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歓迎会のお礼で配るお菓子のマナー|お礼の例文やメールの送り方

更新日:2024年01月23日

ライフスタイル

春といえば、社会人なら歓迎会の季節とも言えますね。今年もいよいよ迫ってきたこの時期に、司会や幹事を任された人、新入社員の方は歓迎会をされた後の司会・幹事・上司へのお礼などの対応にいろいろと悩まれるかと思います。そこで今回は、歓迎会の後のマナーやルールについてお話していきたいと思います。

司会・幹事へのお礼のメールを出すタイミング

司会・幹事などにお礼のメールを出すタイミングで、一番最適なのが次の日の業務開始前です。誰よりもはやく職場に行ってメールを送るととても好印象を持たれることでしょう。 また、司会・幹事・上司に宛てたこのようなお礼のメールは、一斉送信はしてはいけません。 上記の例文のように、送る人によって文体を変えながらメールの中に送り宛ての方の名前などを入れるとさらに良いです。 また、司会・幹事・上司へのお礼のメールだけでなく、実際にあって直接お礼を言うことも大切です。 全員に挨拶できればベストなのですが、最低限としてこれからお世話になる上司や先輩の方、同じ部署の方などに優先的に挨拶をするのがいいです。

司会・幹事が上司の場合、同期の場合

様々な会の中で一番大変な役割であろう幹事。 会社によっては、幹事が会の司会まで行たりなど、幹事の仕事というものはとても大変ですよね。 司会の方との打ち合わせも、幹事の大事な仕事。司会の人の会の進め方によって会の盛り上がりども違うため、司会のシナリオには特に気を配る必要があります。 また、司会者ともたくさんの議論を重ね、様々なことを決定していくます。 ほかにも、歓迎会の企画、司会者へのアポ取り、準備、お店を決めたり、お金を集めたりなど何かと忙しい幹事の仕事をやり遂げてくれた方にねぎらいのメールを送るにはどのようなものがいいのでしょうか?

<同期が幹事の場合> 『昨日は幹事の大役、おつかれ様でした。それぞれにクセの強い12人をまとめるのは大変だったでしょう。あの○○飯店は料理も旨いし、何といっても紹興酒が絶品。ついつい飲みすぎてしまいました。みんなも本当に楽しそうでしたね。その余韻で帰りも気分が良かったので、お礼の気持ちを伝えたくてメールしました。』 <上司が幹事の場合> 会費制でしたのに、○○部長にはごちそうになりました。有難うございました。家では安い発泡酒を飲むことが多いのですが、今日は贅沢にも美味しいビールを味わうことができました。この嬉しい気持ちを反映させて、仕事により一層精を出して頑張ります。今後ともご指導をよろしくお願い致します。スマホから失礼かとは思いましたが、お礼申しあげます。

寸志の渡し方と金額相場

歓迎会での寸志は「歓迎会に役立ててください」という意味

歓迎会での「寸志」を渡すのは、お礼の意を表すことが目的です。 「多くない金額ですが」ととらえる方もいますが、歓迎会では「本日は私のために歓迎会を催していただき、ありがとうございます」や「本日の歓迎会にお役立てください」という意味のほうが強いです。 ここでは寸志の形式、渡し方、包む金額の相場について説明していきます。

寸志の渡し方

寸志を渡すときには様々なルールがあります。 まず、寸志の渡し方の前にその会社に寸志を渡す習慣があるのかなどを調べることが大切です。そのうえで、寸志の準備をしましょう。 まず、寸志は必ずのし袋に入れましょう。 また、寸志のお金が新札だとさらに良いです。 次に、のし袋の表に書く言葉です。間違っても、寸志と書いてはいけません。ここには、「御礼」と書くのが一番適切です。 最後に、寸志を渡すタイミングです。 これは、歓迎会などの当日の早い時間に渡しましょう。歓迎会の会場で渡してもいいですがその日の早い時間のほうがベストです。

のし袋の表書きに注意

「寸志」はもともと、目上の人から目下の人に渡すものですから、のし袋の表に「寸志」と書くのは失礼です。 中には「ご祝儀」とする例もあるようですが、これも正しくない表記です。 正しい表書きは「御礼」です。 「本日は私のために歓迎会を催していただき、ありがとうございます」、「本日の歓迎会にお役立てください」という、歓迎会における寸志の意味を考えれば、渡し方として「御礼」とすべきことは明白です。

寸志の金額相場

お礼の気持ちを表す礼儀だとしても、そんなに多くは払えない・・・ そもそも寸志はいくらくらい包めばいいのかわからない! そう思っている方も多いのではないでしょうか? 寸志で包む金額の相場について説明していきます。 一般的には、不祝儀でもお祝いの場でも、5千~1万円が相場です。 また新卒の方は5千円、それ以外の方は1万円が妥当な値段です。

歓迎会後のお礼のメールや寸志のマナーに注意!

いかがでしたか? 今回は、歓迎会の際の様々な場面でのお礼のあいさつやマナー、司会、幹事に対するねぎらいの言葉、寸志の金額や渡し方まで、歓迎会に参加する方にとって役に立つ情報をお届けしてきました。 新入社員で、初めて歓迎会に参加する方、歓迎会で司会・幹事を務めることになった方はぜひ参考にしてみてくださいね。

初回公開日:2017年03月01日

記載されている内容は2017年03月01日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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