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オラクルの資格の種類と難易度・資格試験の内容と受講料

更新日:2024年02月02日

資格・検定

オラクルの資格はORACLE MASTERと呼ばれ、オラクル製品が日本市場の約半分を占め、教育プログラムが確立していることから、日本でもっとも価値ある資格です。最新バージョンの資格には、Bronze、Silver、Gold、Platinumのレベルがあります。

Bronze Oracle Database 12c 試験:

試験名: Bronze DBA11g 試験時間: 75 分 出題数: 48問 合格ライン 60% 出題内容 オラクルデータベース管理の概要 ●リレーショナルデータベースの構造およびSQLの使用方法の説明 ●オラクルインスタンスおよびデータベースのコンポーネントの理解 ●オラクルデータベースの管理に使用するツールの定義 オラクルデータベースのインストールおよびデータベースの作成 ●オラクルデータベース・ソフトウェアのインストール ●オラクルデータベースの作成 Enterprise Manager Database ControlおよびSQL*Plusの使用 ●Enterprise Managerのdbconsoleプロセスの起動 ●Enterprise Manager Database Controlへのアクセス ●SQL*Plusを使用したデータベースへのアクセス Oracle Network環境の構成 ●Oracle Network構成の説明 ●リスナー制御ユーティリティの使用 ●オラクルデータベースにアクセスするためのクライアントの構成 オラクルインスタンスの管理 ●オラクルインスタンスの起動および停止 ●オラクルインスタンスの構成に使用されるパラメータの表示 ●オラクルインスタンスのメモリー・コンポーネントの管理 データベース記憶域構造の管理 ●データベース記憶域構造の作成と管理 ●データベースの未使用領域の再利用 ●データベースへの変更を元に戻し、データの整合性を保つために使用される構造の管理 ユーザーおよびセキュリティの管理 ●ユーザーの作成および管理 ●ユーザーがデータベース操作を実行するための権限の付与 ●ロールの作成および管理 スキーマ・オブジェクトの管理 ●データベース表の作成および変更 ●データベース・オブジェクトの追加作成 ●表へのデータのロード バックアップおよびリカバリの実行 ●バックアップおよびリカバリ操作のためのデータベース構成 ●データベースのバックアップ作成および管理 ●データベースのリストアおよびリカバリ ●フラッシュバック機能の使用 データベースの監視およびアドバイザの使用 ●オラクル自己監視アーキテクチャの説明 ●パフォーマンス・アドバイザを使用したデータベース・パフォーマンスの最適化 ●サポート・ワークベンチを使用したクリティカル・エラー・アラートの表示 オラクルデータベース・ソフトウェアの管理 ●データベースのアップグレード

Bronze SQL基礎I試験:

試験時間: 90分 出題数: 40問 合格ライン: 70% 基本的なSQL Select文の作成 ●SQL SELECT文の機能の理解 ●基本的なSELECT文の実行 ●SQL文とiSQL*Plus(SQL*Plus)コマンドの区別 データの制限およびソート ●問合せによって取得される行の制限 ●問合せによって取得される行のソート 単一行関数 ●SQLで使用できる各種関数の説明 ●SELECT文における文字、数値および日付関数の使用方法 ●変換関数の使用 複数の表からのデータの表示 ●複数の表データにアクセスするための、等価結合および非等価結合を使用したSELECT文の記述 ●外部結合による結合条件に一致しないデータの表示 ●自己結合を使用した表自体への表の結合 グループ関数を使用したデータの集計 ●使用可能なグループ関数の理解 ●グループ関数の使用 ●GROUP BY句を使用したデータのグループ化 ●HAVING句を使用したグループ行の制限 副問合せを使用した問合せの解決 ●副問合せのガイドラインの理解 ●副問合せの構文の記述 ●単一行/複数行副問合せの実行 データ操作 ●データ操作言語(DML)の各構文の理解 ●データ操作言語(DML)の実行 オブジェクトの作成および管理 ●表の作成 ●制約の作成および保守 ●その他のオブジェクトの使用方法

11g SQL基礎I試験:

