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プレゼンティーズムとは?その意味や健康経営などについても紹介

更新日:2023年11月07日

言葉の意味・例文

企業の経営を見ていく時、プレゼンティーズムという言葉を耳にしたことがある人もいるのではないでしょうか。本記事ではプレゼンティーズムやアブセンティーズム、これらを評価の指標としている健康経営について紹介します。ぜひ一読してみてください。

健康経営を実践している企業

健康経営を取り組んでいる企業が社会に認知され評価されるよう、経済産業省では「健康経営オフィスレポート」を刊行し紹介しています。 以下では、このレポートの中から3つの企業を紹介するため、ぜひチェックしてみてください。

株式会社ダスキン

株式会社ダスキンでは、「ダスキン健康宣言」を行い、社員とその家族の健康維持・増進に取り組んでいます。この宣言を実現するために事業所、健康保険組合、労働組合それぞれが協働し三位一体体制で5つのテーマを策定しています。 5つのテーマとは生活習慣病の重症化予防、がん検診の受診促進、メンタルヘルスへの取り組み、健康意識の向上、そして健康白書の公表です。 具体的な取り組みとしては、コミュニケーション空間や休憩スペースになるカフェスペースの設置や、トイレタリーの充実が挙げられます。 出典・参照:社員の安全・健康維持・増進|株式会社ダスキン

株式会社パソナグループ

株式会社パソナグループでは「パソナグループ健康宣言」を実施し、企業活動に関わる全ての人々の心身ともに健康で豊かな生活を送ることを目指しています。 この宣言では「健康的に働く環境を育む」、「健康的な文化を創造する」、「健康的な食を創る」ことを3つの柱とし、社内でも下記の3つのアクションを通じて健康経営に取り組んでいます。 ・それぞれのライフスタイルに合わせた多様な生き方の創造 ・「ソーシャル・ワーク・ライフ・バランス」の実践を支援 ・夢、志、自信、誇りを持ち、働く人材を育成する

アマゾンジャパン株式会社

アマゾンジャパン株式会社では、楽しみながら働くことをモットーとしています。従業員に対して高い成果を求めるだけでなく、自分たちが楽しみながら働くことで新しい考えや行動を起こして、新しい歴史を創り続けることを奨励しています。 具体的には、オフィス内で体を動かせるようにボルダリングウォールを設置したり、物流拠点ではラジオ体操や部活動を実施したりなどです。さらに、働く人たちが適切な食行動を取れるよう、栄養バランスや化学調味料などが少ない食事を提供しています。

プレゼンティーズム・アブセンティーズムや健康経営などについて知ろう

本記事で紹介してきた「プレゼンティーズム」と「アブセンティーズム」、そして「健康経営」は、従業員の健康づくりを経営的な視点で捉えたものです。 少子高齢化が進み労働人口の減少が危惧される日本において、働く人たちの心身の豊かさや健康は重要であるといえます。こうした社会的課題の解決策の1つとして、プレゼンティーズムやアブセンティーズム、また健康経営などが注目されています。 本記事を参考に、ぜひプレゼンティーズムなどの健康経営について理解を深めてみてください。

初回公開日:2023年05月23日

記載されている内容は2023年05月23日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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