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女性が食いっぱぐれない資格24選|メリットや選ぶ際のコツを紹介

更新日:2024年08月06日

資格・検定

食いっぱぐれない資格が欲しいけど何をとればよいのかわからないと悩んでいる女性もいるでしょう。本記事では、食いっぱぐれない資格や資格を選ぶコツを紹介しています。資格を取って自立したいと思っている女性は、ぜひこの記事を読んで自分に合う資格を見つけてください。

CCNA(Cisco Certified Network Associate)認定は、ネットワークの専門家として必要な基礎知識を持つことを証明する認定試験です。ネットワークエンジニアになりたい人は持っておいて損はないでしょう。 女性がネットワークエンジニアとして働くメリットの一つとして、技術力があれば産休や育休などのブランク後も復帰しやすいということが挙げられます。しっかりとしたスキルさえつければ、しばらく現場から離れていても職場に戻りやすいでしょう。 ただし、女性がネットワークエンジニアとして働く場合、注意すべき点もあります。ネットワークはシステムの根底にあるインフラのため、ネットワークの監視などで夜勤が発生する場合もあります。 労働時間が不規則になる可能性があることは認識しておいたほうがよいでしょう。

基本情報技術者試験

「ITエンジニアの登竜門」ともいわれる試験で、ITに関わる基本的な知識と技能を身に付けていることを表す資格です。 情報セキュリティ、ネットワーク、データベースなどITに関する知識を包括的に習得できます。IT業界では、資格取得を推奨している企業も少なくありません。 女性がIT業界で働くメリットの1つは、リモートワークしやすいことです。在宅勤務ができれば、子育てにかけられる時間が増えるなど、女性の働きやすさにつながります。 出典・参照:試験区分一覧|IPA 独立行政法人 情報処理推進機構

応用情報技術者試験

ITエンジニアとしてさらにスキルアップしたい人には、応用情報技術者試験がおすすめです。エンジニアとしての技術、管理に加え経営まで、幅広い知識が身に付き、システム開発や、IT基盤構築などで高度なスキルを発揮できるでしょう。 女性がエンジニアとして働くメリットは、手に職がつけられるため転職・再就職しやすく、給料が高いことなどです。 一方で、長時間労働が強いられる場合や、常に新しいスキルの習得が求められプライベートの時間が確保しづらい場合があることなどは、デメリットと言えるでしょう。 IT企業の中には、時間外労働の削減や、ライフステージの変化にも対応しやすい環境づくりなど、女性にも働きやすい環境づくりに取り組む会社もあります。職場選びの際にはそういった企業を選ぶようにすると良いでしょう。 出典・参照:試験区分一覧|IPA 独立行政法人 情報処理推進機構

介護福祉士

介護福祉士は、身体や精神に障害によって暮らしに支障がある人を介護する専門家のことです。 高齢者や障がい者向けの施設では、管理職を配置する際に介護に関する高度な知識と技能を持っているとして、介護福祉士の有資格者が任される場合が多い傾向にあります。 資格取得によって資格手当てがつくなどの待遇改善が期待できるほか、管理職になれば役職手当をもらえるなど給与面でのメリットが見込めます。 介護職において、介護福祉士はますます重要なポジションとされる可能性が高く、女性にとっても持っていると食いっぱぐれない資格と言えるでしょう。 出典・参照: [介護福祉士国家試験]資格制度の概要|公益財団法人 社会福祉振興・試験センター

キャリアコンサルタント

キャリアコンサルタントとは、労働者の職業の選択や、キャリアプランの設計に関する相談に応じ、助言する専門家のことです。主に、企業やハローワーク、大学などの教育機関などで活躍しています。 資格取得者は40代~50代の中高年層が多く、男性より女性の方が多いと言われています。キャリアコンサルタントの主な活動の場は、企業、派遣やハローワークなどの需要調整機関、学校のキャリアセンターなどです。 企業で勤務するキャリアコンサルタントの多くは、大企業に勤めており、年収は400万以上の人が多い傾向にあります。 出産や育児などを経て、復職したり、フリーのキャリアコンサルタントとして独立したりする女性もいます。

公認会計士

公認会計士は、監査と会計の専門家です。監査を通じて、企業が作成した財務諸表の信頼性を保証する役割があります。専門知識を生かして、監査やコンサルティング、組織内会計士など幅広い分野で活躍できます。 出産や子育てなどのライフイベントを経ても、公認会計士の資格を生かして柔軟に仕事ができるため、女性が食いっぱぐれない仕事と言えるでしょう。 出典・参照: 公認会計士試験について | 日本公認会計士協会

行政書士

行政書士は、官公署に提出する書類の作成を行う専門家です。 行政書士の仕事は、暮らしに身近なところで言えば、遺言書の作成支援や、遺産相続に関わる書類の作成、土地や建物の賃貸借契約書類の作成などが挙げられるでしょう。 また、法人関連では株式会社や医療法人の設立にまつわる支援などを行います。 行政書士の仕事は多岐にわたり、暮らしやビジネスに関わりが深く常に需要があります。そのため、仕事がなくて困ることはあまりないでしょう。 しかしながら、近年のAIの発達により、行政書士の仕事をAIに取って代わられる可能性もあります。社会の変化に対応できるよう、AIにできない複雑な処理ができるようになるなどの備えが重要になるでしょう。 出典・参照: 行政書士とは? | 日本行政書士会連合会

社会保険労務士

社会保険労務士とは、労働や社会保険、年金など、企業の人材に関わる部分をサポートする専門家です。 社会保険労務士の仕事の多くは事務手続きや相談業務で、体力を要する仕事ではないことや、契約社員やパートなどの就業形態も選択しやすいことから、女性にも働きやすい仕事だと言えるでしょう。 出典・参照:社労士とは|全国社会保険労務士会連合会

保育士

保育士は、乳幼児や児童の世話と保護者へのサポートを行う仕事です。シフト勤務が多く、時短勤務もできるなど、ライフスタイルに合わせた働き方ができます。 共働き世帯が増えていることで保育所の需要は高まり続けており、特に首都圏では今後も保育士のニーズは高まると予想されていることから、食いっぱぐれない資格の一つと言えるでしょう。 出典・参照:保育士|全国社会福祉協議会

中小企業診断士

中小企業診断士は、中小企業を相手にコンサルティングを行う経営の専門家です。診断士の多くは、平日に企業内で勤務していますが、残業や休日出勤については、業界や業種によってさまざまです。 この資格を所有していれば、就職や転職でも有利に働くことが多いでしょう。特に、コンサルティング会社や税理士事務所などで、中小企業診断士の中途採用を行うケースなどもあり、即戦力として期待される資格です。

色彩検定

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初回公開日:2022年11月02日

記載されている内容は2022年11月02日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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