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週報の書き方と例文・システムエンジニアや技術開発系職種の週報例

更新日:2024年04月04日

書類の書き方

会社にお勤めの方であれば、一度は週報を書いたことがありますよね。会社に入りたての新入社員さんであれば、今後週報を書く機会があるでしょう。ここでは週報の書き方について、順を追って説明していきます。しっかり読んで社会人として恥ずかしくない週報の書き方を覚えよう。

新人が上手な週報を作成する上で、書き方のポイントは大きく二つあります。

業務内容は箇条書きで簡潔に記述すること

その日の業務を細かくダラダラと書く必要はありません。具体的に何をしたのかを一言で書き、結果としてどういう成果に至ったかを今週の成果と紐づける書き方が大切です。

一通り書いた後、少し時間を空けて読み返してみる癖をつけること

意外に思うかもしれませんが、時間をあけて読み返すことで、表現を変えたほうがよい、内容を見直したほうがよいなどの気づきを得ることができます。 ただ、読み返す時間を設けたために提出納期を守れなかったというのは本末転倒なので、納期から逆算して、読み返す時間を設けられるよう余裕を持って週報を作成することが大切です。

新人が週報を作成する上での注意点

新人が週報を作成する上で、書き方の注意点として大きく三つあります。・作文/感想文にならないようにすること週報は作成や感想文ではありません。よって、個人の意見や感想などは不要で、事実をベースに記述することが大切です。

今後のアクションは必ず記述すること

やったことだけを書いて終わってしまうと、見る側も次にどのようなアクションをとろうとしているのか読み取ることができず、必要な支援やアドバイスがしづらくなります。よって、今後の予定を明確にしておくことが大切です。

過去の週報をコピーし中身を少し変えて提出するような書き方はしないこと

週報の書き方が分かってきて、書くことがマンネリ化してくると、過去の週報をそのままコピーしてきて、内容を少し変えて提出するということを考える人も出てきます。しかし、それでは自分の成長にもつながりません。 そのような時は、今一度週報の必要性や重要性を再確認して頂く必要があると共に、自身の業務の進め方において問題、課題はなかったのか、次回はもっとこうすればいいのではないかといったことを考える意識を持って頂き、週報の作成に取り組む姿勢が大切になります。

システムエンジニアの週報例文

ここでは、システムエンジニアが記述する週報の一例をご紹介します。 ・報告期間:○年○月○日(○)~○年○月○日(○) ・報告者:○三郎 ・業務内容: ○月○日(○):○○社ショッピングサイトの開発(ユーザ認証部分)     ○月○日(○):自社新人プログラミング研修のサポート   ○社ショッピングサイトの開発(ユーザ認証部分)     ○月○日(○):○社ショッピングサイトの進捗報告会参加       自社開発Tミーティング参加               Javaアプリケーション勉強会第2回(定時外)     ○月○日(○):××社ショッピングサイトの不具合対応(パフォーマンス劣化恒久対応)     ○月○日(○):○社ショッピングサイトの開発(ユーザ認証部分)               ○社ショッピングサイトの単体テスト仕様書作成 ・今週の成果:○社ショッピングサイトのユーザー認証部分の開発が80%完了 ×社ショッピングサイトのパフォーマンス劣化恒久対応が完了 ・今週のまとめ:○○社ショッピングサイトの構築が計画通り推進中。         先月から問題となっていた××社ショッピングサイトのパフォーマンス劣化の恒久対応が完了。再来週に○○社のシステム開発における開発中間報告会が予定されているため来週資料の確認をお願いしたい。 ・来週の予定:○○社のシステム開発(継続)

週報のテンプレート

無料で提供されている週報のテンプレートをご紹介します。

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初回公開日:2017年01月27日

記載されている内容は2017年01月27日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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