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耳慣れない樹木医の年収と仕事内容|資格の取り方・将来性はある?

更新日:2024年11月17日

職種研究

樹木医という資格、仕事があります。今はまだ専門職ではなく、多くは造園業や大学、農林業関係などの方が兼任しています。環境破壊から自然を守り、再生させる樹木医は今後の活躍が期待される職業です。やりがい、生きがいを重視するなら樹木医を目指してはいかがでしょうか。

講座やセミナーを活用する

一般財団法人日本緑化センターでは、樹木医試験の受験者を対象とした講習会や講座は行っておりませんが、樹木に関する様々な講座やセミナー等(「樹木と緑化の総合技術講座」、「自然再生セミナー」、「松枯れ防除実践講座」)を実施しており、これらが試験勉強の一助となるようです。また、全国に支部のある(一社)日本樹木医会では、独自に樹木医試験対策の勉強会を行っていることもあるようです。

過去問題集で学ぶ

一般財団法人日本緑化センターでは、以下の過去問題集の解説をよく読み、内容を理解することを推奨しています。 1)樹木医研修受講者選抜試験問題集(日本樹木医会発行TEL.03-5319-7470) 過去の樹木医試験で出題された問題をまとめたものですので、毎年どのような問題が出されたのかを知る上でも、ご自分の力試しにも、必ず目を通しておく必要があります。 2)最新・樹木医の手引き 改訂4版(日本緑化センター発行) 樹木医研修の際にテキストとして使用するものですので、まさに樹木医を目指す方々には必読の書といえるものです。選抜試験前に入手し、十分読み込んでおくとよいでしょう。 3)高等学校程度の生物の教科書 ・4)環境問題等に関する用語集(それぞれ各書店にて販売) 樹木医には幅広い知識が求められますので、その際の基本的な知識やプラスαを養うために、非常に効果的といえます。書店で何冊か手にとってみて、一番自分で使いやすいもので勉強すればよいでしょう。 論述試験については、「文章の書き方」が問われるので、限られた文字数で、簡潔・明瞭に文章を作成する能力を養っておくといいでしょう。また、社説や新聞、樹木管理上の課題などが整理された文献等をよく読み、キーワードから文章をまとめる訓練も勧められています。

これからますます重要になる緑を守る仕事

環境破壊が叫ばれて久しくなりますが、地球には樹木が必要であり、その樹や植物が育つ為の土壌改善や樹の手入れ、治療などをするのが樹木医です。樹、ひいては森が健康になればどれほど大きな自然の恩恵を受けられることでしょう。 たいせつな自然環境のひとつである樹木を守る樹木医の仕事は、今後ますます期待されています。個人宅の庭木から街路樹、そして天然記念物のような樹木など、わたしたちの周りには多くの緑があふれています。この大切な緑を守る樹木医の仕事は、大きな縁の下の力持ちです。

初回公開日:2017年04月01日

記載されている内容は2017年04月01日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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