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【職種別】卸売業への志望動機の書き方と例文|履歴書/面接カード

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製造業(メーカー)から商品を仕入れ、あるいは市場から食材を買い付け、小売業者に販売する、いわばパイプ役を務めるのが卸売業ですが、その志望動機は?と聞かれると書きづらいのではないでしょうか。今回はそんな卸売業の志望動機を、例を交えながら解説していきましょう。

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まずは卸売業の位置づけを知ろう

志望動機を考える前に、まずは卸売業の位置づけを正確に知りましょう。ただし、一口に卸売業といっても、非常に範囲が広くて、各業界でも位置づけが全く違います。そこで、ここでは業界内でも代表的だと思われる加工食品卸売業で考えていきます。 加工食品卸売業の位置づけは、 「加工食品メーカー→加工食品卸売業→小売業(食品スーパー、総合スーパー、コンビニなど)」 となります。矢印は商品の動きです。 一般的なイメージで言えば、加工食品卸売業の扱う商品は食品メーカーが作ったものになりますので、どこの卸売業から買っても同じ商品が手に入ります。 なので、卸売業はなかなか差別化が難しいと思われています。 ところが、このイメージ自体は実は間違ったものなのです。 つまり、卸売業の付加価値は単にメーカーの商品を小売業に売るという部分にはないということです。

卸売業が持つ機能

では、どこに付加価値があるのか? それは卸売業の持つ様々な機能になります。大きく分けると、物流と商品政策があります。物流で言えば、日本の小売業は海外の小売業に比較してたくさんの種類の商品を並べています。試しに近所のスーパーに行って、醤油の種類を数えてみてください。だいたい40種類前後、多いスーパーでは70種類も置いてあります。 しかし、多くの場合、商品は在庫が存在せず、現品限りで数本ずつしか置いてありません。 小売業は売れたら売れた分、卸売業に発注します。すると、卸売業はAという醤油を2本、Bという醤油を3本という具合に毎日届けます。 商品をメーカーから仕入れてケース単位でトラックで運ぶの場合は、確かに誰がやっても同じです。 しかし、小分けと言って、ケースから数本ずつ抜き出して届ける場合は、工夫次第でコストに大きな差が出ます。これを人手だけでやっていたら費用対効果が悪く、すぐ潰れてしまうのです。そこで、卸売業は知恵を絞って、ローコストで運ぶ方法を考えます。 ここで、会社ごとに大きな差がつきます。 つまり、商品が同じことは実はあまり重要な意味を持ち得ないのです。

競合他社の先を行くポイント!

また、小売業に便利だと感じてもらえることを次々考え出せば、他社の先を行けます。 たとえば、他社より間違いが少ないとか、店で棚に並べる人が楽に、短時間で並べられるような工夫をするなど、方法はいくらでもあります。さらに、自分の取引先の在庫を少なくすれば、取引先はライバルに対して優位に立てます。 しかし、お客さんが買いに来て、商品がなければ、せっかくのチャンスを失ってしまいます。そこで、需要を予測するシステムを作って、欠品を少なくして、しかも在庫を少なくできれば、小売業は喜んでくれます。 つまり、アイディア次第でいくらでも付加価値が高まるのです。むしろ、メーカーは自社の商品しか扱っていませんから、その範囲でしか小売業に奨められません。逆に、卸であれば無数の商品を扱っていますので、いくらでも選択肢があります。 つまり、「知恵」で勝負をできるのが卸売業であり、ここが卸売業の最も面白いところと言えるでしょう。

卸売業の志望動機の書き方のコツ

仕事のやりがいや、収入がたくさん得られる代わりに大きなプレッシャーとも戦わなければならない卸売業の仕事ですが、会社としては大きなミスをされてしまうと、多大な損害を出してしまうことになるので、そのあたりを理解し、正確性を持って動ける人材を求めています。 また、プレッシャーをバネとして使えるような発想の転換力や、先を見据えて動ける状況判断力などが求められているので、志望動機では過去の経験や出来事を織り交ぜつつ、それらをアピールしていくと良いでしょう。

文章構成も重要な要素

いくらそれらしい志望動機を考えても、採用担当者に伝わりやすい文章でなくては不発で終わってしまいます。伝わりやすい文章を書くには、文章力の高い低いは重要ではなく、文章の構成が大事です。 志望動機の伝え方としてまず絶対に押さえておきたいのは、はじめに結論を伝えるということです。なぜその会社を志望したのか、冒頭で簡潔に述べましょう。次に書くべきなのは、業界への志望動機です。卸売業という職種を選んだ理由を、実体験などを交えながら述べます。 続いて、志望する企業への志望動機を述べます。企業の特性や業績など、企業研究などを元に、具体的な内容にしましょう。最後に、入社したら自分にできること、成し遂げたいことをハッキリと示して、熱意をアピールしてください。