試験時間: 120分 出題数: 66問 合格ライン: 60% SQL Select文を使用したデータの取得 ●SQL SELECT文の機能の説明 ●基本的なSELECT文の実行 データの制限およびソート ●問合せで取得する行の制限 ●問合せで取得する行のソート ●アンパサンド置換を使用した実行時の出力の制限とソート 単一行関数 ●SQLで使用できる各種関数の説明 ●SELECT文での文字、数値および日付関数の使用 変換関数および条件式の使用 ●SQLで使用できる各種変換関数の説明 ●TO_CHAR, TO_NUMBERおよびTO_DATE変換関数の使用 ●SELECT文での条件式の適用 グループ関数を使用したデータの集計 ●使用可能なグループ関数の理解 ●グループ関数の使用方法の説明 ●GROUP BY句を使用したデータのグループ化 ●HAVING句を使用したグループ化された行の組込みまたは除外 複数の表のデータの表示 ●等価結合および非等価結合を使用した、複数の表からデータにアクセスするSELECT文の記述 ●通常は結合条件を満たさないデータの外部結合での表示 ●外部結合による結合条件に一致しないデータの表示 ●2つ以上の表のすべての行のデカルト積の生成 副問合せによる問合せの解決方法 ●副問合せの定義 ●副問合せで解決可能な問題の種類の説明 ●副問合せの種類の列挙 ●単一行副問合せと複数行副問合せの記述 集合演算子の使用方法 ●集合演算子の説明 ●集合演算子を使用して、複数の問合せを単一の問合せに組み合わせる ●戻される行の出力順序を制御する データ操作 ●データ操作言語(DML)の各構文の理解 ●表への行の挿入 ●表の行の更新 ●表からの行の削除 ●トランザクションの制御 DDL文を使用した表の作成および管理 ●主要なデータベース・オブジェクトの分類 ●表構造の説明 ●列で使用可能なデータ型のリスト ●単純な表の作成 ●表の作成時における制約の作成方法の説明 ●スキーマ・オブジェクトの機能の説明 その他のスキーマ・オブジェクトの作成 ●単一ビューおよび複合ビューの作成 ●ビューのデータの取得 ●順序の作成、メンテナンスおよび使用 ●索引の作成およびメンテナンス ●プライベートおよびパブリック・シノニムの作成

ORACLE MASTER Silver Oracle Database 12c 試験:Silver DBA11g

試験時間: 90分 出題数: 70問 合格ライン: 66% Oracleデータベース・アーキテクチャ ●メモリー構造の説明 ●プロセス構造の説明 ●記憶域構造の概要 データベース環境の準備 ●Oracle Databaseを管理するためのツールの理解 ●Oracle Databaseのインストールの計画 ●Oracle Universal Installer(OUI)を使用したOracleソフトウェアのインストール Oracleデータベースの作成 ●Database Configuration Assistant(DBCA)を使用したデータベースの作成 Oracle インスタンスの管理 ●データベース初期化パラメータの設定 ●データベースの起動および停止 ●アラート・ログとトレース・ファイルの使用 ●データ・ディクショナリおよび動的パフォーマンス・ビューの使用 Oracle Networkの環境設定 ●Oracleネットワークの設定および管理 ●Oracle共用サーバー・アーキテクチャの使用 データベース記憶域構造の管理 ●表領域およびデータ・ファイルの概要 ●表領域の作成および管理 ●表領域の領域管理 ユーザー・セキュリティの管理 ●データベース・ユーザー・アカウントの作成および管理 ●権限の付与および取消し ●ロールの作成および管理 ●プロファイルの作成および管理 データおよび同時実行性の管理 ●ロック競合の監視および解消 UNDOデータの管理 ●UNDOの概要 ●トランザクションとUNDOデータ ●UNDOの管理 Oracle Databaseセキュリティの実行 ●データベース・セキュリティおよび権限最小化の原則 ●標準データベース監査 ●ファイングレイン監査 データベース・メンテナンス ●オプティマイザ統計の使用と管理 ●自動ワークロード・リポジトリ(AWR) の使用および管理 ●アドバイザ・フレームワークの使用 ●アラートおよびしきい値の管理 パフォーマンス管理 ●自動メモリー管理(AMM)の使用 ●メモリー・アドバイザの使用 ●使用できない無効なオブジェクトのトラブルシューティング インテリジェント・インフラストラクチャの新機能 ●Enterprise Manager Support Workbenchの使用 ●パッチの管理 バックアップおよびリカバリの概念 ●Oracle Databaseで発生する可能性のある障害のタイプの理解 ●インスタンス・リカバリの調整方法の説明 ●チェックポイント、REDOログ・ファイル、およびアーカイブ・ログ・ファイルの重要性の理解 ●フラッシュ・リカバリ領域の概要 ●ARCHIVELOGモードの設定 データベースのバックアップ ●一貫性のあるデータベースのバックアップの作成 ●データベースを停止しないデータベースのバックアップ ●非一貫性データベース・バックアップの作成 ●データベースのバックアップの自動化 ●バックアップの管理、バックアップ・レポートの表示およびフラッシュ・リカバリ領域の監視 データベースのリカバリ ●データ・リカバリ・アドバイザの概要 ●データ・リカバリ・アドバイザを使用した制御ファイル、REDOファイル、データファイルのリカバリ データの移動 ●ディレクトリ・オブジェクト、SQL Loader、外部表等を使用したデータの移動 ●Oracle Data Pumpの一般的なアーキテクチャの説明 ●データ・ポンプ・エクスポート およびデータ・ポンプ・インポートを使用したOracle Database間でのデータの移動

