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「お世話になりました」の敬語表現と文例|お礼を伝える際のマナー

更新日:2024年02月13日

敬語表現

学生でも、社会人になっても使う機会の多い「お世話になりました」ですが、使い慣れているからこそ、正しい表現やマナーを意識する機会も少ないのではないでしょうか?そこで今回は、「お世話になりました」の文例やマナーについてまとめました。

メールでお世話になりましたと伝えるときの例文です。 例文1 〇〇部長 (氏名)です。お疲れ様です。 この度、4月1日付で(移動部署)部へ移動になりました。 これまで大変お世話になり、誠にありがとうございました。 心より御礼申し上げます。 (移動部署)部へ移動後も、お世話になる機会があるかと存じますが、 その際は何卒よろしくお願い致します。 最後になりましたが、〇〇部長の今後の御活躍を心よりお祈り申し上げます。 (氏名) 例文2 〇〇部長 (氏名)です。お疲れ様です。 この度、4月1日付で(移動部署)部へ移動になりました。 これまで大変お世話になり、誠にありがとうございました。 心より御礼申し上げます。 入社してから〇年が経ちますが、新入社員の頃に〇〇部長に送っていただいた言葉を、今も心の励みにしています。 これからもその言葉を忘れず、精進していきたいと思います。 (移動部署)部へ移動後も、お世話になる機会があるかと存じますが、 その際は何卒よろしくお願い致します。 移動後の連絡先は次の通りです。4月1日以降ご連絡を頂く際は、下記にお願い致します。 電話:(電話番号) FAX:(FAX番号) 最後になりましたが、〇〇部長の今後の御活躍を心よりお祈り申し上げます。 (氏名) いかがでしょうか。例文1は形式的な文章ですが、例文2は自分がどのようにお世話になったのかということを付け加えることで、「お世話になりました」という気持ちがより伝わりやすいものになっています。もちろん例文1の文章でも、相手に対して失礼はありません。自分と相手との関係性を考え、適切な文章を書きましょう。

手紙やメッセージで伝える場合のマナー

どんなときに手紙やメッセージで伝えるか

手紙やメッセージはメールとは異なり、形に残ります。また、自分の手で書きますから、相手への感謝の気持ちが伝わりやすいものです。メールや口頭でもお世話になりましたということは伝えられますが、格別にお世話になった相手には手紙やメッセージで伝えるという場合もあるでしょう。手紙やメッセージにもお世話になりましたと伝える際のマナーがあります。どのように伝えればいいのか見ていきましょう。

手紙やメッセージでの伝え方

例文 〇〇部〇〇課でご指導頂きました(氏名)です。 今でも、〇〇課長にご指導頂いておりました日々を昨日のことのように思い起こすことがあります。 長年のご勤務大変お疲れ様でした。 〇〇さんのご退職に際し、他の部署の方も話題にされることが多く、 〇〇さんの存在の大きさをひしひしと感じております。 入社して間もない頃、〇〇さんに激励の言葉を頂いたことがありました。 その言葉があったからこそ、今の私があるといっても過言ではありません。 ご退職後は、ぜひご自身の夢を実現されますようにお祈りします。 今まで本当にありがとうございました。 この例では、退職する上司への感謝と、お世話になりましたという気持ちを伝えています。〇〇部〇〇課でご指導頂きました(氏名)です。という部分は手紙を読まれる方への最低限のマナーですので、必ず入れるようにしましょう。また、相手に自分がどのようにお世話になったか、それによって自分がどう成長したのかということも伝えるようにしましょう。

退職などでお世話になりましたを伝えるときにつかえるお菓子

お世話になりましたを伝えるときに渡すべきものは?

お世話になりましたという気持ちを伝えるときに、何かを差し上げようと考えるものですよね。それでは、一体どのようなものが喜ばれるのでしょうか?相手の趣味をよく知っているのならば趣味の物を差し上げるのもいいかもしれません。また、花束を差し上げることもあるでしょう。しかし花束はかさばりますし、たくさん貰った場合には貰った後にどうすればいいのか困ってしまいます。お世話になりましたと伝えたいときには、お菓子を差し上げると喜ばれるでしょう。

どんなお菓子を選ぶべきか

お菓子といっても色々な種類があって迷ってしまいますね。どのようなお菓子が良いのでしょうか?自分が転勤や退職をする場合には、差し上げたお菓子は会社で消費されることが多いですから、食べたときに音の出にくいもの、においの少ないもので、個包装のものを選びましょう。逆に、退職される方への贈り物であれば、メッセージ付きのお菓子を差し上げるのが良いでしょう。メッセージをいれることができるお菓子をいくつかご紹介します。

世田谷 文の菓

どら焼きやカステラに15文字までのメッセージの焼印を入れることができます。

洋菓子工房 パパ・パティシエ

クッキーに文字を刻印してくれます。文字数はクッキーのサイズによりますが、15から33文字です。

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初回公開日:2017年05月01日

記載されている内容は2017年05月01日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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