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卸売業の志望動機例文

「私が貴社を志望する理由は2点あります。1点目は生まれ育った日本の経済を発展させられる仕事ができるためです。2点目は自分の働きが取引先の方々だけでなく、周囲の人の生活も豊かなものに変えられる、という実感が得やすい仕事であるためです。 貴社を志望する理由としましては◯◯分野における数十年の実績と、◯◯分野という新しいビジネスを生み出すチャレンジ精神に魅力を感じたためです。この2つの力があれば、日本をより発展させることも、より多くのお取引先を増やし、人々を豊かにすることができると感じました。海外生活で得た物事に対する柔軟な姿勢や考え方、営業のインターンで得た、交渉力を活かして貴社に貢献したいと思い志望させていただきました。」 数ある卸売業の中でも、その企業でないといけない理由をしっかり説明できています。はっきりと、他社との違いを伝えることでその企業への志望度合いが高いことを伝えられています。 また、自己PRの部分で交渉力がついたエピソードをプラスしましょう。その際、どのような点に注意してコミュニケーションをして、こんな風に相手の反応が変わった、など、読んだだけで理解できるように文章を箇条書きでまとめ、志望動機でそれを文章にするという方法で整理するのもよいでしょう。

「事務」の志望動機の書き方

事務に求められるスキルは、地道な作業をコツコツと行うことが好きということや几帳面な性格、集中力です。またキーボードの入力スピードやブラインドタッチができるかどうかです。また、エクセルやワードのスキルもあれば志望動機の際にアピールとして使えます。また、社内で他部署との連携を行うための気配りや、コミュニケーション能力も事務職にとっては重要なので、積極的にアピールしていくとよいでしょう。

「営業」の志望動機の書き方

営業に必要不可欠な能力は何といってもコミュニケーション能力でしょう。企業は営業志望の人材はこのコミュニケーション能力がいかに長けているかを見ている場合がほとんどで、商品をアピールする事と自分をアピールする事はほとんど同じと言えます。志望動機を書く際は、自身のコミュニケーション能力がいかに優れているかをアピールするような書き方をしないと、内定を勝ち取るのは困難でしょう。

「食品卸売業」への志望動機の書き方

食品卸売業での志望動機を書く際に重要なのは「人の生活にどう寄与するか」という点です、「食を通して笑顔や元気を伝えたい」や「食の重要性を伝えたい」など、些細なことでも結構です。あなたがその会社で何をしたいかを、過去のエピソードなどを交えながら、起承転結を明瞭にして伝えていくことで、説得力のある志望動機を作っていきましょう。

「青果卸売業」の志望動機の書き方

青果卸売業で何より必要なのは、待ちの姿勢ではなく、自分から動ける人材です。毎日、膨大な数の野菜や果物が届き、価格も毎日変わるので、売り方も含めて任せられる事がほとんどで、指示を待っているようでは動けません。また、人と接する事が多い為、コミュニケーション能力も重要です。仲卸業者をはじめ、人とのつながりが重要な仕事なので、十分なアピールになるでしょう。 また、食品会社と同様、志望動機にはその卸売業で「人に何を寄与するか」は必要でしょう。特に青果は生産者、仲卸業者、消費者、さらには農業に関わるの方など、関っていく人の数が多く「そういった人たちに良い影響を与えたい」といった志望動機が書きやすいかもしれません。

卸売業への合格は、志望動機と自己PRを練りこんで勝ち取ろう。

卸売業と一言にいっても、そのジャンルはさまざまです、志望動機を書く際は、必ずその業界について深く調べておく必要があります。また何より、その業界に強い興味と関心を持って、自分がその業界に入って、どんな影響を与えたいのか、確固たるビジョンを抱いておく必要があるでしょう。 卸売業というような、学生で経験するようなことがあまりない業種の場合、 「企業の事業内容と学生時代の経験をどのようにうまく絡めるか」ということが重要になってきます。 「志望企業の事業内容・展望」をよく考え、どのような人材が欲しいのか想定した上で、 自分がその企業に欲しいと思ってもらえるような自己PR・志望動機を作りましょう。

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