ORACLE MASTER Gold Oracle Database 12c 試験:Gold DBA11g

試験時間: 120分 出題数: 78問 合格ライン: 66% データベースのアーキテクチャとASM ●自動ストレージ管理(ASM)の説明 ●ASMおよびデータベース・インスタンスの初期化パラメータ・ファイルの設定 ●ASMインスタンスの起動および停止 ●ASMディスク・グループの管理 ●リカバリの設定 アーカイブ・ログ・ファイルの保存先を複数設定することによる可用性の向上 ●保存ポリシーの定義、適用および使用 ●フラッシュ・リカバリ領域の設定 ●フラッシュ・リカバリ領域の使用 RMANリカバリ・カタログの使用 ●RMANリカバリ・カタログが必要な状況の識別 ●リカバリ・カタログの作成および設定 ●リカバリ・カタログの同期化 ●RMANストアド・スクリプトの作成および使用 ●リカバリ・カタログのバックアップ ●仮想プライベート・カタログの作成および使用 バックアップ詳細の設定 ●バックアップの設定 ●バックアップで使用するチャネルの割当て ●バックアップ最適化の設定 RMANを使用したバックアップの作成 ●イメージ・ファイルのバックアップの作成 ●データベース全体のバックアップの作成 ●高速増分バックアップの有効化 ●多重化バックアップの作成およびバックアップ・セットのバックアップ ●長期保存のためのアーカイブ・バックアップの作成 ●マルチセクション・バックアップ、圧縮済バックアップおよび暗号化バックアップの作成 ●バックアップに関するレポートとバックアップのメンテナンス ユーザー管理のバックアップ/リカバリの実行 ●一時ファイルの損失からのリカバリ ●REDOログ・グループの損失からのリカバリ ●パスワード・ファイルの損失からのリカバリ ●ユーザー管理の完全データベース・リカバリの実行 ●ユーザー管理の不完全データベース・リカバリの実行 ●バックアップ・モードの必要性の識別 ●制御ファイルのバックアップおよびリカバリ RMANを使用したリカバリの実行 ●RMANを使用した、クリティカルなデータ・ファイルまたはクリティカルでないデータ・ファイルが失われた場合の完全リカバリの実行 ●RMANを使用した不完全リカバリの実行 ●増分更新バックアップを使用したリカバリ ●高速リカバリを目的としたイメージ・コピーへの切替え ●新しいホストへのデータベースのリストア ●バックアップ制御ファイルを使用したリカバリ ●障害時リカバリの実行 RMANを使用した複製データベースの作成 ●複製データベースの作成 ●複製データベースの使用 TSPITRの実行 ●TSPITRが必要な状況の識別 ●自動化されたTSPITRの実行 RMANの監視とチューニング ●RMANセッションおよびジョブの監視 ●RMANのチューニング ●非同期I/O用のRMANの設定 フラッシュバック・テクノロジーの使用 ●削除した表のごみ箱からの復元 ●フラッシュバック問合せの実行 ●フラッシュバック・トランザクションの使用 その他のフラッシュバック操作 ●表のフラッシュバック操作の実行 ●フラッシュバック・データベースの設定および監視、およびフラッシュバック・データベース操作の実行 ●フラッシュバック・データ・アーカイブの設定および使用 データベースの診断 ●自動診断リポジトリの設定 ●ブロック・メディア・リカバリの実行 メモリーの管理 ●自動メモリー管理の実装 ●SGAパラメータの手動設定 ●自動PGAメモリー管理の設定 データベースのパフォーマンスの管理 ●SQLチューニング・アドバイザの使用 ●SQLアクセス・アドバイザを使用したワークロードのチューニング ●データベース・リプレイについての理解 領域管理 ●再開可能領域割当ての管理 ●トランスポータブル表領域およびデータベースの概念の説明 ●セグメント縮小機能を使用した、表および索引で使用されている領域の再利用 リソースの管理 ●データベース・リソース・マネージャについての理解 ●データベース・リソース・マネージャのコンポーネントの作成および使用 タスクのスケジュール化 ●ジョブ、プログラムおよびスケジュールの作成 ●スケジューラ・ジョブの実行に対する時間ベースまたはイベント・ベースのスケジュールの使用

