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コンビニで採用される自己PRの書き方と例文|履歴書・面接のコツ

更新日:2024年10月17日

書類選考・ES

さまざまな求人誌で見かけるコンビニエンススストアのアルバイト募集。応募を検討してるけど、履歴書を書く際に自己PRの項目で手こずってしまった経験はありませんか?今回は、これからコンビニの面接を受ける方にぜひ読んで欲しい自己PRのノウハウをお伝えします。

当たり前ですが経歴の詐称などは絶対にしないようにしてください。採用されたいが余り、その場限りの嘘をつくこともNGです。例えばコンビニバイトが未経験なのに経験があると答えてしまった場合、採用されてからが大変です。 経験者は即戦力を求められる場合があるので、実際の仕事ぶりを見られた時に未経験者だったことを見破られる可能性があります。そうなると本人への評価も下がり働き辛くなってしまいます。 嘘をついてしまうとせっかくの自己PRが台無しです。コンビニバイトが初めてであることを正直に話し、自身の長所で未経験の壁を乗り越えるようにしましょう。

前職の退職理由を聞かれたら

面接官によっては、前職の退職理由を聞かれるケースがあります。もし採用が決まった際に、人間関係などですぐに辞めてしまうかどうかを見極めるためです。 もしこのような質問をされても、仕事内容や人間関係が嫌になったというネガティブな理由を伝えないようにしましょう。なるべく家庭の事情や大学のサークル活動を理由とした、仕方ないと思えるような退職理由を述べるようにしてください。 コンビニの仕事は覚えることが多く、併せて臨機応変さや協調性も求められます。人によってはコンビニの仕事について行けず、いきなり辞めてしまったり慣れる前に辞めてしまうケースがあるようです。雇う側からしたらこれほど迷惑な話はありません。 前職の退職理由から、忍耐力をアピールすることも自己PRのひとつなのです。

学業との両立を聞かれた場合

学生への質問パターンのひとつとして、コンビニのアルバイトと学業は両立できるかと質問されることがあります。このとき採用されたい気持ちから、バイトを優先する旨を述べてしまいそうになるかと思います。 しかしここは正直に「テスト期間はお休みを頂くと思いますが、それ以外は頑張ります。」と伝えるようにしましょう。 応募先からすると大学生が学業で忙しいのは承知の上です。大学生を雇ったことのある店舗であれば、採用された際に無理の無いシフトを組んでくれるでしょう。バイトを優先できない旨を理由を添えて伝えた方が、応募先も納得してくれます。

実践!ケース別自己PRの話し方

自己PRは履歴書に書くだけではなく、面接官の前で発表するように求められるケースもあります。ストレートに自己PRを求めてくることもあれば、自身の長所や短所は何かと質問されることもあり、その時の対応方法もさまざまです。 いずれにせよどんな聞き方にも返答できるように、事前に履歴書に書いた自己PR文を覚え、自宅で話し方のロールプレイングを重ねることが大切です。ここからは採用されやすい自己PRの話し方について解説したいと思います。

ストレートに自己PRを要求されたら

ストレートに「自己PRをお願いします。」と言われたら、履歴書の自己PR文と同様の内容を伝えるようにしましょう。上記でも述べたように、あらかじめ内容を覚えておくことが重要です。 棒読みや早口で話すことは控え、面接官が理解できるようにはっきり話すことを心がけてください。声量は大きすぎず小さすぎず、明るさと落ち着きを兼ね備えた声で話すことがポイントです。 自己PRの発表は自分の長所のみをアピールしなければなりません。ネガティブな言葉や自身の短所を述べることはNGです。緊張しやすい方は面接前に深呼吸をすると良いでしょう。

