【履歴書】人事の心を掴む「得意科目」の書き方&例文

選考で要求される履歴書。しかし、どんな風に書いたら良いのか分からない、という方も多いのではないかと思います。そんな就活生の方々に、本記事では履歴書の中でも得意科目についての書き方をレクチャーしていきます。皆さんの履歴書作成の参考になさって下さい。

履歴書 得意科目を書く際の注意点

最初にお伝えした通り、本記事では履歴書の得意科目について見ていきます。

得意科目の欄では、文字通り自分が在学中に得意としてきた科目について述べていきます。その得意な科目から、自分がどのような分野に興味を持ち、どのようなことを学び、どのようなことを考えたのか、といったことをアピールする場となるのです。

該当科目の概要をまとめるだけではなく、当時の講義内容やレポートなどから、その時自分は何を考え、何を学び、どんなところに興味を持ったのか。そういった内容を書いていくことが求められます。

以下に得意科目を書く上での注意点を挙げておきました。
これらを参考にし、より良い履歴書の作成を目指して下さい。

履歴書 得意科目の注意点1:シラバスの丸写しは避けるべし

上でも述べましたように、得意な科目の概要をまとめるだけでなく、自分がそこから何を学んだのかをアピールする必要があります。
ですので、シラバスのような講義要項を丸写ししても、それがどんな講義・科目なのかが伝わっても、何を学んだのか・何に興味を持ったのか、といったことが伝わりません。

しかし、科目の名前というのは抽象的だったり専門的だったりして、一目ではどんな科目なのか分からない場合があります。そういった科目を説明するのに、シラバスは有効な資料となります。丸写しは問題ですが、説明が難しい科目などについて述べる時など、場合によっては良い手段になります。適材適所で活用していきましょう。

履歴書 得意科目の注意点2:得意科目と希望の職種を繋げるべし

「私は〇〇という科目を得意としてきました」という文だけではただの自慢話になってしまいます。ここからもう一手間加えていきますが、そこに何の脈絡もなしに「□□を学びました」や「△△に興味を持ちました」と付け加えていっても、人事課の採用担当者は「ふーん」としか思わないでしょう。

そこで、「文学系の科目が得意だったので、お客様とお話する時でもきちんと文脈を取ることができます」といった具合に、自分の得意科目と希望する職種が繋がるような形でアピールしていくと、より自分のことが伝わりやすくなります。

履歴書 得意科目の注意点3:ノートやレポートは内定が出るまで取っておくべし

まさかとは思いますが、ノートやレポート、テストに配布プリントなどを、単位が取れたからといってすぐに捨ててしまっていることはありませんよね?

講義でのノートやレポートなどは、その講義で何をやったのかをきちんとまとめた、自分だけの参考資料です。また、ただ板書するだけでなく、気になった点などを覚え書きするという人もいるでしょう。それこそが履歴書に書けるポイントとなります。それらを振り返ることによって、「自分は何を学んだのか」「自分は何に興味を持ったのか」といったことを引き出しやすくなります。反対に、全く何もない状態から引き出そうとしても、それはとても難しいでしょう。

ですので、ノートやレポートなどは内定が出るまでは、最低でも第一希望の企業の選考が終わるまでは、手元に残しておくことをオススメします。

履歴書の得意科目がない場合の対処法

中には得意科目と呼べる科目がなかった方もいらっしゃでしょう。その場合には、次のように考えましょう。

①苦手でない科目
②企業での仕事に結びつく科目

上記2つとも満たしている科目を考えてみることで、決して「得意」とまでは言えなくても、得意科目として企業にアピールすることができます。もし本当に全部の教科が苦手だった場合、国語と書くのが無難です。

履歴書 得意科目の書き方2個

得意科目の欄についての注意点を3つほど見てきました。そこでこちらでは、実際に幾つかの例文を挙げながら説明していきたいと思います。

得意科目の書き方1:結論を最初に持ってくる

「私の得意とする科目は○○です」

日本語というのは、どうしても大事なことは後ろの方に持ってきがちになります。それは日本人の感性や日本語の成り立ちなども関係してくるのです。しかし、社会に出るとそれでは、「まどろっこしいな」などと思われてしまいます。それは就活においても同様です。

そう思われないためにも、なるべく結論を最初の方に持ってきましょう。そしてそれを説明するエピソードを後ろに繋げていくという、英語の文法(関係詞)のような書き方に慣れておきましょう。

得意科目の書き方2:一つの文章を適度な長さでまとめる

「私の得意科目は〇〇で、それは私の△△という性質に合ったもので、例えば□□というものを習った時に……」

上の文はダメな例です。決して真似しないで下さい。

どこがダメなのかというと、一つの文章に何度も「、」が登場してしまっているところです。例文1で「最初に結論、後ろに説明」という流れをご紹介しましたが、これでは後ろの説明部分も散らかってしまいます。

「私の得意科目は〇〇です。それは私の△△という性質に合ったものだったからです。例えば□□というものを習った時に……」

あまり代わり映えはしないかもしれませんが、適度に「。」で文章を区切ることにより、読みやすくなりました。それだけではなく、話の流れが後ろに進んでいくことがよりはっきりと分かるようになるので、採用担当者が読んだ時に「得意科目に関するエピソードが後ろにあるんだな」と分かってもらい易くなるのです。

とはいえ、あまり「。」で文章を区切るのも幼稚なものとなってしまいます。全体のバランスを見ながら、区切った方が良いのか、それとも繋げた方が良いのかを判断して書くようにしましょう。

履歴書の得意科目の例文

得意科目の例:体育

「得意科目は体育です。初めてのスポーツに対しても、そのスポーツが得意な人の行動パターンや、体の使い方を観察して、自分に取り入れることをよくします。」

体育、といっても必ずしも体を動かすことだけを得意とせずに、頭を使っているという点をアピールすることもできます。

得意科目の例:数学

「得意科目は数学です。公式が特に好きで、その公式が成立する理由を理解することが楽しいです。数学の問題を解くこと以上に、公式を正しく読むこと、そして自分の中で出したその公式の意味が、合っているときに数学の面白さを感じます。」

あえてありきたり過ぎないように、「この人少し凝ってるな」という印象を与えるアピール方法もあります。

得意科目の例;国語

「得意科目は国語です。特に読む力に自身があります。文章を読むことから読む力を鍛え、日常的に目にする物に対して、その背景を読む癖が着きました。」

このような場合、もしかしたら面接官に「最近はどんな物の背景を考えましたか?」と聞かれることがあります。そのときには冷静に答えましょう。答え方の例としては「今日通った駅で、案内板が2つありました。片方には中国語が記載されていないことに気づき、その背景を考えると、近年の中国客の増加による影響だと考えました。そして実際に調べてみると、その駅付近には中国人客に人気の....」

少し凝りましたが、すらすら答えられるようにしましょう。

履歴書を書いたら他の人に見てもらおう

書き方と注意点を見てきましたが、これだけではまだ足りません。

最後に必要となるのは客観的な意見をもらうこと。友達や各大学の就職課(あるいはそれに類するもの)の方に、あなたの履歴書を見てもらい、「どう思ったか」「より良くするにはどうすればいいか」など聞くことで、初めてあなたの履歴書を見る人にとって、伝わりやすい履歴書となるでしょう。

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