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代表取締役社長とCEOの意味と違い・名刺表記4つ・英語表記

初回公開日:2017年05月17日

更新日:2020年05月15日

記載されている内容は2017年05月17日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。

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経営

企業のトップを「代表取締役社長」と呼ぶことや「CEO」と呼ぶこともあります。会社の代表権を持った役職である代表取締役と、意思決定の最高の責任者であるCEOの違いはどこにあるのでしょうか。定義を覚えて呼び方に困らないようにしましょう。

代表取締役社長とCEO

社長やCEOなどの肩書きは、企業によって多種様々なものが使われています。日本語での役職や肩書きだけでも、どちらの人が上席なのか、どういう地位の人なのかわからない時もあります。最近では、CEOなど英語の肩書きもあり、ますます迷ってしまいます。

代表取締役社長とCEOの意味と違い

まずは、基本的であり、よく目にする「代表取締役社長」と「CEO」、「代表取締役兼CEO」について解説します。また、「代表取締役社長」と「CEO」の違いについてもみていきましょう。

代表取締役社長の意味

「代表取締役」は、会社の代表権を持った役職で、株主総会・取締役会などの決議に沿って会社の業務執行を行います。対して「社長」とは、会社法上では定めなければならない役職ではなく、会社の代表であることを明確に示すための肩書きと言えます。 一般的には、代表権を有する代表取締役の中から1名が社長に就任することが多いので、2つの言葉がつながり「代表取締役社長」との表記が多く見られます。

代表取締役社長とCEOの違い

「代表取締役社長」=法律上の会社代表者でもあり、職責上も実務のトップである。 「CEO」=職責上、会社を実際に経営する責任者であり、法律上は何も定めがない。 これが2つの肩書きの違いになります。

代表取締役社長兼CEOとは

ここ数十年、日本の一部の株式上場企業で、「代表取締役社長兼CEO」と兼任の明記があることが多いです。社長もCEOも職責としては大差がないのに、なぜわざわざ兼任の表記をするようになったのでしょう。

肩書きの英語表記から考える兼任の明記

社長を英語表記にすると「President」となります。しかし、それだとその人の権限がどこまでなのか、英語表記だとわかりにくいのが事実です。 日本では、一般的な考えとして「社長が最高経営責任者」との理解があるので、「代表取締役社長」の肩書きだけで問題はほとんどありませんが、海外企業とのかかわりを持つ際に、CEOの兼任を明記することで、その人の立場=最高経営責任者であることがより明確になります。

兼任の明記はどの企業でもOKなのか

海外の企業では、株式上場の前からでも外部から資本を注入してもらうことが一般的です。資本を提供した人は、その企業の株主になり、企業のオーナーは社長ではなく株主になります。外部資本が入っていない企業の代表取締役社長がCEOも名乗ることは間違っていますが、CEOは法律上に定めのある肩書きではないので、それぞれの企業の自由でしょう。

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名刺の記載方法4つ

肩書きは、会社によって様々なのが実状です。CEOなど英語表記の肩書きでも、日本での地位や権限について、社会的な共通認識が定着しつつあるものもあります。それぞれの肩書きを名刺に記載するメリットはあるのでしょうか。

1:代表取締役

株式会社で取締役が1名のみの場合には、登記上は「取締役」になります。しかし、代表取締役という言葉が一般的なので、名刺には1名でも代表取締役の表記にしていることもあります。

2:社長

これはあまり見ないケースですが、社長は肩書きのみの場合があります。その時には、社長ではあるものの、取締役ではない場合に社長という肩書きを持った人になることがあります。 CEOと近い位置づけになり、経営に関わる意志決定の責任者であり、社外から選抜された人である印象を持たれます。それゆえに、経営の専門知識を持ち合わせた人物である印象を持たれることが多いでしょう。

3:代表取締役社長

多くの企業が使う肩書きで、一般的に、その会社のトップである印象を与えやすいでしょう。また、「代表取締役」とすると登記上は何人でも任命が可能な役職なので、代表取締役の中でも重要な人である印象があります。

4:代表取締役兼CEO

代表取締役社長兼CEOとすると、より唯一の企業の代表者であるということが強調されるでしょう。また、海外での展開をしている、または予定がある企業の印象を持つ人もいるでしょう。 本来の「代表取締役社長兼CEO」の肩書きを「代表取締役」とだけ、「代表取締役社長」だけと数種類の肩書きが違う名刺を作成し、戦略的に官公庁、銀行、取引先、株主と相手により名刺を使い分ける人もいます。

「代表取締役社長」の英語での表記方法

各国の会社法など法律上の違いもあり、英語の役職表記はより複雑になっている場合がほとんどです。いくつかの肩書きの英語表記やイギリスにおける社長の英語表記をみていきましょう。

代表取締役社長

President and Representative Director と表記し、単にPresident でもよいです。「代表取締役」は、Representative Director または Represen tative of Directors と表記するのが一般的です。実際のところ、代表権を持った取締役という考え方がほかの国にはあまりないため、Representative Director を使う名刺を海外のビジネスパーソンからもらう機会は少なくなります。

代表取締役社長兼CEO

President & CEO とするのが一般的です。アメリカではCEOがChairperson(会長)、COO(Chief Operating Officer:最高執行責任者)がPresident(社長)を兼任することが多く見られます。

イギリスにおける社長の英語表記

イギリスもしくはイギリスに影響を受けている国では、CEOに相当する肩書きとして、Managing Director(MD)やExecutive Director(ED)が使われます。今はイギリスでも日本と同じように、アメリカ式のCEOを使う企業が増えてきていますが、一部ではまだ残っている英語表記なので気に留めておきましょう。

肩書きは会社によってさまざま

肩書きは、会社によって様々なのが実状です。英語表記も含めれば、かなり複雑なのは確かです。企業の規模や業種、国籍を考えて、ある程度判断することが必要でしょう。ビジネスパーソンとして、国際感覚を持ち、常に新しい認識にアップデートしていかなくてはいけません。相手の立場を名刺の肩書きから認識することは、世界共通のマナーのひとつでもあります。

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