長所・短所は何ですか?と聞かれたら

面接官によっては、自己PRのかわりに応募者の長所や短所を聞いてくるケースがあります。長所は上記のような自己PRを述べれば良いのですが、短所を聞かれると言葉に詰まってしまいそうですよね。 実は短所を聞いてくる事にはきちんとした理由があるのです。ただ単に短所の内容を知りたいのではなく、応募者が質問に対してどう切り返してくるかを見ています。短所を話す内容で、その人の客観性や誠実さ、課題解決能力を見極めているのです。 短所を説明する際は、コンビニの募集要項にマッチした内容を話すようにしましょう。求人媒体に「接客や人が好きな方募集」などのフレーズが書いてあるはずです。 ここで正直に人見知りが短所ですと答えてしまうと、客観性に欠けた回答になってしまうので注意しましょう。コンビニは接客あっての仕事です。サービス業に携わる人の短所は八方美人や優柔不断、心配性などが模範回答です。

コンビニ面接の最後に聞かれやすいこと

自己PRの説明を乗り切ったらいよいよ面接も終盤です。ここからは、面接の最後に聞かれやすい質問に対する模範回答をご説明します。最後まで気を抜かずにしっかりとした受け答えを心がけ、コンビニの面接を成功させましょう!

何か質問ある?

コンビニ面接の終盤で面接官が「最後に何か質問がある?」と聞いてくる場合があります。応募者側からすると、何か質問をした方が採用されるのではないかと考えるかもしれませんが、面接官の真意は何か気になることはないかと思って聞いてるだけで、深い意味はありません。 しかし、ここで「特にありません」と答えてしまうことは避けてください。面接官によってはこのあっさりとした返答に、採用しても断られるのではないかと疑ってしまうこともあるからです。 なるべくなら質問をして、面接官に安心感を与えるようにしましょう。印象が良くなる質問としては、「採用された際、何か準備するものはありますか?」が模範回答です。 面接官に採用後のイメージをさせ、働く意欲をアピールすれば、あなたへの採用を前向きに検討してくれるかもしれません。 ちなみに避けて欲しいNG質問はスタッフに嫌な人はいないか、残業はあるかなどのネガティブな質問です。実際に採用されてから聞く質問であることはもちろん、面接官も個人情報をそう簡単に話すわけにはいきません。 また、面接中に説明を受けた内容を繰り返し聞くことも良い印象を持たれません。話を聞かない人というレッテルを貼られてしまうので気を付けましょう。

いつから働ける?

面接中に店内のインターホンが頻繁に鳴ったり、スタッフを手伝う為に度々席を外す面接官の姿を垣間見ると、いかにも人手不足という印象を受けますよね。 その上でこの質問をされたり、面接を早めに切り上げようとする様子が伺えると、人によっては採用されるかも?と感づくかもしれません。実はそのインスピレーション、強ち間違っていません。 コンビニの店舗によっては、人手不足が原因で早めの人材を確保したいと考えているケースがあります。急を要する場合は面接時に応募者を多角的に分析して、その日のうちに採用の電話を入れる店舗も少なくありません。 もしも面接の終盤でいつから働ける?と聞かれたら、早めに働ける旨を伝えるようにしましょう。求人媒体や店舗の張り紙に急募と書いてあったなら尚更、事前に勤務開始日を考えておくことが大切です。

正しい自己PRでコンビニの面接を乗り切ろう!

今回はコンビニの仕事に応募する際の自己PRの例文や、面接官に良い印象を持たれる話し方、面接時にありがちな質問への対応方法についてご紹介させて頂きました。 コンビニというサービス業に携わるには、臨機応変さや協調性、そして何よりも人を思いやる心が必要とされます。自己PR文を書く際は前職の経験やサークル活動などで、人と接したときに学んだ事をわかりやすくアピールすることが大切です。 また、素晴らしい自己PR文を伝えることも大切ですが、面接官は応募者の経歴や考え方、人柄に至るまで多角的に観察し採用を判断しています。 自己PR文と実際の人間性が見合うように、最後まで気を抜かず受け答えすることを心がけましょう。どんな質問にも回答できるよう、事前に自宅などでロールプレイングすることをします。

初回公開日:2017年04月21日

記載されている内容は2017年04月21日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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