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「身の振り方」の意味と正しい使い方|具体的な例文もあわせて紹介

更新日:2024年04月10日

言葉の意味・例文

「身の振り方」という言葉を聞いたとき、その正確な意味がわかりますか?この記事では「身の振り方」の意味と正しい使い方や具体的な例文もあわせて紹介します。「身の振り方」という言葉についてしっかり知っておきたいと考えている人は、この記事を参考にしてみてください。

「身の振り方」の類語に「去就」があります。 「去就」は自分の進退のことです。 何か不祥事や問題が起こったときに、「自らの去就を決める」という使われ方をします。 責任をとって仕事や責任のある地位を辞めるなど、自分の身の処し方を決めるときによく使われます。 たとえば「議員の去就の行方が世間を賑わせている」などといった形で使われます。

今後の方針

「身の振り方」の類語に「今後の方針」があります。 「今後の方針」は、この先、どんな手段や方法で進んでいくのかという、方向性や目標のことです。 「身の振り方」は、今後どのようにして生きていくか、自分がこれからどんな方向に進んでいくのかという意味があり、「今後の方針」と似た意味となります。 「仕事を成功させるために、今後の方針をどうするか決める」、「あの大学に進学したいから、今後の方針を決める」などという使われ方をします。

身の処し方

「身の振り方」の類語に「身の処し方」があります。 「身の処し方」は、自分自身をどのように扱っていくか、自分がどういう手段で生活していくか、働いていくのか、という意味があります。 「大学卒業後の身の処し方を真剣に考える」などという使われ方をします。

進む道・進路

「身の振り方」の類語に「進む道・進路」があります。 「進路」は進学や就職、転職などの岐路に立ったときに、自分が選んで進んでいく道のことです。 「身の振り方」も、自分がどのようにして生きていくか、という意味があるので、類語になります。 「自分の進路を決める」、「怠惰な生活を辞めて、進路に邁進する」などという使われ方をします。

出処進退

「身の振り方」の類語に「出処進退」があります。 出処進退は、仕事の職や就いている地位から、退くのか、それともとどまるのか決めることという意味があります。 特に責任をとる形で仕事上で役職を退いたり、何かの任から退いたりするときなどに使われることが多いです。 「いよいよ出所進退を決めるときがきた」、「議員の出処進退が問われる」などという使われ方をします。

将来像

「身の振り方」の類語に「将来像」があります。 将来像は、将来に対する理想のイメージのことです。 特に将来こうなりたい、自分が目指していきたい姿という意味を持っているため、身の振り方と似た意味となります。 「自分の将来像が想像できない」「長年思い続けた将来像に向かって勉強する」などという使われ方をします。

「身の振り方」の対義語

対義語とは意味が反対となる言葉のことです。 「身の振り方」の対義語は「行き当たりばったり」という表現になります。 「行き当たりばったり」は、その場の流れに身を任せ無計画だということです。 「身の振り方」は、自分がどのように生きていくのかということを意味しているので、計画性が存在するため、「行き当たりばったり」は「身の振り方」の反対となる言葉になります。

「身の振り方」の注意点

「身の振り方」は相手に対する場面では使えません。 もちろん誰かに「身の振り方を考えた方がいい」と言われる場面があるかもしれませんが、その場合は相手をけなしたり、侮辱したりする意味になってしまいます。 もし上司など目上の人から言われたら、暗に仕事を辞めろと言う意味になってしまうため、パワハラやプレッシャーになる可能性もあります。 使い方には気をつけましょう。

「身の振り方」の英語表現

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初回公開日:2017年06月12日

記載されている内容は2017年06月12日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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