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さん付けで呼ぶ際の心理|さん付け運動の目的と効果・メリット

更新日:2024年09月19日

ビジネスマナー

人の名前を呼ぶときに、さん付けで呼ぶことは多いと思います。さん付けで呼ぶときは、尊敬しているから?距離を置きたいから?どんな心理状態のときなのでしょうか。また、さん付け運動とは一体どんな運動で、どんな目的で行われているのか、詳しくみていきたいと思います。

さん付け運動で目指したのは「社内の一体感」でした。上司であること部下であること、というのを意識するのは大事なことに違いないのですが、「会社を構成している一人の社員である」という意識も大事です。 上司を立てることに重きを置くよりも、部下の新しい意見を取り入れることに重きを置くことで、その会社にも新しい風を取り入れることができます。 役職で呼ぶことを禁止してさん付けで呼ぶようにすることで、社員の意識改革を狙ったのです。 今でも役職名で呼ぶ会社が殆どでしょう。さん付け運動は大手企業を中心に行っていますが、もちろんメリットもデメリットもあります。 普段から親しい人達で構成されている中小企業などは逆に役職名で呼ぶようにして、規律を見直し、メリハリを付けるようにした方が良いという考えもあります。

メールでは「さん」?「様」?

手紙を書くときの敬称は「様」で統一されていると思いますが、メールの場合だとどちらが良いのでしょうか。 社外の人に宛てたメールであれば、「様」と使うことが多いと思います。社内の人に宛てたメールでも「様」を使うところが多いでしょう。少し違和感を感じるとは思いますが、基本的にメールでも「様」を使うのがマナーとされています。 しかし、これも会社によって異なります。社内の人であれば「さん」を使ってメールと送るところもあります。そんな中、頑なに「様」使っていると少し違和感があります。 会社のルールに従って「様」にするか「さん」にするか決めた方が良さそうです。

状況に応じて使い分けよう

さん付け運動の影響もあり、会社によっては上司に対してさん付けで呼んでもOKなところはあります。しかし、今でも役職名で呼ぶところが殆どなので、会社によって使い分けた方が良いでしょう。 初対面の人には、相手に失礼な印象を与えないようにする為に、さん付けで呼んだ方が良いと思われます。しかし、親しくなっていくに連れて呼び方を変えていくと、相手とより親密な関係を築けます。 ビジネスシーンでは気を使う敬称ですが、日常生活においては決まりがない分余計に注意が必要です。 さん付けで不快に思う場面は少ないと思いますが、よそよそしい印象もあります。そのときの状況に応じて、どのように呼べばいいのか考えていきましょう。

初回公開日:2017年03月27日

記載されている内容は2017年03月27日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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