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美容師免許の申請と名前変更の方法|再発行や書き換え・申請期限

更新日:2024年08月26日

資格・検定

美容師免許とは、どのようにすれば取得できる資格なのでしょうか?また、美容師免許を紛失した場合、再発行することは可能なのでしょうか?このページでは、「美容師免許」をテーマにして、美容師免許の取得方法や再発行の手続きの手順などをご紹介しています。

美容師免許を再発行したい場合

何らかの理由で、せっかく取得していた美容師免許を紛失してしまった場合、再び国家資格を取得する所からやり直さなければならないのでしょうか?答えは、「いいえ」です。もし、美容師免許を紛失してしまうなどした場合は、再発行することができます。 とはいえ、再発行をするのにも、理容師美容師試験研修センターへ申請を行う必要があります。そこで、美容師免許の再発行の申請方法や手続き方法についてもご紹介していきます。現在、美容師免許を所持している方は、いざという時の知識として、覚えておいて損はないと思いますので、ぜひ目を通してみて下さいね。

美容師免許の再発行の手順

まずは、美容師免許を再発行する際の、大まかな手順を把握しておきましょう。美容師免許を再発行したい場合は、まず始めに理容師美容師試験研修センターの公式webサイトから、申請書をダウンロードします。 続いて、ダウンロードした用紙に従って、必要事項を記入していきます。書類は、基本的には郵送で提出となります。郵便局へ行き、振込書で手数料を支払いましょう。そして、書類を郵送します。この時、必ず簡易書留で送るようにする点がポイントです。美容師免許の再発行手続きの大まかな手順は、以上です。

美容師免許の再発行手続きの注意点

上記でご紹介した美容師免許の再発行を申請する方法を見ていくと、そんなに難しくないように感じる方も多いかもしれませんね。しかし、意外と見落としがちな注意点がいくつかあるので、美容師免許の再発行における、注意しておきたい点もご紹介していきたいと思います。最も注意をしたいのが、本籍地です。書類を記入する際、本籍地について記入する必要も出てきますが、現住所と本籍地は、必ずしも一致しているわけではありません。本籍地がどこになっているのか、1度確認した方が良いでしょう。 また、万が一作成した書類や申請方法に不備があって、美容師免許の再発行を受け付けてもらえなかったとしても、理容師美容師試験研修センターから連絡が来ることはありません。一般的には、再発行の手続きが受け付けてもらえれば、2週間くらい(※3)で新しい美容師免許証が手元に届くと言われています。2週間~1か月待っても何も届かない場合は、理容師美容師試験研修センターに電話などで問い合わせることをします。 上記のように、しばらく待っても再発行された免許証が届かない場合、再び再発行の手続きをやり直さなければなりません。その場合、今度は不備やミスがなかったとしても、再び審査をし直すことになるので、やはり2週間前後の時間を要するそうです。特定の期日までに美容師免許が必要になる場合は、間に合わなくなる可能性もあるので、再発行手続きはなるべく早めに行うことをします。

美容師免許の申請期限

上記でもご紹介したように、美容師免許は国家試験を経て取得することができる資格です。しかし、国家試験に合格した段階では、まだ美容師免許を所持しているとは言えません。国家試験に合格した上で、美容師免許を取得するための申請をする必要があるのです。では、国家試験に合格してから、美容師免許を取得するための申請をする際、期限などは存在するのでしょうか? 結論から言うと、美容師免許の国家試験に合格してから、申請を行うまでの期限は、特に定められていません。その為、試験に合格してその後しばらく申請しないでいても、必要になりそうな時に申請をするといった方法でも、美容師免許は取得することが可能です。ただし、精神疾患などを診断された場合、申請できなくなったり、美容師免許の資格を取り消されたりする場合はあるそうです。 しかし、上記のような場合も、精神疾患が完治したことが証明されれば、再び申請したり免許を再交付してもらったりすることはできるのだそう。このように、美容師免許の申請自体には期限はありませんが、体調によっては、完治するまで申請できなくなったり取り消されたりする可能性はあるので、その点は注意しておきましょう。

美容師免許なしの場合、どこまで仕事することができる?

では、美容師免許を持っていない場合、美容師として仕事をすることは可能なのでしょうか?結論から申し上げると、美容師免許を持っていない方は、基本的には美容師の仕事はできません。アシスタントなどであれば、採用してもらえる可能性はゼロではないかもしれません。 しかし、アシスタントになる場合も、カットやシャンプーといった施術などは一切施せないと考えておいた方が良いでしょう。掃除や受付、雑用など、美容師とはあまり関係のない業務にしか就けないと考えられます。美容師免許を持っていないのものの、どうしても美容室やサロンで働きたいという方であれば、掃除や受付などで採用してもらえる可能性はありますが、美容師として働きたいのであれば、やはり美容師免許を取得することは必須であると言えそうです。

美容師免許を通信講座で取得するには

美容師免許を取得するには、国家試験を受ける必要があることは、上記でもご紹介していますが、その国家試験を受験するためには、特定の課程を経て美容師に関する知識や技術を学ばなけれななりません。理想的なのは、やはり専門学校などに通学し、特定の課程をしっかり学んで美容師の知識や技術を身に着けること。 しかし、費用や時間の問題で、専門学校に入学したり通学したりするのが、難しいと言う方もいらっしゃると思います。美容師に関する技術や知識を学べる専門学校に通うことができない人は、美容師になることはできないのでしょうか?答えは、「いいえ」です。美容師免許は、メジャーな国家資格でもある為、通信講座や通信教育も豊富にあります。美容師免許に対応している通信講座・通信教育を受けることでも、美容師免許の国家試験を受験するチャンスを得ることはできるようです。 しかし、通信講座や通信教育の場合、合格率は低くなりがちだと言われています。もし、通信講座などで美容師免許の取得を目指すのであれば、合格するための努力や工夫は必須となると言えるでしょう。

美容師免許を取得したら、紛失しないようにすることが大切

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初回公開日:2017年02月17日

記載されている内容は2017年02月17日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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