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更新日:2024年06月08日
「今のだと定性的だからもっと定量的にしていかないとだめだ」とか「定性的なのでもっと定量的に考えないと」と上司から言われる事があります。この定性的と言う言葉一体どんな意味があるのでしょうか。今回はそんな定性的の意味やその使い方考え方について解説していきます。
目次
定量的な目標を決める 定量的に分析する 定量的に説明する 定量的な目標や分析と言った言葉を良く使われます。この言葉をそのまま聞いていると意味が分かりにくいので少し要約してみますね。定量的とは数字や具体的な事で表現して説明する事です。 現代の言葉で言えばデータやグラフと言えば分かりやすいでしょうか。そうした物を用いたもので表現した物を定量的な目標と言ったり定量的な分析と言ったりします。 そのまま聞くと難しい言葉にも別の表現を用いると分かりやすくなりますね。
ビジネスでは定性的な説明だけでは納得させる事はできません。定性的な説明の後には定量的な説明を入れておく事で相手を納得させる事が可能になります。それは定性的な説明だけでは説明の裏付けが難しいからです。定量的な数字などの説明を付け加える事ができればその説明を納得できたり説得感が増すわけですね。
ただしビジネスでは定性的には説明ができたけど定量的な説明をもっと補強してから出直してこいと言われる事が多く、頭を抱える事が多いでしょう。 例えば上司へのプレゼンなどで「〇○なデザインにする事で〇○層への売り上げアップが期待できます」と言ったところ、「どれくらい期待できるの?」と言われて困る事が多いでしょう。 そこで定性的な事を定量的に変えて説明をする必要があるわけです。 例えば「どれくらいの期待ができるか?」という質問に答える場合の答えは「どれくらい売れるか」という数値を具体的に調べ上げる必要が出てくるわけです。 定性的なざっくりした説明は分かりやすくて良いのですが、定量的にデータとして説明ができればもっと分かりやく納得させる事ができるわけです。 その定性的から定量的な説明ができなくては誰かを納得させるのは難しい問題です。ビジネスシーンではこうした定性的な説明から定量的な説明に変えていく必要があるのです。
先ほどの解説でもしたようにビジネスシーンでは定性的で説明しているだけではその問題の解決やその説明で納得させる事は難しいです。 なぜならビジネスには解決すべき問題が発生するからです。その問題は定性的な考えと定量的な考えで問題解決をしていくのです。 算数みたいに考えると分かりやすいかもしれませんね。答えという解決すべき問題があり、その答えを出すためには数字と記号、使い足したり引いたり掛けたりして答えを出しますよね。 その抽象的な物を定性的な物を記号と考えて、数字を定量的な物だと考えていけば良いかもしれません。答えを導くには記号と数字が必要です。その二つがあって答えは導く事が出来ます。 問題を解決するために定性的に考え定量的に変えていく事で問題は解決できます。
定性的には説明できても定量的に説明するのって難しい物です。先ほどの「〇○なデザインにすると〇〇層の人への売り上げが期待できる」この定性的な表現はできても、そこから期待できる定量的な数字をどのように出すかが難しいところです。ではどのように定性的から定量的に表現すれば良いでしょうか。解説していきます。
定性的から定量的に表現するコツ1つ目「定性的データと過去の実績を表現」です。 これが一番わかりやすい方法です。定性的なデータと過去に実際に出された売り上げ実績を表現する事で定量的に表現する事が可能です。 例えば過去に「赤い色のデザインにしたら若い男性層の方に赤いTシャツの売り上げが10%上がった」という実績があるとします。そして今回提案した「〇○は〇○層に人気があった実例もあるので売り上げが10%はアップは期待できます」と、このように胸を張って定性的を定量的に提案する事ができます。 過去のデータがある場合はこうした説明をすればただ定性的に説明をするだけよりも、わかりやすく具体的に納得してもらう事ができます。
定性的から定量的に表現するコツ2つ目「チェックリストで表現する」です。 新商品の提案をする場合などはその購入を見込める顧客の好みを調べる必要があります。例えば今どきの女子高生をターゲットにした場合、流行りを意識しなくてはいけないので難しい物でしょうね。 今は何が流行っていてどういう物が好まれているかが分かってくればそのターゲット層が買いそうな物のポイントが見えてくるはずです。そうしたポイントを掴んだチェックリストを作り表現してみるのです。 女子高生層の好むデザインのポイント 1.緩いキャラクター 2.まるっこい物 3.色はカラフル 4.柔らかいもの 5.質よりデザイン このようにチェックリストを作成していくと定性的から定量的に具体的な物を表現する事ができます。
定性的から定量的に表現するコツ3つ目「アンケート結果を提示する」です。 定性的デザインの候補をいくつか出して置き、その候補に対してアンケートを取ってみてその結果をリストにして定性的に表現するのです。 自分が提案するものがその中にどれだけ該当しているのがポイントで、提案する物とのアンケート結果が一致すればするほど説得力が増すわけですね。
それでは今回の定性的と定量的について解説してきた内容を振り返っていきましょう。 定性的とは言葉による表現、要するに抽象的な表現をする事を言い、それに対して定量的とは数字的な表現、要するに具体的な表現をする事を言います。 ビジネスのシーンでは何かを提案する際に行為した定性的な表現と定量的な表現を用いる事で相手に説得力のある提案をしていく事がとても大事な事になります。 定性的から定量的に変えるためのポイントであるように過去の実例をもとにしたデータを用いる事やチェックリストを用いる方法やアンケートを取りその結果を元に定量的に説得力のある提案をしていく事が重要だとお分かりいただけましたね。 定性的と定量的の言葉の意味をしっかり理解しビジネスシーンで説得力のある提案をしていきましょう。
記載されている内容は2017年02月13日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。
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