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ニュージーランドへの移住方法と費用・移住の失敗例・移住条件

更新日:2024年11月16日

ライフスタイル

ニュージーランドへの移住方法やその費用、移住の失敗例についても言及しています。また、移住条件はあるのかということや移住のメリット・デメリットについても説明しています。ニュージーランドに移住に際してのポイントを最後にまとめています。

ニュージーランドは永住権が比較的獲得しやすい国として有名です。他国への人口流出が多いということが理由として挙げられます。ただし、近年人口増加の傾向にあり受け入れが難しくなってきています。移住条件を把握してスムーズな移住ができるように準備しましょう。

ニュージーランドでは永住権を取得しやすい

期限付きの居住権が通常他の国々では適応されます。しかし、ニュージーランドの場合には無期限の永住権を獲得することが可能です。この場合には一生更新の必要も無く、居住の滞在日数要件も発生しません。申請方法は主に「投資家」「起業家」「技能移民」の3つになります。 また、いずれの条件にしても健康である・犯罪歴が無い・十分な英語力があるという三点が条件としてが求められます。日本人の大半が申請すると言われているのが技能移民です。これはポイント制で申請できます。自分のポイントを計算してから永住権申請準備を行います。

技能移民が多い

技能移民では必要とされる職種に関連する技能をもった人のための部門だといえます。優れた技術力があることから優先的に永住権を与えるという方法です。ポイントの評価対象は学歴、職歴です。ニュージーランドでの雇用の保証についてもポイント化されます。ポイントが高いと永住権を得られやすくなります。

細かい条件としては年齢が20歳以上55歳未満であり、健康であることです。また、無犯罪であることです。逮捕歴がある場合には永住権獲得は難しいです。十分な英語力があることも求められます。これは生活する上でも非常に大切なスキルです。仕事上、資格が必要な職業の場合にニュージーランドで有効な資格があることも条件になります。

投資家の移住

これはニュージーランドが力を入れている移住方法です。ニュージーランドの会社株、国債、債券など、ニュージーランドの経済を支えるような投資活動が行えるという人が対象です。ニュージーランドの発展に向けて貢献できるという人に優先的に永住権を与えるという部門です。申請は2種類あります。投資家プラスカテゴリと投資家2カテゴリで、投資できる金額によって変わります。

起業家の移住

ニュージーランドでビジネスを始めたいという方は起業家に適した申請部門があります。この部門は年齢制限が無く、また学歴なども問われないことからハードルも低いでしょう。ニュージーランド経済に貢献できるということが条件に含まれます。特にIT系や輸出に関わる分野の起業家を求めています。また、理化学系分野は優遇されています。起業家ワークビザを3年間取得して、ビジネスを展開し永住権申請します。

ニュージーランド移住のメリット・デメリット

メリット1:四季がある

ニュージーランドには四季があり、日本とは逆の季節になります。たとえば夏にクリスマスをお祝いします。日本とは逆の四季だと慣れるまで体がついていかない、ということがあるかもしれません。それでも四季折々の美しい自然を享受して生活することが可能です。

メリット2:永住権が取得しやすい

永住するひとにとってニュージーランドはハードルが低いです。一度取得してしまえば更新は不要であり、移住してきたからと教育や公共の面において何か不都合が生じたりすることもありません。

治安が良い

治安は良いと言われています。政治の汚職も少なく警察もフェアで有名です。観光地ではスリなど注意は必要ですが、一般生活では特に治安の心配をすることは無いです。ただ、夜間の独り歩きは危険です。サマータイムの場合でも夜間に1人で歩くのは避けるようにしましょう。なるべく人通りが多いとこを選ぶようにし、ビーチでのスリも多いのである程度の防犯対策は必要です。

デメリット1:物価が高い

次のページ:ニュージーランド移住に際してのポイント
初回公開日:2017年04月27日

記載されている内容は2017年04月27日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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