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更新日:2024年08月30日
言葉使いの基本やマナー、気になる直し方までまとめてみました。たかが言葉使い、されど言葉使い。人間関係や信頼度までに影響があります。大人として、ビジネスパーソンとして恥をかく前に、貴方の言葉使いを振り返って、直してみませんか?
ビジネスシーンで使う敬語には大きな特徴があります。誰に対して敬意を示しているのかによって、敬語を使い分けます。「社外の人」と「自社の人」を区別し、「社外の人」には「自社の人=身内」として表現する、日本の習慣があるためです。社会人になったばかりの時は戸惑いがちですが、しっかりと身につけたいマナーです。
マナー①:お客様を含めた、すべての社外の人に敬語を使う。 例:「いらっしゃいませ」「ご案内いたします」 マナー②:お客様や他社について話をする時は、どんな場合でも敬語を使う。 例:「先方の担当者からご紹介いただきました、A社の○○様からお電話がありました」 マナー③:社外の人と話す時は、自社の人に関しては、たとえ上司であろうとも本人(自社の人)を敬う言葉は使わない。 例:「部長の○○を紹介します」「課長の○○は席をはずしております」 マナー④:社内では、上司や先輩には敬語を、同僚には丁寧語を使う。 例:「部長がおっしゃったように…」「資料をご覧ください」 マナー⑤:他人に対して、自分の身内、肉親のことを言う時には敬語は使わない。 例:「母が申しておりました」「父が上京します」
この2冊がオススメなのでぜひ手にとって見てくださいね。
「敬語」には、決まりきった基本の「形」があります。その「形」をそのまま覚えてしまうことが、上達への近道です。豊富な実例でわかる「良い敬語」と「悪い敬語」―この1冊で、あなたの「会話力」「コミュニケーション力」が上がります。
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正しい言葉使いを身につけるのに、注意するべきポイントをまとめます。
■正しい言葉使いを知る 先に紹介したような敬語の本を読んで学んだり、言葉使いのマナーのセミナーに参加したりして、まずは積極的に知識を身につけるなければ、とっさの時には口から言葉が出てきません。もし近くに目標にする人がいるなら、その人のまねから始めるのも効果的です。 ■相手に対しての思いやりや気づかいを大切に 初対面の人と話す時には、特に丁寧な言葉使いを心がけましょう。相手も気持ちよく話ができるように、相手を敬う気持ちとともに会話をするのが大切です。自然と敬語が使えるようになっていきます。 ■言葉を口に出す前に一呼吸置く いくら正しい言葉使いはわかっていても、感情的になってしまい、ついつい言葉使いが乱れる人も少なくありません。そんな人は、一呼吸おいて、言葉を選びましょう。日常で使いがちな「やばい」「ムカつく」「だるい」など、使う頻度が高い言葉は要注意です。 ■まずは、名詞の前に【お】や【ご】をつける 「ご挨拶」「お名前」「お考え」「お話」「ご意見」「お気持ち」など。なんでもかんでも【お】【ご】をつければいいというものではありませんが、無理せずに実践しやすい丁寧語から使っていきましょう。 ■【の】を【ん】で代用しない 「できないのですが」→「できんのですが」、「見れないのですが」→「見れないんですが」などは日常の会話であり、ビジネスにおける会話ではありません。自分の言葉の中に【ん】が多くないか、一度考えてみて直しておきましょう。
ビジネスパーソンにとって言葉使いの基本である敬語は、周囲との人間関係や信頼関係にまで影響を及ぼしかねません。また、人格や教養のバロメーターにもなるので、正しい言葉使いは大人としても身につけたいものですね。 わかっていても、正しい言葉使いはいい慣れなければ、必要な時には出てきません。しっかりした言葉使いの知識を得て自信をつけて、何度も実際に使ってみることで、いつでもどこでもTPOに合った言葉使いができるワンランク上の大人のビジネスパーソンを目指しましょう。
記載されている内容は2017年03月28日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。
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