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細かい人の心理と特徴・対処法|職場や仕事面での上手な関わり方

更新日:2024年03月18日

ビジネスマナー

細かい人が近くにいると、常に何か言われそうできになりますよね。そんなことまで気にするのかと思うこともありますが、正しいことを言っていることも多いでしょう。しかし細かい人との付き合い方は面倒なことが多いものです。職場での付き合い方について紹介します。

細かい人の心理とは?

細かい人は何かにつけていろいろ言ってきたりするので、ルーズな人にとっては、正直面倒だと感じてしまうことも多いですよね。普通の人なら気にしない所も、細かい人は気になってしまうようです。いい意味で捉えれば細部まで良く見ていると言えますが、多くの人は細かい人に対して面倒だという印象を持っているでしょう。細かい人はどのような心理なのでしょうか。

思い通りにできないとイライラする

細かい人の心理としては、自分が気になったことがあるとしっかりと直さなければ気が済みません。例えば物を使った後は元の場所に戻すのが当たり前ですが、置いてある場所や順番が少しでも違っていると気になってイライラしてしまいます。細かい人が元に戻すというのは、物を使う前とまったく同じ状態にすることだと考えています。しかし多くの人は元の場所に戻す時には、ある程度その場所に戻しておけば分かるだろうという人が多いでしょう。細かい人にとってはまったく同じ場所に戻すのが当たり前なので、元の場所に同じようになければイライラしてしまうのです。 物を出したり使った場合は、元に戻すべきです。自分の部屋ならともかくオフィスは綺麗に保つべきだからです。しかし多くの人はそれほど気にすることはありません。細かい人にとってはその他大勢の考えが許せないので、イライラした心理状態になってしまうのです。

細かいことが気になる心配症

細かい人は細かいことが常に気になるタイプなので、心配性の人が多いです。心理的にも心配な人は何度も確認をしたり、同じ状態にないと何かあった時に対処できないと考えてしまいます。細かい人は危機管理能力に優れている人も多いですが、常に先のことを考えて行動することも多いです。そのため普段あるべき場所に物がなかったり、決められたことが守られていないことに不安を抱いてしまいます。細かい人は何かあった時のことを考える不安症の人が多いので、何かにつけて不安に思ってしまうのです。

怒られることを極端に嫌う

細かい人は不安症な人が多いのと同時に、人から怒られることを極端に嫌うタイプの人が多いです。仕事でも決められたルールを守っていれば怒られることはないので、常に細かい所にまで気を遣ってしまいます。もしもルールや約束を破ってしまうと自分が怒られてしまうと思うので、細かい所まで入念にチェックします。言われたことをしっかりやっていれば怒られることも少なくなるので、ルールを順守する人が多いです。これは怒られたくないという心理が働いているのです。細かい人は怒られることを極端に嫌うので、怒られないためには何をすればいいか、細かい部分まで常に気にする心配性なのです。

細かい人の特徴

細かい人の特徴が分ると、相手にしないで軽く受け流すことができます。下手に細かい人に関わってしまうと面倒になってしまうことも多いので、細かい人の特徴を知っていれば柔軟に対応することができますよね。細かい人はどのような特徴を持っているのでしょうか。

自分が正しいと思い込んでいる

細かい人はいろいろなことに気を配る性格なので、常に自分が正しいと思っています。怒られることが嫌いな性格で不安症なので、常に細かい部分にまで気を配っていなければなりません。完璧主義のような一面があり、決められたことをしっかりと守ろうとしますし、自分独自のルールで物事を決めようとすることもあります。自分がいろいろなことに気を配っているので、自分の意見が正しいと思い込んでいるのです。 いつも置いてある物の場所が変わることでストレスを感じ、同じ場所に置くことが正しいと思っています。確かに細かい人の意見は正しいのですが、一方で完璧主義と似ていますが、強迫観念に囚われているとも言えるでしょう。あるべき場所にあることが正しいので言っていることは間違っていませんが、そこに無いとストレスを感じてしまうのは普通の人よりも過敏に反応してしまっている証拠です。常に自分が正しいと思って完璧にこなそうとするので、まわりにいる人は面倒だと感じることが多いでしょう。

プライドが高い

細かい人の特徴としてはプライドが高い人が多いので、自分の行動に対して口出しされることを嫌います。自分の行動は細かい部分までしっかりと考えて行動しているので、細かい部分まで考えていない人に指摘されることに対して苛立ちを覚えます。それだけ自分の行動に自信やプライドをもっているので、軽い気持ちで指摘されたりすることを嫌うのです。しかも「頑張っているね」と応援された言葉に対して、「何が分るんだ」という反抗意識さえも抱くことがあります。 細かい人はプライドが高い人が多いので、批判されることが嫌なのです。そのため批判してきた相手に対しては絶対に屈しないという心理が働き、口喧嘩をしても一歩も引くことはないでしょう。途中でもしも自分の方が間違っていると気づいたとしても、プライドが髙いので謝ることはありません。自分が間違っていても相手に対して一歩も引きません。プライドが髙いので柔軟に対応することができずに、相手に対してすぐに言い返してしまうのです。そのため人からのアドバイスを素直に受け止めることができないので、まわりの人も関わるのを止めようと思うのです。

人の欠点を見抜くのが得意

細かい人の特徴としては相手の細かい部分にまで目を向けるので、人の欠点や弱点を見抜くことができます。良く言えば人をよく観察していると言えますが、悪く言えばあら捜しをしているとも言えます。細かい人はどんなことにも自分が知っていないと不安になるので、常に目を光らせています。自分のまわりにいる人に対しても、自分なりにこの人はこういう人だと解釈することもあります。 人の悪い部分を見つけるのは誰にでも簡単にできますが、細かい人はより多くの欠点を見つけることができるでしょう。あら捜しが得意なので、細かい人との口喧嘩では大きなダメージを受けてしまうでしょう。人が気づかないことにまで目を向けている特徴を持っています。敵に回すと怖い存在ですが、リーダーになると上手く引っ張っていくタイプになることもあります。

お金にもシビア

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初回公開日:2017年02月16日

記載されている内容は2017年02月16日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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