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「忸怩たる思い」の意味・読み方・使い方と例文

更新日:2024年09月15日

言葉の意味・例文

ビジネスシーンにおいて「忸怩たる思い」という言葉を日常でよく耳にするでしょう。しかし、正しい意味や使い方をしている方は少ないのではないでしょうか。今回はそんな「忸怩たる思い」の意味や使い方、類義語の紹介や例文など、詳しくご紹介します。

忸怩たる思いの類語は非常に沢山あります。「恥と思い悔いること」「慙愧に堪えない」「 自責の念にかられる」「 思い返しては身悶えする」 「 悔いが残る 」「自己嫌悪に陥る」 「 悔恨の情、 みっともない思い」 「 情けない思い」 「我ながら不甲斐ない 」「 我ながら恥ずかしい 、泣きたい気分」 などがあります。 自分の行動にあまりにも恥じる気持ちにかられる時に使う言葉であると言えます。また、忸怩たる思いと同じように使われることの多い言葉として「汗顔の至り(かんがんのいたり)」「不徳の致すところ(ふとくのいたすところ)」があります。汗顔とは、顔から汗が出るほど恥ずかしい状態を表す言葉であり、不徳とは相手や物事に対する思いやりに欠けた、やるべき誠実な対応を怠ったという意味です。どれも主に謝罪に使う言葉であり、主にビジネスシーンににおいて使われます。

「忸怩たる思い」の対義語

忸怩たる思いのに対する対義語は何でしょうか。それは、矜持(きょうじ)です。「自分の才能を誇り、自信を持って堂々と振る舞う」という意味で、辞書には「自負」「プライド」という意味も書かれています。使い方の例としては「彼のプレゼンテーションには矜持を感じざるを得なかった」「職場でありもしないデマを流されて矜持を傷付けられた」などがあります。

「忸怩たる思い」をしっかりと理解し使用しましょう!

いかがでしたでしょうか。今回は「忸怩たる思い」の意味や使い方についてご紹介してきました。今回ご紹介してきたことをしっかりと理解し、正しく「忸怩たる思い」を使用しましょう。 今回の記事が読者の皆様のお役に少しでも立てれば幸いです。

初回公開日:2017年05月31日

記載されている内容は2017年05月31日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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