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警視庁への志望動機の書き方と例文|履歴書/面接カード

更新日:2024年01月24日

書類選考・ES

市民の安全を守るとともに、そこで暮らす安心した生活を提供できる、とてもやりがいのある仕事が警察官です。そして日本の首都を守るのが警視庁の警察官。でも、警視庁の警察官の志望動機ってどう書けばいいの?それでは警視庁の志望動機で重視される点を一緒に考えてみましょう。

警視庁の警察官を志望する際は、志望理由に「なぜ警視庁の警察官を志望するのか」について書きます。他の県警ではなく、警視庁で警察官になりたいという具体的な理由が必要だからです。志望する人によっては「どこでもいいから警察官になりたい」と思っている人もいるかもしれません。しかし、面接官は「警視庁で警察官として働きたい人」を探しているのです。警視庁でなければならない、明確な理由を志望動機に取り入れていきましょう。 また、警察官は部門によって担当する分野が変わってきますので、「どうして警察官になりたいのか」だけではなく、警察官として「どのような仕事をしたいのか」についても具体的に記入する必要があります。一般的に警察官というと、パトカーで巡回している「地域警察」や、速度違反の取り締まりをしている「交通警察」などがあります。どの職種を目指しているのか、なぜ目指すのかを具体的に記入することで、明確な理由を伴った志望動機とすることができます。

面接カード

面接に使用するもので、面接カードの情報を基に面接官から質問されます。面接カードには、氏名・年齢・住所・電話番号など基本的な内容について記入します。また、警察官として志望する職種、趣味や特技、普段どのくらい本を読むか、部活動やサークル活動、表彰された実績・経験はあるか、など自分のアピールポイントを記入していくもので、自己PRのための書類です。 面接カードは事前に準備して持参するものではなく、警視庁の二次試験を受験すると試験場の席に用意されています。面接までに他の試験以外の空き時間で記入していきます。

調査票

調査票には氏名、住所、電話番号、年齢、職歴(アルバイト歴)を記入します。自分の住所や電話番号だけではなく、現在の職場やアルバイト先の住所や電話番号についても記入する必要がありますので事前に調べておきましょう。 また、調査票では、家族や兄弟・姉妹、その他同居している親族の氏名、年齢、現在の住所、勤務先名、勤務先の住所、役職について記入することになります。こちらも事前に調べて、メモを持ち込むのが良いと思います。 調査票記入のために、携帯電話で連絡して確認することはできますが、連絡しても出ない場合、急には答えられない場合などがあります。また、調査票の記入は他の試験の合間の時間に行いますので、時間の都合が合うとも限りません。記入量がかなり多いので、事前に必要事項を確認し、メモを取って持っていくことをお勧めします。 調査票は身辺調査のために使われる書類です。面接カードと同様に、試験場の自分の席に置いてあり、警視庁2次試験の終了時までに記入を終えます。どうしても記入が終わらない場合には、特別に持ち帰って後日郵送することができますが、試験の次の日には送らなければなりません。

面接

警視庁の面接では、武道場に設置された面接スペースで行います。面接官3人に対し、受験者1人で面接することになります。質問内容は面接カードの内容がメインとなります。面接カード以外の質問は、就活において行われる一般的な質問内容です。時事問題や自分に関すること、警視庁の警察官を志望した理由などです。また、面接時には警察学校での共同生活についても聞かれますが、集団生活ができるかなど確認されます。 警視庁の警察官を志望した理由については、なぜ警視庁なのか、警察官としてどのようなことがしたいのか聞かれますので、志望動機を事前にしっかり考えておきましょう。時事問題については報道や新聞でニュースをきちんと確認していればそれほど難しいものではありません。不安が残るようであれば受験前に時事問題対策として情報を知識として蓄えておきましょう。 面接の方法や履歴書の書き方など、就活に関する不安な部分は、新卒エージェントに相談してみるのもいいでしょう。今後のキャリアについて相談したり、あなたに合った求人を紹介してくれるかもしれません。

【職種別】警視庁警察官の志望動機

警察官の志望動機 例文1(機動隊)

私が警視庁の警察官を志望する理由は、人々の生活を脅かす存在から市民を守るためです。現在では日々の生活を脅かすテロが世界中で問題となっています。日本の首都である東京も例外ではありません。また、2020年には東京オリンピックが開催されることもあり、テロへの警戒を高める必要があります。私は、テロを防ぎ人々の命を守るために全力を尽くすとともに、多くの人が安心してオリンピックを楽しめるよう首都の警備をしたいと考えております。そのため、テロの脅威やオリンピックの警護を専門としている第2機動隊への配属を希望します。

警察官の志望動機 例文2(生活安全警察)

私が警察官を志望する理由は、生活安全課で振り込め詐欺のような特殊詐欺を未然に防ぎたいからです。近年では、他人の良心を悪用して、「急にお金が必要になった」といって他人から金銭を騙し取ろうとする詐欺の被害が後を絶ちません。また東京都では振り込め詐欺の被害件数が最も多くなっています。水際阻止の件数は年々増えてはいますが、未だに特殊詐欺がなくなったわけではなく、新しい手口も出てきています。私はこのような現状を変え、一人でも多くの都民が安心して、笑顔で暮らせるよう、警察官として職務を遂行しようと考えています。

警察官の志望動機 例文3(事務)

私が警察行政職員の事務を志望する理由は、人々が安全に暮らせるサポートがしたいと考えたからです。警察官として現場で職務を遂行することも魅力的ではありますが、警察行政職員として、困っている方が来署された時や電話の対応において、一刻でも早く安心できるようサポートするとともに、その問題を解決するために各部署と連携して、困っている方に安心して暮らせる環境を提供できるようにしたいと考え、警察行政職員の事務を志望しました。

他県の警察官の志望動機

県警の志望動機 例文

私が愛知県警の警察官を志望する理由は、交通事故のない安心して過ごせる町にしたいと考えたからです。愛知県では交通事故は減少傾向にありますが、いまだに交通事故の発生件数は全国1です。私はそのような現状を変えたいと思い、交通の取り締まりで人々に交通事故の危険性を理解してもらうことや広報活動を通じて、1人でも多くの人に交通事故の危険性を理解してもらい、より人々が安心して過ごせる環境を作りたいと思い、愛知県警の警察官を志望しました。

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初回公開日:2017年05月21日

記載されている内容は2017年05月21日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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