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更新日:2024年07月25日
A5とB5、どちらが大きいでしょう?なぜA5やB5という面倒な分け方をしているのでしょう。今回は、普段何気なく使っている用紙サイズについて、コピーのときに便利な縮尺、A5とB5のノートを使うメリット・デメリットをまとめてみました。
B3(364mmx515mm)は、オフィスで見かけることが多い紙の大きさです。B3用紙は表や図が見やすいので、エクセルの表やグラフ、チャート、メニューや電車の中吊り広告、商品やスペース説明のパネルなどによく使われます。 B3を半分にした大きさがB4、4分の1にした大きさがB5になります。
B4(257mm×364mm)はコピー用紙、新聞の折り込みチラシやカレンダー、賞状などに使われることが多い紙の大きさです。 B4を2倍にした大きさがB3(364x515mm)で、B4を半分した大きさがB5(182mm×257mm)となります。
B5(182mm×257mm)は、A4より少し小さいですが扱いやすく、コピー用紙やノート、教科書、週刊誌などに使われる大きさです。 日本の公文書が長い間、B系列の大きさの用紙を使っていたため、B5は今も人気のある大きさで、教科書と学習ノートの主流は、今もB5となっています。
四六判は、130mm×188mmで新書判より大きく、B5やA5より小さなサイズです。四六判は学術書や文芸書などの単行本で使われることが多いサイズですが、出版社によって仕上がり寸法が微妙に違います。
菊判(152mm×218mm)はA5より大きくB5よりも小さい、学術書や雑誌に使われることが多い大きさです。 「菊判」は、アメリカから新聞紙用の洋紙が輸入された時、紙に菊花(ダリア・夏菊)の商標が示されていたところから名づけられたといわれています。
三五判(84mm×148mm)は地図帳などに使用されているの本の規格です。尺貫法の横三寸縦五寸(約91mm×152mm)に近い大きさだったため、「三五判」と呼ばれます。
「AB判」は210mm×257mm、A4の長辺とB5の長辺を組み合わせたもので「ワイド判」ともいいます。写真やイラストを多用するコミック雑誌や週刊誌に多いサイズで、新書版よりひとまわり大きく、B5より少し幅が広い本ができます。 表紙の素材や装丁にこだわる出版の世界では、このようなJIS規格のサイズからはずれている特殊なサイズの本が作られます。
新書版(103mm×182mm)は新書や漫画単行本に使われるサイズです。 昭和13年に岩波書店がペリカン・ブックスを模して「岩波新書」として発行した判型で、持ち運びに便利なサイズだったため広く普及して「新書版」という名前が定着しました。 三六(三寸六寸)判、B判の用紙から40面とれることから「B40取」とも呼ばれますますが、JIS規格にないサイズであるため、出版社によって微妙に大きさが違います。
記載されている内容は2017年03月14日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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