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丸投げをする人/される人の特徴・丸投げをされた場合の対策

更新日:2024年09月21日

コミュニケーション

ある仕事を、詳しい説明もなしに丸投げされた経験がある人は、少なくないのではないでしょうか。そんなとき、その仕事を真面目にこなすべきなのか、または少し反発の姿勢を見せるのかで悩んだ人もいると思います。ここでは、丸投げされた場合の対処法について、説明していきます。

丸投げの意味と類語

社会人になるとよく耳にする“丸投げ”という言葉。それは丸投げされた人が相手を皮肉って使ったり、悔しいことをされたという表現方法として使っていることが殆どです。実際、丸投げした側の人間は自分が丸投げしたとは気づいていないことが多いものです。

意味

1 (土木建設業界で)発注者から仕事を請け負った元請けが、下請けから手数料を取って仕事をそっくり譲ること。 2 本来なら担当すべき業務をそっくり他者に任せること。

類語

・頼りにする・委託する・人任せにする・介入しない・他力本願・押し付ける などがあります。

仕事における丸投げ

特に、仕事のシーンにおいては丸投げは散見されます。実際にどのようなメカニズムで丸投げが発生するのか、丸投げする側される側、その原因について探っていきます。

丸投げをする人

丸投げをする人は、その業務内容に精通していない為、どのように処理していいかわからない人が大多数です。その為、その業務に精通していそうな人に委託=丸投げする結果になるのです。又、その業務以外でも抱える仕事が多すぎて手が回らないケースもあります。どちらにしても、業務を委託したり丸投げしたりできる立場にいる上司が、部下に対して丸投げすることが自然と多くなってしまいます。 性格的には、無責任で面倒な仕事には関わりたくないという考えの人が多いでしょう。結果としてその仕事がうまくいった場合は自分の手柄に、うまくいかなかった場合は部下のせいにされてしまうでしょう。

丸投げをされる人

その業務に関して精通していそうな人であったり、実際の現場担当者である部下が処理する場合が多いです。特に、業務処理能力が高く、命じた仕事を早く正確に精度よく仕上げてくれる存在だと、自分の会社での評価をあげることができる為、丸投げされてしまうでしょう。又、不平不満を言わず、もくもくと自分の命じた仕事を従順にこなしてくれる部下だとますます丸投げされる機会は多くなります。

丸投げが起こる原因

本来は、仕事を命じた上司が部下に対してプロセスを指南し相談に乗りながら仕上げていくような構図が望まれます。それは上司がきちんと部下の仕事を把握し、部下の性格までも熟知していることが前提です。ですが、会社という組織は上にいけばいくほど、会議や接待に忙殺されることも少なくありません。 そういったことに時間をとられ、実際把握しなければならない細かな業務内容や部下の仕事を把握する時間がなくなっていくのです。又、部署全体として一人当たりの業務量が多すぎる場合もあり、会社全体としての人員配置などの問題が絡んでくる場合もあります。

プライベートにおける丸投げ

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初回公開日:2017年05月14日

記載されている内容は2017年05月14日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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