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ビール・生ビール・発泡酒の違いとは|どのお酒が一番が太るのか?

更新日:2024年11月12日

ビジネスマナー

「とりあえずビールで!」お酒を飲むシーンで良く聞かれるセリフですが、ビールにも生ビール、発泡酒と種類が分かれています。そんなビールや発泡酒の違いについて味やカロリー、値段だけでなく気になるプリン体や発泡酒だけどビール並の味のものについてなどご紹介します。

糖質オフ

糖質制限ブームでビールも糖質オフや糖質ゼロが多く出回っています。ビールにおける糖質というのは、製造過程で原料となっている麦芽を加熱してできる麦汁の含まれている糖のことを指します。一般的なビールは100㎖あたり3.1gの糖質、発泡酒は100㎖あたり3.6gとさほど糖質量に違いがないのに比べ、 ・糖質オフ…100㎖あたり糖質が2.5g以下 ・糖質ゼロ…100㎖あたり糖質が0.5g以下 となっているのでその糖質量の少なさはハッキリとしています。 アサヒスタイルフリーに至っては100㎖あたりの糖質はゼロとなっています。

プリン体オフ

ビールに含まれるプリン体が元で痛風になりやすいなどと言われていますが、プリン体なレバーやウニなどの食品にも普通に含まれている成分です。発泡酒や第三のビールなどではこのプリン体を取り除く手法を取り入れたものが販売されており、今までプリン体が気になってビールを飲めずにいたという方にもビールを楽しんでいただけるようになりました。

カロリーオフ

カロリーが気になる方も安心して飲めるということでカロリー50%オフや70%オフという発泡酒や第三のビールが沢山あります。この●●%というのは「当社の○○ビールに比べて●●%オフ」という比較からのパーセンテージになります。第三のビールなどは糖質ゼロやカロリーゼロにしてもしっかりとアルコール分はあるものなどもありダイエッターにのようです。 しかし、カロリーオフやゼロ、糖質オフやゼロにするためには人工甘味料を始めさまざまな材料から作られるため、添加物が気になる方では避けている方もいるようです。

ノンアルコールビール

妊娠中や授乳中でも飲めたり、飲み会の席でさみしい思いをするドライバーさんなどから重宝されているのがノンアルコールビールです。アルコール分0%にもかかわらず、ビールの味はそのままにということからすっかり市民権を得たビールの一つと言えるでしょう。 また、いくらカロリーオフや糖質オフといってもアルコールが肝臓に及ぼす弊害は大きいため、健康のためにノンアルコールビールに切り替えているという方も多いようです。

もはやビールではない?!第三のビール

新ジャンルとも呼ばれる第三のビールというものもあります。これも発泡酒と混同しがちなのですが、はっきりとした違いがありますのでまとめておきましょう。 ・ビール 麦芽・ホップだけから作られる ・発泡酒 麦芽・ホップ・大麦・米・コーンスターチ・糖類から作られる ・第三のビール ホップ・糖類・大豆タンパク・酵母エキス となっており、第三のビールには麦芽がまったく入っていません。麦芽0%の発泡性のある酒類ということになります。しかし、この第三のビールのファンもいてビールの味や風味はさまざまな嗜好の方にがあるようです。

ビールと発泡酒カロリーや値段の違い

先に述べたようにビールと発泡酒の一番大きな違いは麦芽の含有量でした。麦芽は天然のものなので、原料としては高価です。そのため必然的にビールの方が値段が高くなるのです。そのため酒税と呼ばれる酒類にかかる税金の値段が違ってきます。税率が変わるという話も出ているので今後変動があるかもしれません。

お財布に優しい発泡酒

では、標準小売価格をもとに値段を比較してみましょう。 ・ビール(350㎖1缶あたり:218円→酒税77円 ・発泡酒:145円→酒税46.99円 ・第三のビール:125円→酒税28円 となっています。ビール風味で飲みやすい発泡酒にが集まるのはお財布に優しいお値段の影響も大きいようです。開発を重ねて第三のビールも負けてはいないようです。経済的な事をメインに考えると発泡酒を選択する人が多いのもうなづけます。 第三のビールが生まれた背景にはビール離れだけではなく、メーカー側の酒税対策も大きい理由となっています。

ビールと発泡酒太るのはどっち??

ビールVS発泡酒カロリー比較

一般的なビールのカロリーは100㎖あたり40kcal と言われ、発泡酒では100㎖あたり45kcalとさほどの違いはないものの、糖質ゼロやカロリーオフと銘打ったものになると100㎖あたり25kcalと半分くらいのカロリーにまで減ってしまいます。 しかし、ビールや発泡酒はアルコール度数が低いため酔いも回りにくく食欲がさらに増進したり、夜間から長時間飲み続けてしまったりというデメリットもあります。 カロリーや糖質のことだけを考えると発泡酒や第三のビールの糖質・カロリーを少なくしているものをチョイスすれば良さそうですが、食が進んだりおつまみを高カロリーのものを食べていたり、いくら糖質ゼロのビールを飲んでも〆にラーメンなどを食べていたのでは全く意味がありません。

ビールも発泡酒も楽しんだ人が勝ち!

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初回公開日:2017年05月12日

記載されている内容は2017年05月12日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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