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更新日:2024年08月28日
「お先に失礼します」「お疲れ様でした」を皆さんはどう使い分けていますか?目上の人にどう言えばいいかなどは少し考えてしまいますよね。普段何気なく「お先に失礼します」「お疲れ様でした」を使い分けている人も今一度、深く考えてみましょう。
中国語の表現も、直訳ではありません。 我 先 走 了 。(wǒ xiān zǒu le. ウォ シエン ゾウ ラ) 直訳では「私は先に行きます。」ですが、これが「お先に失礼します」に相当する表現になります。カタカナで音を表現していますが、ちゃんとピンイン読みをしないと通じませんので、ご注意を。
先ほども述べましたが、「お先に失礼します」に対する返答は、相手の立場に関係なく「お疲れ様でした」を使う会社・職場が一般的です。一部では、上司に対して「お疲れ様でした」は間違いであるとの指摘もありますが、言葉は常に変化していますので、おかれた環境での使われ方に添っていいでしょう。 目下の人に対しては、「ご苦労様でした」ということもありますし、間違いではありません。 「お疲れ様」は上下関係に関係なくすべての人に対して使え、「ご苦労様」は目上の人が目下の人に対して使うものです。
実際のところ、「お先に失礼します」に対する返答としての「お疲れ様でした」に替わる表現は、なかなか難しいところです。「お気をつけて」を使うという人もいます。間違いではありませんが、状況や挨拶をしあっている人の立場によっては、違和感を持つこともあるかも知れません。 中には、「失礼します」に「失礼します」で返す人もいるようですが、これは日本語として間違っているとの意見が多数です。どうしても「お疲れ様でした」以外の返答がしたいのでれば、状況があえば「お気をつけて」が無難ではないでしょうか。
しっかりと挨拶をするのは、ビジネスパーソンとしてというよりも、人として常識といえるでしょう。会社・職場での挨拶は、社会の通例に則りながら、会社・職場での通例に従うことも大切です。 一般的な退社の挨拶と返答は、「お先に失礼します」→「お疲れ様でした」です。 表現やタイミング、声の大きさなど周りへの配慮を忘れると、せっかく挨拶をしているにもかかわらず、してないのと同じ、またはさらに印象を下げてしまう危険も。 人として、ビジネスパーソンとして、しっかりと間違いのない挨拶を心がけましょう。
記載されている内容は2017年03月30日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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