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異動の挨拶例文・スピーチ/メール・宛先別のポイント

更新日:2024年01月30日

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「異動」と「転勤」、よく耳にする言葉ですが、それらにはどのような言葉の違いがあるのでしょうか?また、異動して転勤をする場合に挨拶はどのようにすればいいのでしょうか。異動と転勤の違いと、挨拶の仕方、また拒否できるか否かについて紹介します。ぜひ読んでみてください。

異動の挨拶とはなにか

仕事で部署や勤務地を異動することになったら、今までお世話になった「異動前の部署」での挨拶、これからお世話になる「異動先の部署」での挨拶が必要になります。 異動先はもちろんですが、異動前の部署での挨拶でも、今後の社内での人間関係を円滑にするために、すてきな挨拶を心がけましょう。

誰に挨拶するか

異動の際の挨拶は、部署全体に対して行う「スピーチ」の挨拶と、上司など関係者に対して、個人対個人で行う挨拶があります。 個人として、直接関わる上司や取引先担当者に対して挨拶を行うのは当然ですが、それぞれの上長に対しても一言挨拶をしておきます。 また、自分にとって「目上」にあたる関係者のみではなく、部下や関係スタッフなど、「仲間」として関わり合いのある人たちへの挨拶も欠かさないようにしましょう。

前部署での挨拶

異動前の部署の人に対しては、今までお世話になったお礼を中心に挨拶します。異動前の部署(現在の部署)に対しては、当然異動前に挨拶をします。 異動前の部署への挨拶の中で伝える内容は、「異動が決まったこと」「今までお世話になったお礼」「今後も支援をお願いしたいこと」の3点がポイントとなります。

異動先の部署への挨拶

異動先の部署への挨拶は、異動前に行うこともあれば、異動日・異動後に行うこともあります。事前に挨拶しておくことは、やる気も感じられ、異動後の人間関係を構築しやすくなります。 異動先への「異動の挨拶」で肝心なことは、「自己紹介」です。自分が携わった仕事や、貢献した内容を伝えることで、相手は仕事での関わり方の調整がしやすくなります。 趣味などプライベートを伝えれば、人間としての親しみを感じてもらえます。

前部署への移動の挨拶スピーチ例文

ここでは、異動前の部署で行う挨拶スピーチの例文をご紹介します。挨拶スピーチは、自分が所属する課や係といった小さめのグループに対して行う場合と、部署全体に対し大々的に行う場合があります。 どちらも、内容にはさほど差はありませんが、小さな内輪のグループで挨拶するときと、あまり付き合いのない人も含む全体の場で挨拶するのとでは、スピーチの気軽さに違いがあります。

スピーチ例文1

内輪ともいえるグループ内で行う異動のスピーチ例をご紹介します。内輪の場合は、堅い挨拶である必要はないため、ざっくばらんにお礼を述べるようにします。 【例文】 ○月○日をもちまして、○○部へ異動することになりました。今まで、厳しい状態でも乗り切りながらなんとかやり切れたのは、皆さんのご支援の賜物でした。本当にありがとうございました。異動することになりましたが、今後も変わりなくお付き合いください。

スピーチ例文2

大勢の前で行う異動のスピーチ例をご紹介します。全体に対するスピーチは、形式に則ったお礼を述べる場として行いましょう。 【例文】 ○月○日を持ちまして、○○部へ異動することとなりました。今まで○年間未熟な私に対し、根気よくご指導いただき、本当にありがとうございました。部署は変わりますが、これからも一緒にお仕事をさせていただく機会があると思います。引き続きご支援いただけますよう、お願いいたします。

前部署への移動の挨拶メール例文

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初回公開日:2017年04月13日

記載されている内容は2017年04月13日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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