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更新日:2024年10月10日
「都合が悪い」の正しい使い方や意味はご存じでしょうか。この記事では「都合が悪い」ときに使える表現や使う際の注意点、一緒に使うといいクッション言葉や例文を紹介しています。「都合が悪い」を正しく理解し、上手に使いたい人はぜひこの記事を読んでみて下さい。
目次
「ご都合はよろしいでしょうか」と似ていますが、こちらは相手に許可を求める表現で、「ご都合はいかがでしょうか」は相手にお伺いを立てる表現なので、間違えないようにしましょう。
クッション言葉とは、相手に本題を伝える前に挟む言葉のことで、丁寧な表現や相手に敬意や謝意を伝えるために使われます。 自分が気を付けていても、どうしても相手にお断りを入れなければならないこともあります。 そんなときは、クッション言葉をうまく使い、相手にマイナスの印象を与えないように丁寧に伝え、相手に失礼のないように気遣いましょう。 それでは、都合が悪い場合に入れたいクッション言葉を詳しく紹介します。
「あいにくですが」は、「残念ですが」という表現のクッション言葉です。 相手の意に沿えなくて申し訳ないという気持ちを表現するもので、相手から提案された予定や日時を自分の都合で断る場合に使います。 例えば「来週は取り込んでおりまして」と伝えるときに「あいにくではございますが、来週は取り込んでおりまして」とクッション言葉を入れるだけで、とても丁寧な印象になります。 さらに丁寧な印象にするには、「ご提案いただきありがとうございます。しかし、あいにくではございますが、来週は取り込んでおりまして」と文頭に感謝の気持ちを入れると良いでしょう。
「やむなく」は「仕方なく」と言う表現のクッション言葉です。 残念な気持ちを表現するもので、自分の意ではないけれど、どうしようもない場合に使います。 例えば「明日の合宿は不参加とさせていただきます」と伝えるとき、「やむなく、明日の合宿は不参加とさせていただきます」とクッション言葉を入れるだけで、本当は行きたかったけれど行けずにとても残念だ、という気持ちが伝わります。 ただし、この「やむなく」は諦めの気持ちを感じさせ、ビジネスのシーンではあまり好まれないため、使わないようにしましょう。
「大変申し訳ございませんが」は、自分の都合で日時や約束を変更してもらいたいときに相手にお詫びの気持ちを伝える表現のクッション言葉です。 例えば「その時間は都合をつけるのが難しいようです」と伝えるときに「大変申し訳ございませんが、その時間は都合をつけるのが難しいようです」としたほうが、より相手に誠意が伝わります。 お詫びの言葉を添えるだけで印象も柔らかくなるので覚えておきましょう。 また、お詫びを伝える際は日時の代替案を一緒に伝えると、マイナスの印象が付きにくく良いでしょう。
都合がいい場合の返事をする場合、「大丈夫です」と答える人が多いかもしれませんが、「大丈夫」という言葉は「結構です」というNOの意味でも使われることがあるため注意が必要です。 特にビジネスのシーンでは失敗できないので、誤解を招かないためにも、都合がいい場合の返答は「問題ありません」を使用すると良いでしょう。 都合を聞かれたのだから「都合は良いです」と答えてもいいのかと思いがちですが、この表現もあまり使用しないものです。 また、ビジネスのシーンで上司や目上の人に都合を聞かれた際、「都合は良いです」と答えるのは、自分の感情で返事をしていると受け取られかねません。 こちらにその気がなくても、上司や目上の方は印象を悪くするかもしれないので、注意しましょう。
「都合が悪い」について書いてきましたが、理解は深まったでしょうか。 ビジネスのシーンで「都合が悪い」を使う際は、自分の都合でお断りを入れることに対して申し訳ない、という気持ちも伝えなければいけませんが、同時に相手に対して不快な思いをさせないようにするための気遣いも必要です。 日本語はニュアンスが難しいものが多く、自分と相手の認識が違う言葉もあり、自分が正しいと思っていた言葉でも、相手に悪い印象を与えてしまうかもしれません。 「都合が悪い」という言葉をきちんと理解し、正しく使えるようになれば社会人として評価され、信頼されるようになるでしょう。 始めのうちは難しいかもしれませんが、繰り返し練習することで習得できると思うので、「都合が悪い」の使い方をぜひ練習してみて下さい。
記載されている内容は2022年12月14日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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