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職務分掌の規定の事例・内部統制の方法・職務分掌表の書き方

更新日:2024年10月22日

書類の書き方

企業などにおいて、部門ごとや役職ごと、または特定の担当者などについて、それぞれの業務の「内容」や「権限」「責任の範囲」などについての分担の取り決めのことを「職務分掌]といいます。これは「職務分掌規程」として定められたり、「職務分掌表」としてまとめて利用します。

「職務分掌表」というものに一般的な定義はないようで、大まかに次の4つの種類があるようです。

(1) 組織図の最下段に、簡単に職務分掌を記載して、読む人の理解を助けるもの

(2) 書類の一部に簡単な職務分掌を記載して提出するもの

(例)薬局開設許可申請関係書式(西宮市)

(3) 報告書等に挿入する簡易的な職務分掌表

(例)熊本県工業技術センター 業務報告

(4) 職務分掌規程では実用性に乏しいので、これを細分化し表に直して、日常的に利用するもの

先ほど示した業務分掌規程の例を業務分掌表に書き換えます。

業務分掌表を作る

(1) 業務分掌規程に記載の組織ごとに、見だしの列を作ります。 (2) 各列に、分掌業務を入力します。 (3) 罫線を完成します。 (4) 「に関する事項」を削除します。

職務分掌表を用いて上手に内部統制を

どこの部署が何をしているのかをしっかり把握していかないと二度手間が生じたり、確認に時間がかかってしまいます。 部署間ではなく部内やチーム内の人の職務内容も管理すればより良いチーム作りができますのでぜひ参考にしてください。

初回公開日:2017年03月27日

記載されている内容は2017年03月27日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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