「なんなりと」の意味｜ビジネスでの使い方と例文

「ご連絡ください」は「連絡してほしい」という意志を表します。「何でも連絡してほしい」という意味を伝えたいときに使いましょう。また、「ご連絡ください」を「お問い合わせください」と言い換えることも可能です。 ・商品の使い方がわからない場合などございましたらなんなりとご連絡ください。 ・ご購入後にご不審な点などございましたらなんなりとご連絡ください。 ・わかりにくいと感じられることなどがございましたら、なんなりとお問い合わせくださいませ。

「ご指摘ください」は「指摘してほしい」、すなわち、問題となる事柄を指し示してほしいということです。そのため、「なんなりとご指摘ください」は「問題があれば何でも指し示して教えてほしい」という意志を表すことができる表現となっています。 ・まだまだ至らぬ点が多いと思いますので、気になることなどございましたらなんなりとご指摘くだされば幸いです。 ・改善点等ございましたらなんなりとご指摘ください。ぜひとも今後の参考にさせていただきたいと考えております。

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いかがでしょうか。「なんなりと」と敬語表現を組み合わせることによって、相手の意向に沿って動くつもりであるという意志表示をすることができます。適度に柔らかい表現にもなっていますから、どのような状況であっても使いやすい表現ですね。例えば商品に関しての改善案や感想などを相手に聞きたいときや、相手に対して謝罪すべきときなどにも併せて使うことができます。また、「なんなりと」は敬語表現と一緒に使うこともできますし、敬語表現ではなくとも使うことができます。そのため、「なんなりと言ってくれ」というような表現をすることも可能です。 このように、「なんなりと」はどのような場所や相手であったとしても、状況を選ばずに使うことができます。類語もいくつかありましたが、「ご遠慮なく」「忌憚なく」などは状況や相手によっては不適切な表現となってしまう可能性もあります。「何でも」などは「なんなりと」という表現よりも、多少くだけた表現となります。どういった表現を使うべきなのかどうか迷ったときには、「なんなりと」を使ってみると良いでしょう。

まだまだ知っていると便利な日本語はたくさんあります。知識を増やしてどんどん会話で使ってみましょう。日常でもビジネスシーンでも使えるおススメの１冊です。