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更新日:2024年07月21日
餞別のお返しにも様々な形があります。その餞別の形に合わせての「人気のお返し」の品物の選び方や、共に添える手紙にも「心」や「礼儀」を忘れずに、恥をかかない最低限のマナーのある書き方の例文などを挙げてみたいと思います。(のしの選び方にも注意が必要です。)
餞別とは「餞」(はなむけ)ということを最初にお話させて頂いた通り、利便性に富む現在と不便な昔とを比べると「餞別」に対する捉え方も変わってきています。 そういう事もありますので、餞別の言葉の由来をご存知の方や年配の方は「お金は邪魔にはならないから取っておきなさい(持っていきなさい)」と手渡してくれます。 お礼は不要というのが本来の「餞別」の意味ですから、このような場合にはお礼状だけを贈るのが正しいとも言えます。 ただ、現在の生活では「餞別」にもお返しが当然という流れになってきています。 昔のことを知識として覚えておきながらも、現在の常識としてはお礼とお礼状を贈るという考え方でいることが大切かと思います。
そもそも「餞別」にお返しは不要ということを書きましたが、その為「餞別」用ののしというのは特別にはないのが正解です。 しかし、何も付けないと失礼な気もしますので、その際に用いられているものは「紅白の蝶結びの水引ののし紙」です。 表書きには「御礼」「お礼」と書くのが現在においての一般的な形になっています。 勿論、のしを付けなくても問題はございませんので、臨機応変にお考え頂ければと思います。
餞別の本来の意味から現在の認識まで書いてきましたが、私の場合を例にあげてみますと「曽祖父母」「祖父母」「叔父・叔母」などからの教えで「餞別」にはお礼というのは不要という教えを受けてきました。 修学旅行などの時にはお土産を買ってはきましたが、それは「大切な人たち」の喜ぶ顔が見たいという思いからです。 しかしながら時代というものは動き流れ行くものですから、その時代時代にあった対処をしていくのが良いのではないかと考えております。 知識は邪魔にはなりませんので、何かの際に思い出せる知識を備えておくことは大切だと思っています。
いかがでしょうか? 今回は餞別のお返しについて話していきました。 本記事が皆様の役に立てれば幸いです。
記載されている内容は2017年03月14日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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