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更新日:2024年10月18日
僧侶という言葉を聞いて、何を思い浮かべるでしょうか。また、今の時代に僧侶になるには、どういった道を進めば良いでしょうか。僧侶のはじまりは仏教と言われていますが、今ではいくつかの宗派に別れている様です。今回は僧侶についての気になるところを紹介していきます。
僧侶の結婚については、元々は仏教では教義上は婚姻禁止となっていました。現代でも、女性が僧侶に近づくのを許されない国さえあります。 しかし日本では、明治5年4月25日公布の太政官布告第133号により、「僧侶は肉食も妻帯も蓄髪も良い」ということになりました。教義上は婚姻には消極的ですが、法的には僧侶が結婚しても問題ありません。また、浄土真宗では、元々、妻帯を禁じてはいませんでした。 この背景には、天皇を有数とする神道で国の思想を統一しようという政治的背景があり、神道を神格化する一方で、仏教は俗物的な扱いにしようという思惑がありました。この様な事情から、日本では僧侶は結婚できますし、飲酒・肉食・畜髪にも寛容です。
お釈迦様の時代から、女性僧侶はいました。男女別々に修行をするところもありますが、基本的に、修行中から男女の区別はほとんどありません。寝る時とお風呂以外は一緒、という話もあります。 僧侶は男性であれ女性であれ、同等です。清掃・読経・剃髪にはじまり、白装束で滝行もすあります。結婚して子供がいる女性住職さんもいます。瀬戸内寂聴さんも女性住職でした。
仏教の起源となった釈迦は、最初妻子がいました。しかし出家するために妻子とは別れる必要があります。いわゆる「世俗を捨てる」ということです。そうすることで信仰に専念できます。僧侶の剃髪も、これと同じで、髪があることで煩悩が生まれ、無ければその分、煩悩が無くなります。 宗派にもよりますが、剃髪は必ずしも義務ではなく、髪を伸ばしている僧侶も見かけます。ただし、修行中は剃髪が原則です。また着るものも、僧侶は非常に質素です。着るものに選択肢があれば、それだけ煩悩が増えるからです。たとえ出家しなくても、煩悩を捨てる、という考え方には学ぶべきものがあります。
僧侶という職は、各宗教派閥の色はもちろん、社会的・歴史的背景が色濃く残った職業であるといえます。その影響もあり、現代の感覚では理解できないルールがあることも理解し、僧侶という職に就くかどうかを考えましょう。
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