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質問力を鍛える方法・おすすめの本・質問力を上げるゲーム

更新日:2024年04月03日

自己啓発

質問力を鍛えるために有効な方法としては私自身も以前から興味があります。未だに何か斬新なテクニックがないものか模索しています。質問力の高さは結果として人生の豊かさに繋がる重要なスキルです。ぜひ参考にしていただき、実践してくださいね。

相手があなたに心を開かなくてはコミュニケーション自体が成立することは難しいものとなってしまいます。そこで『褒める』ことに意識します。 その褒め方も単にその場で相手を褒めるのではなく、何でもいいので褒めましょう。相手の家族、地域、日本などの国、たとえばテレビのニュースを見ていて何か敬う気持ちになったら褒めましょう。 たとえば無関係者100人がその話を聞いて皆が賛同できるような要点を自然に褒めます。 ちょっと見方を変えるだけで星の数ほど褒められる要点がありますので、毎日続けることはさほど難しいことではありません。毎日継続すると褒める力がついてきます。 褒める力がついてくると、相手とのコミュニケーションを築くことが楽になります。質問力も無意識に底力を発揮できるでしょう。

質問力を上げるのにおすすめの本

質問力を上げるための専門書があります。さまざまな分析とともに人間の心理に基づき道理を解き明かす素晴らしい本です。書かれていることはシンプルなのに、私たちに気付きがないために目から鱗な発見もあります。

質問力 ちくま文庫 齋藤 孝 

高い質問力が新たに何かを引き出すといいます。それゆえにお互いがクリエイティブなものとして高い質問力は有益とし、質問力の高い質問のコツやその質問がコミュニケーションにおいて重要な一部を担っていると意識付けます。本書の言うとおり『質問する人がその場の空気を支配する』はまさに真理です。

人を動かす質問力 角川one 谷原 誠

質問力を身につけることは人生で成功するために必要な力と筆者の言葉があります。 質問と人間の本質を解き明かし、自尊心のかたまりの人間を動かすには命令するのではなく、自分で思いつかせるデール・カーネギーの名論を展開しています。

するどい「質問力」!図解問題を1秒で解決する 谷原 誠

成功する人は例外なく『いい質問』ができると説く著者。こう聞かれると誰もが本音をもらすという、頭が切れる人がみんな使っている法則について明かしています。人はどんなときにイエスというのか、そのカギは相手との共通点を探り出し信頼関係を一瞬で築くプライベートな質問法など、解りやすく説明されています。すぐ実践できます。

質問力を上げることのできるゲーム

質問力を上げるためにゲームを取り入れることは、楽しみながら身につけられる方法として有効です。 質問するには誰か相手が必要なことですので、やはりゲーム自体も第三者が必要です。 しかし手軽に一人でも鍛えられるゲームとしてゲーム機のものがあげられますので、以下ご紹介します。

シチュエーションパズルで質問力を上げる

シチュエーションパズルとは何かご存じですか? この代表的なゲームで有名なものにアメリカ人大学生が作った『ウミガメのスープ』がありますので、ご存じの方はどんなゲームなのかをイメージしやすいでしょう。

では質問力を実際に鍛えていくためにグループで遊びます。そのうちの一人が問題を出し、他の人は『はい』か『いいえ』、または『関係ありません』の肯定でも否定でもない回答も含めることができます。基本的にそれ以外は答えてはいけません。 たとえばウミガメのスープの場合の質問です。海の見えるレストランで『ウミガメのスープ』を注文した男が一口飲んだところでシェフを呼び、これは本当にウミガメのスープかと確認しました。シェフは間違いないと答えましたが、男は帰宅後に自殺をしました。この不思議な一連のストーリーを『なぜ』なのか推理していきます。その際に一人が質問を出し、他の人がYESかNO、もしくは関係ありませんの選択肢3つの中から答え、次第に手がかりなどが明らかになっていきます。 質問者は、変化する状況に応じて絶えず質問をし続けますので質問力が確実に鍛えられます。質問力だけでなく、発想力も鍛えられます。 大勢でやれば大勢でやるほど、興味深く楽しく鍛えることができます。オススメですよ。

スローンとマクヘールの謎の物語

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初回公開日:2017年02月08日

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