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ビール・生ビール・発泡酒の違いとは|どのお酒が一番が太るのか?

更新日:2023年12月12日

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「とりあえずビールで!」お酒を飲むシーンで良く聞かれるセリフですが、ビールにも生ビール、発泡酒と種類が分かれています。そんなビールや発泡酒の違いについて味やカロリー、値段だけでなく気になるプリン体や発泡酒だけどビール並の味のものについてなどご紹介します。

ビール、生ビール、発泡酒の違いって?

一口にビールといっても、生ビール、発泡酒…詳しい違いがわからなかったりしませんか。自分で買い物をする人ならその値段の違いや缶入りの時に記載をみれば分かるけれどお店でグラスやジョッキに注がれると見た目にも味にも違いがわからないこともあります。そんなビールの種類による違いとは何なのでしょうか。

ビール

・酒税法によるビールの定義 ①麦芽を原料の2/3以上使用(麦芽使用率) ②麦芽や麦ホップ、米、とうもろこし、でんぷん(使用原料) という条件が設けられています。麦芽は高価な原料のため、ビールの価格は発泡酒などに比べて高くなります。

大麦を発芽させた麦芽をビール酵母でアルコール発酵させて作ったアルコール分20度未満の飲料のこと。

発泡酒

麦芽を主原料としたビールが主流だった時代、その苦みや深みのある味から若年層のビール離れが起こり始めました。そんな1990年代にビールにもっと親しんでもらおうとつくられたのがビール風味の飲みやすい発泡酒です。つまり、ビールも発泡酒も麦芽が使われているものの使用の割合が違うということです。その結果ビールよりも発泡酒の口当たりがスッキリとして飲みやすく作られているということになり、発泡酒が広く出回るようになったのです。発泡酒に慣れてしまった人にとってはビールはさらに苦みを強く感じるという傾向があるそうです。

・酒税法による発泡酒の定義 ①麦芽使用量2/3未満 ②ビールとしては使用出来ない原料を使用している となっており、麦芽または麦を原料の一部とした酒類で、発泡性があってアルコール分が20度未満の飲料とされています。

生ビールってどんなビール?

生ビールというとなんだか美味しそうな新鮮な響きがします。しかし実際のところ何が「生」なのかよくわからないという方も多いのではないでしょうか。「サーバーから注がれる、お店でだけ飲めるのが生ビールでしょう?」とか「ジョッキに注がれているのが生ビール?」などという意見もあるようです。

実はビールも発泡酒もほとんどが「生」

もともとビールは滅菌のために熱処理をほどこされていました。しかし、ミクロフィルターを使って濾過する技術が確立されたことによって、熱処理を加えない、つまり「生」のビールが主流になりました。別名ドラフトビールとも呼ばれています。現在では、発泡酒もビールも熱処理をしているものの数の方が少ない状態になっています。 つまり発泡酒も「生」ということになります。(日本国内の場合)また、よく勘違いされがちな缶ビールや瓶ビールも「生」ということになります。

じゃあ、生じゃないビールってあるの?

生ビールでないもののことをラガービールと呼んでいるようですが、本来の意味はドイツ語で「貯蔵」を表しています。低温で長い時間をかけて発酵させたビールのことを指すと言われています。加熱殺菌して発酵を止めてあるので長期保存が可能です。加熱殺菌してある分、風味などに違いがあるようです。 ●生じゃない「熱処理」ビール ビールをつくる工程で加熱処理をしているビールは火入れビールや熱処理ビールと呼ばれており、キリンビールのクラシックラガーや、サッポロビールのサッポロラガーなどがそれにあたります。

いろいろな機能を持つ発泡酒

麦芽とホップだけのビールとは違い、さまざまな加工や処理が可能になった発泡酒は機能性がアップしておりその進化はとどまることを知りません。そのため、以下のような健康に関わる成分の除去などを施した発泡酒も多く存在します。

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初回公開日:2017年05月12日

記載されている内容は2017年05月12日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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