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メールの末尾の挨拶/署名/拝の書き方・メール末尾例文

更新日:2024年09月30日

メール・手紙

取引先との商談はまずはメールで、ということが多い現代。便利ではありますがマナーの面で分からないことがたくさん・・・。末尾に付ける挨拶って何が正しいの?末尾に付ける署名はどうするべき?拝や以上はどう使うの?そんなビジネスメールの末尾についてご紹介します。

署名が必要な理由

ビジネスメールでは、メールの最後に必ず署名をつけます。署名があると相手に連絡先を伝えられます。また、誰が書いたかの証明にもなるため欠かせません。

署名には何が必要?

署名には次の項目が必要です。 ・本文と署名を区切る印 ・メールアドレス ・送り主の名前 ・所属(会社名・部署) ・所属の電話番号

署名と本文を区切る記号

どこまでが本文でどこからが署名なのか分かりやすくするために、署名の部分を記号などで区切ることがよくあります。よく使われる記号は次の通りです。 ・アスタリスク(*)で区切る ・ダッシュ(ー)で区切る ・プラス(+)で区切る ・イコール(=)で区切る ・アットマーク(@)で区切る ・円マーク(¥)で区切る

署名のテンプレート

・シンプルな署名(社外用) ============================================= 川谷信二 <sinzi-kawatani@quicklab.co.jp> 株式会社 マウントラボ 企画部 電話 03-3403‐○○○○ FAX 03-3403‐○○○○ ============================================= ・シンプルな署名(社内用) ============================================= 川谷信二 <sinzi-kawatani@quicklab.co.jp> 企画部 内線9999 =============================================

メールの署名の「拝」の書き方

署名のメールの名前に「拝」を付けることがあります。 ============== 迷田 太郎 拝 < xxxxxx@tes,com > 株式会社 Mayonezラボ TEL:03-xxxx-xxxx ============== この「拝」の意味と使い方についてご紹介します。

「拝」の意味

「拝」自体に「謹む」という意味があり、謙譲や丁寧といった敬意が含まれます。メールの末尾につける「名前 拝」の表現も、自分を下げて相手を立てる謙譲の表現になっています。

「拝」の使い方

基本的には「自分の名前 拝」という使い方をします。そのなかでも「フルネーム 拝」という形と「苗字 拝」という形があります。

①『フルネーム 拝』

フルネームを用いる方法の方がスタンダードな「拝」の使い方と言えます。きちんとフルネームを記していれば、目上の人に使っても失礼な表現ではありません。ぜひ使ってみてください。

②『苗字のみ 拝』

苗字だけを記すパターンもあります。元々は友人や知人など親しい間柄の人にのみ使う表現ではありますが、ビジネスメールなどで何度もやり取りを繰り返していれば、そういう相手に限っては末尾が簡略化されていて、見やすいと思います。場面や相手を自分で考えて使ってみてください。

【注意点】「拝」と「拝啓」「敬具」は一緒に使えない

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初回公開日:2017年04月03日

記載されている内容は2017年04月03日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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