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更新日:2024年07月25日
A5とB5、どちらが大きいでしょう?なぜA5やB5という面倒な分け方をしているのでしょう。今回は、普段何気なく使っている用紙サイズについて、コピーのときに便利な縮尺、A5とB5のノートを使うメリット・デメリットをまとめてみました。
普段、なにげなく使っている紙の大きさについて、実は意外に知られていないことが多いです。例えば、「コピー用紙のA4とB5ではどちらが大きいのか」や「四六判の本ってどれぐらいの大きさか」など、質問されたら、すぐに答えられないことが多いのではないでしょうか。 普段使っているノートはB5が多く、A5を使うこともあります。今回は普段使っているの紙の大きさについて勉強しましょう。
A版は国際規格で、19世紀末のドイツの物理学者オズワルドが提案した規格です。面積が1平方メートルの「ルート長方形」がA0(841×1189mm)で、一番大きいA0サイズを半分にしたものがA1、その半分がA2となり、順にA12まで規定されています。 「ルート長方形」とは縦横の比率が「縦:横=1:1.4141(√2)」となる長方形のことで、「白銀比」とも呼ばれ、古くから絵画や建造物に使われてきました。
B版は江戸時代の将軍家御用紙だった「美濃紙」のサイズを元にした日本独自の規格です。面積が1.5平方メートルの「ルート長方形」をB0(1030 x 1456mm)としていて、一番大きいB0を半分にしたものがB1、その半分がB2となり、B12サイズまで規定されています。 日本はB系列の用紙を公文書に使っていましたが、平成7年、海外で主流のA系列が政府関連の公文書に採用されたため、A4が基準になりました。
オフィスではさまざまな大きさの紙が使われています。ここでは、オフィスで使われるA3・A4・A5・B3・B4・B5サイズの用紙の用途と、書籍のサイズとして一般的な、四六判・菊判・三五判・AB版/ワイド版・新書版・文庫版、官製はがきと名刺の大きさについて、わかりやすく解説します。 おすすめのA5やB5のノートのご紹介もしますので、ぜひ参考にしてください。
A3(297mm×420mm)の紙はコピーや印刷、ファックス、スキャナーなどの機器が対応していることが多く、オフィスで使われることが多い紙の大きさです。ポスターやポップなどに使われることが多く、紙を二つ折りにして、パンフレットや冊子やメニューなどを作ることもできます。 この紙の大きさの半分がA4、4分の1がA5になります。
A4(210mm×297mm)は日本で幅広く使われている紙の大きさです。A4を2枚つなぐとA3(297×420mm)になり、A4を半分にすると、A5(148×210mm)になります。 A4サイズは、公文書をはじめとする各種届出書・会社の書類・コピー用紙・ノート・ルーズリーフ・クリアファイル・雑誌などに使われています。
A5(148mm×210mm)は鞄に入れて持ち運びやすい大きさです。持ち歩きやすいことから、A5の大きさの手帳やノートなどの文具用品は人気があります。 また、会社内では納品書や発注書などにもA5用紙が頻繁には使われているため、事務用品としてA5用の書類トレー、クリアファイルや書類ケースも人気があります。
記載されている内容は2017年03月14日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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