ORACLE MASTER Plutinum Oracle Database 12c実技試験

試験時間: 2 日間 出題数: 合格ライン: 全体で 60% 全体で 60% に達する必要があります。併せて、8つのスキルセットについて、それぞれの合格ラインに達する必要があります。 スキルセット 1 - 60% スキルセット 2 - 46% スキルセット 3 - 40% スキルセット 4 - 33% スキルセット 5 - 39% スキルセット 6 - 42% スキルセット 7 - 54% スキルセット 8 - 36% 一般的なデータベースとネットワークの管理 ●プラガブル・データベースの作成および管理 ●ユーザー、ロール、権限の管理 ●ネットワーク環境を構成し、複数のデータベースに接続 ●データベース構成ファイルの管理 ●共有サーバーの構成 ●ネットワーク・ファイル・ディレクトリの管理 データベースの可用性の管理 ●EM Cloud Control エージェントのインストール ●リカバリ・カタログの構成 ●RMAN の構成 ●データベースの全体バックアップ ●Flashback Database の構成および監視 データ・ウェアハウスの管理 ●データベース・リンクの管理 ●高速リフレッシュ可能なマテリアライズド・ビューの管理 ●トランスポータブル表領域の機能を使ってプラグイン表領域の作成 ●スター・クエリーの最適化 ●パラレル実行の構成 ●パッチの適用 ●自動データ最適化、行アーカイブ、時間的な有効性の構成 ●外部表の管理 データの管理 ●追加のバッファ・キャッシュの管理 ●LOB データの領域使用の最適化 ●暗号化された表領域の管理 ●スキーマ・データの管理 ●パーティション表の管理 ●ファイングレイン監査の設定 ●表の行の旧バージョンを検索できるようなデータベースの構成 パフォーマンスの管理 ●Resource Manager の構成 ●SQL 文のチューニング ●Real Application Testing の使用 ●SQL 計画ベースラインの管理 ●パフォーマンス統計の収集 ●インスタンスのチューニング ●結果キャッシュの構成と管理 ●拡張統計の管理 ●パーティション索引の作成と管理 ●Oracle インスタンスの CPU 使用の制御 ●In Memory 機能の構成と管理 Data Guard ●Data Guard 環境の管理 ●フィジカル・スタンバイ・データベースの作成 ●スタンバイ・データベースをテスト用途にするための構成 ●スタンバイ REDO 適用の構成 ●スタンバイ・データベースをレポート用途にするための構成 ●ファスト・スタート・フェイルオーバーの構成 ●Data Guard 環境における DDL の管理 Grid Infrastructure ●Oracle Grid Infrastructure のインストール ●ASM ディスク・グループの作成 ●ASM インスタンスの作成および管理 ●ASM Cloud Files System (ACFS) の構成 ●Clusterware の管理 ●Flex Cluster と Flex ASM の管理 Real Application Cluster Database ●Oracle Database ソフトウェアのインストール ●Real Application Clusters (RAC) データベースの作成 ●データベース・サービスの構成 ●1ノード もしくは 複数ノード上のO racle RAC Database の管理

初回公開日:2017年03月14日

記載されている内容は2017年03月14日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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