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更新日:2024年09月23日
これに懲りずこれからも・・・襟を正し、平身低頭な自分を体現しつつ口にしてとことん謝っているつもりになっていませんか?実はこれ大変失礼な言い方だったんです。これに懲りずってどんな意味だったの?何がいけないの?どう言えばいいの?今回はこの点に注目してみました。
前項の例で説明するとここで懲りるべきはどちらも手紙を書いている本人です。暴言を吐いた自分であり、違約をした私自身です。それなのに失礼をしてしまった相手に対して「これに懲りず付き合ってください」、「これに懲りずまた誘ってください」と言っている、『自分なんかをパーティーに誘って暴言を吐かれ不快になった、誘わなきゃ良かったという失敗』や『私自身の約束を受けてしまい時間を無駄にした、こんなことなら約束受けなきゃ良かったという失敗』をした謝るべき相手に「そんな失敗したからって懲りるなよ」と言っているようなものです。火に油とはまさにこの事、まったくお詫びになっていないし更に失礼をしています、しみじみそう思いませんか。
そう考えるとこれに懲りずに、というのはなかなかお詫びで使う機会はなさそうですし、理解している相手に使ったら逆効果な上評価まで下がりそうです。となるとお詫びする必要がある場合はなんと言い換えればいいのでしょう。ビジネスシーンや目上の方には本当に使えないのでしょうか。
今後のおつきあいが重要なビジネスシーンや目上の人に対して失態をしてしまいお詫びする場合、「今回のミスを自省し懲りました」という強い意志を表現し、心から謝りたいところです。 そこで「このような失礼をし本当に自身、嘆かわしく感じております。二度と同じ事が無いように誠心誠意努めてまいります。大変申し訳ございませんでした。」こんな風に相手を敬った言い方はどうでしょうか。失敗したのは自分であり、しかもしてはいけない相手に対してだと自覚している、あなたはそれ程重要な相手だ、と感じます。ここに「今後ともどうぞ・・・」と続ければこれっきりになる可能性はかなり減りそうです。
それでも友達や後輩、目下にあたる相手に詫びるのなら自分が懲りた事を伝えるために「何度も失敗しているのにこれに懲りずかまってくれてありがとう。もうこんな思いはさせないようにします、ごめんなさい。」といった使い方ができる場面もありそうです。悪いのは自分、本当に申し訳なかった、という真摯さを心底丁寧に伝えるにはストレートでわかりやすく、表情が伴えばむしろ有効ですよね。 ほかに目上の方に対してでも、何度やってもうまくいかない自分が叱責された時「これに懲りずに諦めないで練習します!」とか、どうしても手に入れたくて何度もお願いして断られ呆れられ追い返されそうな時「これに懲りずにまた伺います!」などと強い意志を表す方法もあります。
今まで気づかず聞き流していたこの一言、何かのタイミングで目にしても引用しないよう認識したいものです。他の人が使っていたり、自分に向けて言われた時も納得しながら受け流せます。これに懲りて今後は恥をかくこと無く胸を張ってきちんと謝ることができますね。たとえどんな窮地に立たされても動揺せずに落ち着いて、素直で率直な言葉で謝リましょう。 「本当に反省しています。もうしません、ごめんなさい。」 これに勝る謝罪はありません。
記載されている内容は2017年04月02日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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