通り『分』ではなく『時間』での数値を記入しましょう。1時間なら『1』で、30分なら『0.5』となります。 水泳を30分行った場合は以下の通りとなります。 8.0 x 0.5 x 体重(kg) x 1.05 =消費カロリー(kcal) 最後に体重の数値を入れこみましょう。今回は55㎏の女性が水泳を30分間行った場合は以下の通りとなります。 8.0 x 0.5 x 55 x 1.05 = 231kcal

METS法で計算すると性別や年齢は関係ない?

先ほど、消費カロリーを算出するには、体重と年齢が必要になるとお話ししました。多くの消費カロリー産出サイトを見て分かる通り、体重の次に年齢や性別が重要とされることが多いのに気づくはずです。しかし、METS法で計算すると、体重以外は影響を及ぼさないのです。

立ち仕事のMETSは『約2.3メッツ』

さまざまな行動や運動に、メッツが設定されています。先ほどのゴルフや水泳だけでなく、当然立ち仕事にもメッツが割り当てられています。リラックスして落ち着いている時がだいたい『1メッツ』程度。立ち仕事となると『2.3メッツ』となります。軽い運動になってくると、3メッツを超え始めます。

例)立ち仕事を7時間行う58kgの女性の消費カロリー

METS x 運動時間(時間) x 体重(kg) x 1.05=消費カロリー(kcal) この式に、例の項目を当てはめていきましょう。 ・立ち仕事のメッツ = 2.3 ・運動時間7時間 = 7 ・体重 = 58 2.3 x 7 x 58 x 1.05=980.49kcal およそ980kcalというと、カツカレー1食分ぐらいの消費カロリーです。なかなかの物だと思いませんか?減量している方で、消費カロリーも把握したい!と思われているのなら、この数値は是非記録に反映させてください。

立ち仕事をすると基礎代謝が上がる?

基礎代謝を上げるには、それ相当の『筋肉量』が必要となります。では立ち仕事を行うと、基礎代謝を上げることは出来るのでしょうか?

基礎代謝があがるとどうなるの?

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初回公開日:2017年03月27日

記載されている内容は2017年03月27日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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