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「能書きを垂れる」の意味とは?使い方や例文・類語との相違点を解説

更新日:2022年11月21日

言葉の意味・例文

「能書きを垂れる」という言葉の意味や使い方を、うまく説明できる人は少ないのではないでしょうか。本記事では、「能書きを垂れる」の意味や語源、使い方や様々な表現などを紹介しています。「能書きを垂れる」をしっかりと使いこなせるようになりましょう。

人を批判する場合

まず、人を批判する場合の「能書きを垂れる」の使い方と例文を紹介します。 「能書きを垂れる」は批判的なニュアンスを含む表現ですので、人を批判する場合に使われます。 「能書きを垂れる」を使った例文は、以下の通りです。

  • 「あの主任っていつも能書きを垂れるばかりで、全然仕事しないわよね。」
  • 「本当ね。もっとしっかりと仕事してもらわなきゃ困るのよね。」

この例文では、いつも口ばかりで仕事をしない上司に対して、部下たちが批判している様子を表しています。

人を叱責する場合

次は、人を叱責する場合の「能書きを垂れる」の使い方と例文を紹介します。 「能書きを垂れる」は、主に目上の人から目下の人に向かって使われる言葉ですので、人を叱責する場合に使われます。 「能書きを垂れる」を使った例文は、以下の通りです。

  • 「パス練習なんてやってないで、みんなもっと俺みたいにシュート練習をしなくちゃだめだよ。だから県大会に出場できないんだ。」
  • 「能書きばかり垂れるのもいい加減にしなさい。そういうことはあなたがもっと練習してレギュラーになってから言いなさい。」

この例文では、口ではもっともらしいことを言っていますが、行動が伴っていない我が子の態度を見て、親が叱責する様子を表しています。

類語との違い

「能書きを垂れる」と似た言葉には、どのような言葉があるでしょうか。ここでは「能書きを垂れる」の類語を紹介します。 「能書きを垂れる」の類語には、「講釈を垂れる」や「御託を並べる」があります。どちらも「能書きを垂れる」と似た言葉ですが、意味合いが異なります。 それぞれの言葉の、「能書きを垂れる」との意味の違いについて解説します。

「講釈を垂れる」の意味・語源と違い

「能書きを垂れる」の類語に、「講釈を垂れる」という言葉があります。「講釈を垂れる」は「こうしゃくをたれる」と読みます。 中世の仏教僧が経典を解説することを、「講釈」と言いました。そのことから、「講釈」とは書物の内容や語句の意味を説明することを意味します。 教えや教訓などの「講釈」を「垂れる」わけですから、「講釈を垂れる」とは、「つまらないことを長々と上から目線で話すさま」を意味する言葉です。 「能書きを垂れる」も「講釈を垂れる」も、言葉の意味は似ています。しかし、「能書き」の語源が薬の効能書きであることに対して、「講釈」は教えや教訓が語源であることに、その違いがあります。

「御託を並べる」の意味・語源と違い

「能書きを垂れる」の類語に、「御託を並べる」という言葉があります。「御託を並べる」は「ごたくをならべる」と読みます。 「御託」とは、「御託宜(ごたくせん)」を略したもので、神様の意思を知らせるお告げのことです。 神様のお告げはありがたい言葉ですが、一方的に長々と述べられることから、「御託を並べる」とは、自分勝手な意見をもったいぶってしつこく言うことを意味します。 「能書きを垂れる」も「御託を並べる」も、言葉の意味はほとんど一緒です。 しかし、「能書き」の語源が薬の効能書きであることに対して、「御託」は神様のお告げが語源であることに、その違いがあります。

「能書き」を用いた様々な表現

「能書きを垂れる」の他に「能書き」という言葉を用いた表現には、どのようなものがあるでしょうか。ここでは「能書き」を用いた表現を紹介します。 「能書き」という言葉を用いた表現は、「能書きを垂れる」の他にもあります。 それぞれの表現の意味と、「能書きを垂れる」との違いについて解説しますので、ぜひ参考にしてください。

「能書きを述べる」「能書きを言う」

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初回公開日:2022年09月12日

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